前回、「静岡風おでん」について書きました。
先日、母が郵便局に行ったついでに大根やらこんにゃく、厚揚げなどを買って帰って来ました。
「おでんが食べたい」と材料を買ってきたのです。
もちろん、母自身が作る気は全くありません。妻に作ってもらうことが前提。
*おでんの一人分パックでいいのに・・・
「おでん」と聞いて思い出したことがあります。
それは、去年の12月。
同じように郵便局の帰りに、「おでん」のパックを買ってきたことがありました。
この時は、一人分じゃ悪いと思って・・・と、4パックも買ってきたのです。
さらに、「おでん」に入れるために、厚揚げも買ってきました。
この「おでん」のパック、きっと好みが合わなかったのでしょうね。
だから、出汁からきちんと作るおでんが食べたいと・・?
我が家のおでん (前回載せました)
おでんの具は家庭で様々ですが、一般的には・・・
大根・こんにゃく・ゆで卵・はんぺん・じゃがいも・にんじん・牛すじ・手羽肉・つみれ・ちくわぶ・がんもどき・さつま揚げ・ごぼう巻き・シュウマイ・餅の入った巾着・銀杏・・など。以前、住んでいた田無市にはおでんの具専門店があり、いろいろな具材が買えたのですが・・・・
我が家のおでんは、ジャガイモが溶けかかった白濁した美味しいスープが自慢?
牛すじに、がんもどきなどの練り物。ちくわぶは定番。調理には手間と時間がかかるので、滅多に作らないので、最近食べていません。
妻が作ったものが一番美味しいので、市販の透き通ったスープのおでんは、あまり口にしません。
★長瀞で息子とキャンプをしていた時、後からやって来た妻がおでんを持ってきてくれました。
わざわざ遠くから電車に揺られながら持ってきたんですね。温め直した熱々のおでんが美味しかったです。
今じゃ、考えられません。
その日の夕食の準備
「今晩、何にしようかねー」と悩む妻。
「おでんじゃなかったの?」と聞くと、
「おでんは面倒くさいんだよ。大根を切って、米のとぎ汁で炊いて・・・練り物入れないと味が美味しくないし・・・」と妻。
なるほど、大根を手間ひまかけて煮ても、こんにゃくと厚揚げだけじゃ、美味しいスープにならないわけ。
練り物など、おでんの具から味が染み出て、絶妙な美味しいスープに生まれ変わるわけだー。
さらに、これにジャガイモなどを足したら・・・・・・、限りなく手間がかかる料理です。
おいそれと、おでんを作るわけにはいかなかったんですね。
そんな手間がかかるとは知らない母は、気軽に「作って!」と妻に頼んだのでした。
《続く⇓》