rmenx’s blog

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ナガミヒナゲシ

農家の悩みの種の外来種ナガミヒナゲシ 

繁殖力強く作物に影響も
5/16(日) 7:08配信 両丹日日新聞 

 この季節、畑や路肩などにたくさん咲く鮮やかなオレンジ色の花がある。「ナガミヒナゲシ」と呼ばれる外来種で、繁殖力が強く、他の植物や作物が育ちにくくなる。京都府福知山市内のある農家は「畑の周囲にたくさんあり、農作物に影響がないか心配。見つけると抜くようにしていますが、次々と生えてくる」と頭を悩ませている。

 ナガミヒナゲシは地中海原産のケシ科の1年草で、4月から6月にかけて咲き、一つの果実に1600粒程度の種子が入っている。ケシ科だが、アヘンの成分はないというが、他の植物の育成を妨げる成分を含んだ物質を根から出すため、生態系に影響を及ぼすことが危惧されている。

《同記事より》

何年前からでしょう、近所にもたくさん見られるようになりました。

見た目は可愛い花なのですが、これが今勢力を伸ばし、遊歩道などあちこちに進出しています。  散歩道に咲くナガミヒナゲシ

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種を見たことがありますが、物凄い量入っています。1600粒ですかー。

それが一斉にばらまかれ、爆発的に広がっています。

 

シロバナ ナガミヒナゲシ

散歩道の空き地にもたくさん生えていましたが、それは白い花でした。

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いつもはオレンジの花だらけになる場所です。白花なんて、あったっけ?

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数日後に見てみると、花びらは落ちて、全て枯れていました。

きっと、土地の所有者が除草剤を撒いたのでしょう。

あるネットの記事で、除草剤による白化現象について知りました。

HAYASHI-NO-KOの記事⇩

*ただし、種は出来ているようなので、除草剤の効果はないかもしれません。

後日、種を植えて発芽するかどうか確かめてみるつもりです。

 

その記事に登場したアレロパシー活性」

調べてみました⇩

アレロパシーとは、植物が放出する化学物質が、ほかの植物や虫に対して殺菌や成長・発芽の抑制、忌避作用などにより阻害的に作用したり、生長の促進など共栄的に作用したりするなど、よくも悪くも何らかの作用をもたらすことをいいます。 このようなほかへの影響力を「アレロパシー活性」といい、植物によって影響力には違いがあります。

上の両丹日日新聞の記事には、この「アレロパシー」という言葉は使われてはいませんが、他の植物に対して、発芽などの抑制するということなので、このことを指しているのでしょう。 

アレロパシーを有する植物の例として、Wikipedia でも列記されています。

 

繁殖力が半端ないので、遊歩道も生え始めました。

そのうち、雑木林まで入り込んだら、雑木林がナガミヒナゲシだらけになってしまいます。早めに見つけて駆除しないと大変なことになりますよ。

でも、みなさん、そんなこと知らないだろうなー。

 

実は、お隣の庭にも咲いています。奇麗な花だからと抜かずにいたのでしょうね。それが近所に広がったら・・・・

我が家の庭にも蕾のあるナガミヒナゲシを見つけたので、すぐさま抜いてしまいました。

奇麗だから、抜くのは可哀そうだから・・と見過ごすと、後で手がつけられない状態になってしまいます。