まずは本。
ここ最近、近くに本屋がなくなってしまったのと、買ってもいつかは資源ごみになるのが目に見えているので買ってはいません。
活字離れしたのもあるかもしれませんね。
文字を追い、時間をかけて読書する気力がなくなってしまったのも原因の一つかもしれません。
服や靴なども少なくなってきました。
とにかく、お金をかけて何かをする、買うなどの行為が減ったように感じます。旅行も減りましたね。
キャンプ道具にしても・・・・
最近買ったものといえば、
Mogoti st310 レギュレーターストーブ専用火力調節ノブ ST-310専用つまみ だけ。
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しかも、¥1,000以下と安い製品。
キャンプを始めたウン十年前は、まさに「貧乏キャンプ、格安キャンプ」でした。
テントは¥10,000以下、バーナー (ガソリン) はそれなりのモノを買いましたが、鍋、食器、タープ等々、ホームセンターで売っているようなモノばかり (失礼)でした。
今流行りの有名ブランドではなく、「一体、これはどこの製品?」というモノばかりでしたが、それなりに使えるので満足していました。
鍋、食器は、わざわざ買わなくても普段自分家で使っているモノで十分ですからね。
家庭で使う両手鍋を持って行ったこともあります。
一番の思い出は、妻が電車を乗り継いで、わざわざ「長瀞」のキャンプ場まで来てくれたこと。その時、寸胴鍋に入れた「おでん」を持ってきてくれたんです。所帯じみて、今なら笑い話です。
まさに「貧乏キャンプ」そのものです。
下はファミキャンをやっていた頃に購入した食器セット(4人分)。メーカー不明。
こういう食器のセットって便利で、しかもほとんど使っていないので新品同様。
確かホームセンターで購入したものですが、最近では息子が4人でキャンプするというので貸したぐらいで、ほとんど使っていません。
似たような製品では・・・
North Eagle(ノースイーグル) 食器セット レジャーセット4人用
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いかにも、ファミキャンって感じの食器セット。
フォークがチャチなので壊れそうですが、食器自体はとても便利です。
こだわりがない貧乏キャンパーにはうってつけです。(レビューもけっこうあります)
食器は金属製の方がキャンプらしいという方は金属製を選ぶといいですが、ステンレスは重いし、下のようなアルミ製にしても、四人分では倍近く費用がかかってしまいます。 格安にはなりません。
EPI(イーピーアイ) アルミ6点食器セット
こんなにいらないという方は三点セット。
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自分的には、このデザインが好みです。
日本製 アルミ キャンプ5点セット
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一通り道具が揃えばキャンプは出来る
我が家は高級ではないですが、一応、キャンプに必要な道具は揃っているので新しく何かを買い求めるということが少なくなりました。
そんなにいくつも同じような道具を持っていても仕方ないし、キャンプに行って見せびらかす (何のためのキャンプだい?) ならともかく、いずれは終活の時に (おいおい、もう、そんなことを考えるか?) 家族に処分されてしまうのですから(笑)
沼にはまると、貧乏キャンプなんて言ってられない
でも、やっぱり、誰しもが通る「沼」にはまってしまうと大変。
中には、テントを所有しているのに、新しいテントを次々と買い (我が家も一番古い家型テントの他、計6つあります。結局使いませんけど)、或いは新製品の道具も買い漁る。
こうなってくると、もう貧乏キャンプではなくなってしまいます。
*というか、道具を買ってばかりいるので、逆に貧乏になってしまうのかもしれません。
色々なブログを見るにつけ、新しい製品の紹介記事が多いです。
もしかして、キャンプって、お金持ちの道楽になってしまっているのかもしれません。
ただただ羨ましいなぁーと思うばかりです。
また、「貧乏キャンプ」と謳っていても、結構、値の張る製品をたくさん揃えていたりで、決して貧乏な方には真似できないなぁーという記事もありました。
どこが、「貧乏キャンプ?」 と不思議に思いましたが、「貧乏キャンプ」という言葉だけが独り歩きしているようです。
なぜなら、貧乏って、暇なしでしょう?
貧乏暇なし
【読み】 びんぼうひまなし
【意味】 貧乏暇なしとは、貧乏をしていると生活に追われて朝から晩まで働かなければならず、ほかのことをする余裕がないということ。《故事ことわざ辞典より引用》
旅行もそうですが、いくらお金があっても暇がないとキャンプって出来ないんですよね。
ましてや、お金がなければ、それもかないません。
キャンプって、道具の他に、キャンプ場の料金、交通費、ガソリン代、食料代・・と、けっこうお金がかかります。
高速道路で遠くのキャンプ場まで行くのならなおさらです。
だから、キャンプに行けるってことは貧乏なんかでは決してありません。
最近のキャンプブームでキャンプ場は人だかりだろうし、マナーを守らないキャンパーもいるらしい。盗難も?
わざわざ、そんな覚悟で出かけるのもなぁー。
もう、自分の中ではキャンプブームは終わった?のかもしれません。
昔、友人 (バンド仲間) と吉祥寺で飲んでいて、「千葉のキャンプ場に行こうか?」と急遽決まり、夜中に出発。
千葉県の内房の海岸沿いの道 (これしかなかった)を、夜中走り続けて、朝方に千葉の根本キャンプ場に到着。そしてキャンプを楽しんだ経験が忘れられません。
(最近、行っていませんが、ずいぶんと変わったでしょうね。砂地なので、下手するとスタックしてしまい大変なことに。)
その時は見すぼらしいテント一つ。キャンプ道具なんて持っていなかったし、食事は外食前提。
マイカー (通勤用) を除けば、これぞ貧乏キャンプでした。
遠い思い出です。