我が家のコイズミ製のシーリングファンです。
前回は羽の清掃を行いました。
今回はリモコンの修理です。
何度も落としたりしているので、下の方にひび割れがあります。
リモコン本体は、御覧のようにテープで固定していた跡が汚く残っています。
リモコンの型番は、「49KE0106 (KRU-MRH-8F)」。
ネットで探すと¥3,000 台だったので、さっそく注文しました。
新しいリモコンが手に入るので、壊れてもいいつもりでバラします。
以前はDAIKOのリモコンを分解しましたが、同じ要領でやってみることにしました。
このリモコンはネジ止めされていないようだったので、最初は爪で隙間を広げ、少し広がったので、マイナスドライバを挿し込んで開きました。
*本当はもっと柔らかいギターの「ピック」のようにものがいいかもしれません。
簡単に分解することが出来ました。
スイッチのボタン辺りにも汚れがついています。
この汚れやガムテープのベタベタは、アルコールで拭いて奇麗にしました。
注意 : ティッシュペーパーだと、ポロポロになってしまうので、キッチンペーパーがお勧め。
キッチンペーパーにアルコールを浸み込ませて、汚れなどを拭き取ります。
*使い捨ての薄いビニール手袋を使うといいです。
ゴム製のボタンは、こんな風に曲げると溝の清掃がしやすいです。
奇麗になったところで、いつものボンド「ウルトラ多用途 SU」を塗り、輪ゴムで固定しました。
基盤の清掃もしました。特に目立った汚れはありませんでした。
あとは、ボンドが乾くのを待って組み立てです。
ところが・・・・
この接着剤、接着面がゴムのように柔らかい特性なのを忘れていました。
電池を入れたとたんに内蔵されているバネの影響でひびが入ってしまいました。
そこで、プラを溶かして接着という荒業を試してみました。
半田ごてについていたはんだが生々しいです(笑)
ダメでした。
バネの力が強いんですね。もっと強力な接着剤を使う必要があります。
気を取り直して、ケースを組み立てました。
ところが、ケースが浮いてしまいます。カチッとはまらないのです。
原因1・・この白いパーツの向きが逆でした。(人災)
原因2・・・手前が元々のほぞ穴。向こう側は破損してしまっています。(人災)
これですね。どうやら、分解する時に、ここの小さなプラを割ってしまったようです。
ガンガンとこじ開けたわけではないのに・・・
仕方ないので、こんな感じでガムテープで固定しておきました。
見栄え悪ーい。
でも、わざわざ接着剤を買ったら高くつくし、プラかどうかも分からないのでは困ります。
また、ほぞ穴を再生できたとしても、自宅で使う限りは、これで良しとしましょうか。
リモコン自体は使えますからね。
新品が届きました。
さすがにガムテープでは見栄えが悪いので、梱包用の透明テープに変えてみました。
でも、この透明テープ、すぐに色々なところにつきまくるので扱いが面倒です。三回貼り直しました。
こういう電化製品は、本体よりもリモコンの痛みが激しいです。
前回は接点不良、今回はプラスチックの割れでしたが、リモコンを分解さえ出来れば、何とか修理は可能です。
でも、今回のように失敗もつきものなので、分解する時は慎重に!