最近、蓋つきの卵焼き器の記事が多いですが、キャンプでも蓋つきのクッカーであれば、いろいろと活用が出来そうです。
今回紹介するのは、鋳物製のスキレットです。
その前に「スキレット」って何? それは鋳物製のフライパン⇩
次に、鋳物って何?
鋳物とは・・・マンホールの蓋、エンジンブロック等々
こちらは、鋳物工場の動画。ガスのバーナーを作っています⇩
下は有名な「南部鉄器の製作工程」⇩
これが、「2WAYスキレット」です
本体と蓋の両方で調理できます。蓋にはツマミがないのでフラットです。
「アヒージョ」や「あさりバター」もありますねー。
蓋は器代わりになるようです。
《画像はAmazonより》
サイズ:幅20×奥行17.5×高さ4cm(フタを含む・ハンドル含まず)、本体底面約14×深さ3cm
素材・材質:本体・フタ=鋳鉄 ハンドル=フェノール樹脂・ステンレス鋼
生産国:中国
セット内容・付属品:本体+フタ+ハンドル+レシピブック
容量:本体=500ml フタ=300ml
注意事項:要シーズニング
レビューより
コレ鉄製のスキレットですよ?
もう一つ買おうかなと思って覗いたらあまりにも頭がおか…鋳物がどういうものかわかってないレビューが一番上だったので
そもそも黒い色は酸化被膜です、塗料じゃありません(笑)
そしてシーズニングは使う前に必ず行うものですし、使用前後にも油を塗るお手入れが必要です
何も塗ってない鉄に蒸気(水滴)を付けたまま放置とか錆びて当たり前です
というか蓋が錆びた時点で塗料じゃないってわからなかったんですかね?
極め付けに金だわしゴシゴシ…まぁシーズニングしてないんで関係ないでしょうけどそれで文句言うのはお門違いというか、「車を金だわしで磨いたら塗装が剥げた!不良品だ!」って言ってるようなもんですね
自分が知識を持っていなく適切な使用法が出来ていないだけなのに、しっかりと利用している人を信者呼ばわりとか…クレーマーって怖いですねぇ
250人のお客様がこれが役に立ったと考えています
最近の若い方は工業製品について詳しくない方が多い?
学校では、鋳物のことを詳しくは教えてくれないのでしょうか?
自分は高校時代に川口にある鋳物工場の見学に行きましたが、こういう工業製品が我々の生活を支えているんですね。
蓋があるから調理幅が広がる
焼き肉用などの鉄板に蓋がついていれば、蓋つき卵焼き器と同じように、いろいろな蒸し料理にも使えますが、鉄板に蓋がついているものはありません。
蓋がついているモノいえば、
コールマン クラシックアイアンスキレット 10インチ
《Amazon》
上のようなスキレットかダッジオーブンなら蓋つきのモノもあります。
鉄板ときたら、焼肉しか思い浮かばないのでは、蓋がなくてもいいという思考になっても仕方ありません。
でも、蓋をして作る料理はたくさんあるので、蓋があった方が便利に違いありません。そもそも蓋がないと話になりません。
それにしても、上の二つの蓋が大きくごついですね。
2WAY蓋付きスキレット は、蓋も平らでスリムだし取っ手も外せるので、とてもコンパクトです。
ただ、取っ手が長くて、本体内に収納出来ないというレビューがありました。
元々、収納を前提には考えてはいないのかと思われますが、家庭で使うならともかく、キャンプで使うには取っ手を短くして収納できる方が便利です。
ある方は、取っ手を切断した画像を載せていました。
これぞ、自分が使いやすいように手を加える「カスタマイズそのもの」です。
話を元に戻して・・・
鋳物製のフライパン。フライパンとは取っ手のついた、「炒めに特化した道具」です。
取っ手がなければ、普通の鉄製の「鍋」
ダッジオーブンも同じです。
我が家の鋳物製の鍋、ダッジオーブンは、蓋つきの
ロッジ「サービングポット」(内径 / 20cm 重量 / 3.4kg 深さ / 7cm)
《Amazon》
深いので汁物にはぴったりです。これで、キムチ鍋やアヒージョを作っています。
でも、このサービングポットをキャンプに持って行こうとは思いません(笑)
ということで、蓋があるなしで、作れる料理の種類も増えるので、蓋つきの調理器具がお勧めです。
ただし、この2WAY蓋付きスキレット。蓋もしっかりした鋳物なので「重い」です。
こんなに重いものを持ってまでキャンプに行くか、どうしても、その料理を作りたいか・・・という問題でしょう。
フライパンの取っ手が取り外せるのは便利だが・・・
この2WAY蓋付きスキレットのウリは、なんといっても取っ手が取り外せること。
取っ手が別という製品で有名なのは、ティファール。キャンプ用では、
trangia(トランギア) ストームクッカー等
《Amazon》
取っ手がフライパンや鍋から飛び出していると、持ち運びや収納に不便です。
ティファールのように鍋のまま食卓に置くなら、取っ手のない方がすっきりしていていいですよね。
でも、通常、家庭や厨房で使っているフライパンは取っ手付きばかり。
それは、フライパンを左右に揺すったり、出来たものを別の容器に移し替えたりするには取っ手がある方が早いし便利だし、さらに安全だからです。
熱源から移動させるくらいなら、外せる取っ手で十分ですが、フライパンを熱源の上で揺らしたりあおったりするには、がっちりした取っ手でないと困ります。
2WAY蓋付きスキレットは、どんな使い方をするかによって評価が分かれそうです。
追記 : 2022.11.04
やっぱり蓋ですね。
ようやく、蓋の有難さが浸透してきたということでしょうか?
蓋があれば簡単に蒸し料理が作れます。
これが、その蓋。
《同記事より引用》
残念なのは、あまりにも小さすぎて、作れる料理が限定されること。
そして、意外と高さもあり、さらにツマミが飛び出しているので収納にはコツが必要です。さらに、メッキされた鉄製なので錆びることでしょうか。
製造元:エコー商事
材質:鉄(スズメッキ)
サイズ:縦7.3cm × 横10.7cm × 高さ5cm
重量:36.5g