前回は「(水)蒸気炊飯」について書きました。
炊飯と言えば、毎日お世話になっている炊飯器。
この場合はどうでしょう。
一般家庭の炊飯器に応用できる?
それほど優秀な「蒸気炊飯」なら、一般家庭の炊飯器に応用しても良さそうな・・・
検索すると、ありました。
「バルミューダの炊飯器」
内釜、外釜の二重構造。
外釜に入れた水を沸騰させて、その水蒸気で内釜の米を炊くしくみです。
普通の炊飯器と違って、このバルミューダの炊飯器では釜が宙に浮いています。
まさに、水蒸気炊飯です。
同じように蒸気炊飯できる、安価な「COMFEE'弁当箱炊飯器」という製品もあります。
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炊飯と同時に、おかず作りも出来てしまうという優れモノ(耐久性は未確認)
ただ、なぜ、流行しないのか?
それは、保温が出来ないからです。
炊飯器には保温機能がついていて、ある程度の時間までは美味しく食べられます。
でも、蒸気炊飯の場合は、下の釜に水が残ったまま。
そのままの状態で保温を続けたら、どうなるか?
誰でも分かります。
毎回、食べ切ってしまうか、他の容器に移すならともかく、蒸気炊飯の場合は、外釜に残った水を捨てないといけません。
また、使うたびに内釜だけではなく、外釜も洗う必要があります。
構造も複雑になるのでメンテナンスをしっかりとしないと故障などの原因になってしまいます。
これは面倒くさい。
前回の飯盒にしてもアルミクッカーにしても、水は残っているので、これも処理しないといけません。
と考えると、普通に炊いた方が手間がかからずに簡単に米を炊けるのではないでしょうか?
SOTO レギュレーターストーブ トライトレイル ST-350
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キャンプ道具もますます高性能になってきています。
ST-310の後継機種です。
五徳が三点式なので、重たいものを乗せると心配ですが、軽量化を施した筐体は軽くて丈夫です。
点火スイッチも使いやすくなっています。
CB缶を使えるようにしているところは、コンビニで簡単に手に入れられることを考えているからでしょう。
足もチタン製だとか。
OD缶を使うバーナーに比べれば、大きく重たいですが、気軽に使えそうな製品です。