ペトロマックスHL1ランタンの電球仕様・・・2016年05月20日
この頃は¥3,000 でした。
それを改造するために、5つ (電球仕様、ウォーマーランタン) も買い込んで(時期は異なります)いました。今なら「転売ヤ―」になれそうです(笑)
電球仕様にした理由
部屋の中でもランタンの灯りを楽しみたいと、灯油ランタンとしてオイルを燃やしていましたが、直火なので、その場を離れるのは怖いです。
LED電球のランタンも多数市販されていますが (キャンプではジェントス使っています)、LEDは明るすぎるし、あの白っぽい色はムードないですね。
そこで目をつけたのが電球仕様です。電球のオレンジ色の暖かい色は癒されます。
それが、当時流行りだったペトロマックスだったら素敵でしょう。
電球仕様のランタンは、ランタン屋さんや銀の船さんから出ていますが、加工してある分、お値段は少し高め。
改造するための部品
電球仕様に改造するにあたって、ランタン本体の他に電球ソケット(E12口金)・コード・中間スイッチがセットになったものを用意。これには5W電球もついていました。ホームセンターに売っています。
ソケットにはE12型、E17型、さらに大型のものもあるようですが、今回はE12型を選択しました。
①ランタンの仕組みは単純です。まずは、バーナーを分解します。
火力調整用のツマミを上にグイっと持ち上げたらあっさりと外れました。
その後、中央にあった部品を取ってしまいます。
こんな感じに分解できました。
左側の部品に電球のソケットを差し込みます。右側のつまみのついている部品は加工して使います。
ソケットを下から嵌め込んでみます。四角い部分があるので、これ以上、上には上がりません。
風防をカットするための準備。
丸い印をつけた部分の下から。上の画像のソケットが飛び出します。
面倒なのはここ。グラインダーを使って粗削り。
その後に、ヤスリで平らしました。
左右の高さが合わないと見た目が悪いので、特にここの部分は慎重に削ります。
ツマミがついているカバーを被せるために、余分な部分を削りました。
バーナー部分のパーツをカバーとして使いたいので、取り付けた時に干渉する部分を削ってしまいます。
右のツマミのついたカバーにする部品は、バーナー本体にカチッとはまるので、ハンダ付けなどは必要ありません。
このカバーを被せたいためにソケットの角をわざわざ削っています。
タンク内に入る、この出っ張った部分をカットします。
カットしました。やすり掛けをします。
そしてハンダ付けをします。
かなり隙間ができましたが、ハンダを流し込んで隙間をなくしました。この後、さらにヤスリで仕上げました。 これでかなり低くなりました。
配線とスイッチ部分の絶縁パーツ。
E12口金のソケットはネジ式ではないので、ハンダでしっかりとコードをつけました。
手元にあった「清涼菓子」のケースの一部を平行四辺形に切ってソケットに被せました。ホットボンドで固定しています。
材料は、下に写っているMINTI・のケースです。
そしてソケットをホットボンドで固定します。
右下はツマミのついたカバー部分。これで蓋をします。
★電線を通すために穴を開けて、ゴムブッシュを取り付けています。
こんな風にバーナー本体に取り付けることが出来ました。
ソケットの角を削ったのは、このツマミのついた銀色のカバーを取り付けるためです。
ソケットを低くできなかった理由がここにあります。カバーがあって、これ以上下げられないんですね。このカバーを被せなければ、さらに低くできます。
仮止め。バーナー部分が電球仕様に変更されました。
かなりソケットが飛び出して見えますが、ランタンにセットすると下の画像ように目立たなくなります。
風防とソケットの位置。
完成です。
今回はE12口金、珍しい5Wのミニシャンデリア電球仕様です。
元々、ペトロマックスHL1は明るくないのでちょうどいい明るさです。
左が完成品。バーナー部分を交換すれば、灯油ランタンとして使えるようにしてあります。
右はその派生型のウォーマーランタン。マグカップを切断して、4つの細い穴を開けて固定したもの。
割れないようにメッシュに交換したもの。右はデイツ50のクリヤータイプ。
こんなランタンばかり何個も製作していました。
ちょうど、「ランタン沼」にどっぷりと浸かっていた時期の事です。
でも、残念ながら全て売ってしまったので、手元には一つもありません( ;∀;)
ちなみに、上の写真のように、ペトロマックスHL1 はデイツ50 と同じものです。
そのデイツ50には真鍮仕様があったり、塗装バージョン、メッキバージョン・・などいろいろありましたね。
ただ、可愛いランタンですが、とにかく暗い。それが唯一の欠点でした。
しかも、今は高くて手に入れるのが大変です。
実用的なのは、フュアハンドですね。あれがいい。
「やっぱりねー」「今さら?」という記事⇩
なぜキャンプ場で「車中泊禁止」が増えてる? 客同士のトラブルに発展も! 問題は利用マナーが原因か
6/13(月) 9:10配信 くるまのニュース
マナーの問題もありますが、原因はドアを閉める時の、「あの音」です。
少しの音でも響き渡る、静かな夜のキャンプ場では、遠くの話し声が手に取るように聞こえてきます。そして、何よりも「バタン!、バタン!」とドアの開閉が迷惑なんですね。
車中泊でなくても、夜のオートキャンプ場では、
・ドアの開閉は静かに! 出来れば開閉しない!
・ライトをつけながらの作業は厳禁
って、暗黙の常識だったんじゃなかったっけ?
でも、今は自分さえ良けりゃ、が多くなったからでしょう?
「キャンプで車中泊!」っていいところだけ紹介する記事もあるし、・・・