生息域外房に拡大か 土壌への影響懸念
8/23(日) 10:43配信 千葉日報オンライン
南西諸島などに生息する甲虫「リュウキュウツヤハナムグリ」が千葉県東金市内で見つかっていたことが分かった。東京湾側では確認されていたが、外房まで分布を広げた可能性が出てきた。農作物などに直接的な害はないが、大量発生しやすく、ふんが硬く分解しにくいことから土壌への影響が懸念される。船で運ばれた可能性があり、専門家は「船上の検疫体制を早急に整えるべき」と訴えている。
リュウキュウツヤハナムグリは九州南端部などにも生息する体長18・7~30・5ミリの固有種で樹液や花の蜜などに集まる。模様や色が島ごとに異なり、代表的な六つの亜種がある。
今回見つかったのは明るい緑と暗い赤の光沢が美しい「奄美亜種」の雌。2日朝、同市田間で焼酎瓶などが入ったごみ袋にしがみついていた。・・・・
オークションで普通に売られているのですから、広がるのは当たり前でしょう。
こういう昆虫などの販売は禁止されていないんですね。
それにしても、金儲けのために生態系を崩してしまうのはいけません。
関係省庁は何をしているのでしょうか?
外来昆虫の侵入を防ぐには、販売禁止や移動禁止などの措置をとらないと無理でしょう。
しかも、一度、その地域に広がってしまったら、たいへん。
回収不可能だし、その地域にもともといた生き物に影響を与える恐れがあります。