rmenx’s blog

自然が大好きで、生き物に関連する記事も載せています。製品レビューについては、ただ製品の画像や仕様などを載せるだけではなく、実際に使ってみたり、自分なりに詳しく調べてから載せるよう心がけています。また、過去記事に追加・変更もしています。こちらも御覧になってください★間違いなどありましたら、知らせていただけるとありがたいです★ アソシエイト・プログラムへ参加 ※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

Soomloomチタン7点クッカーセット② お披露目&チェック!

Vine先取りプログラムメンバー」によるカスタマーレビューが多いです。日付を見ると、ここ数日の間にレビューされたモノばかり。

使い勝手が悪いというレビューもありましたが、チタンの性質 (熱伝導の悪さ) に関する事を除けば、概ね高評価です。(今のところ) 

もともと販売数がSOTOなどと違って少ないし、手にしたばかりの感想も多い。

実際に自分の手元にある本品とレビューとを比べて・・・本当にレビューしたのかな?と思われるコメントもいくつか。「〇〇そう」「〇〇かも」と想像だけのレビューではね。購入希望の方が判断しにくいです。 

 

そんなことよりも、サイズ感は・・・

携帯しやすいようにと考えられたコンパクトな設計。スノピのパーソナルクッカーとほぼ同じ大きさ。

鍋の直径を14㎝、鍋の高さを7㎝にして1000mlを確保したと思われます。

鍋が深いというレビューがありますが、説明にも「浅形ナベ」とあるほど。これよりも浅いとフライパンになってしまいます。山フライパンの深型の高さが6㎝。スノピのパーソナルクッカーセットも7㎝前後、ベルモントの小さいクッカーで55~64mm(EPIも55~60mm)ですから、そんなに深くはありません。一般的です。

大きな鍋が必要な方は、こんなに小さなクッカーは購入しないでしょうし。

 

もちろん袋麺も余裕で入りますよ。(四角麺は斜め入れ) 

マグカップは容量が600ml (φ95mmx88mm)と多いです。スノピシングルマグ(600ml φ96×103mm)

コーヒーを飲むなら、スノピの300mlくらいのサイズの方が使いやすいでしょうが、なんといっても蓋付きですからね、重宝します。

もっと小さいマグがいいのなら、この中に入るサイズ(径9㎝?x高さ8㎝?)を用意すればいいでしょうか?

EPIチタンマグ(86mmφ)やスノピのチタンマグ(200ml,300ml)が入ります。

よく一緒に購入されている商品に「スノーピーク(snow peak) チタンシングルマグ300ml」があるのも頷けます。

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Amazon

要するに、チタンクッカーのセットにマグカップまで付けてしまったセットです。 

と書いてきましたが、いよいよレビュー開始です。

 

スノピのパーソナルクッカー№3と比べてみます。スノピよりも箱は少し大きいです。

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スノピ№3は今は廃盤ですが、中古でも2~3万円ですって! 我が家は中鍋を一度使ったキリ。

ステンレスなので重いし、普通の鍋、フライパンがあれば十分。f:id:rmenx13:20200723134739j:plain

開封 収納袋に入っていました。f:id:rmenx13:20200723134759j:plain

ビニール袋に一つずつ丁寧に梱包されています。f:id:rmenx13:20200723134822j:plain

「?」 汚れ?  でも、洗ったら簡単にとれました。f:id:rmenx13:20200723163316j:plain

カシャカシャ音

こんな感じに重ねて収納。それぞれのクッカーの間に隙間があるので、このままだとカシャカシャとうるさいです。弁当箱に換算すると、容量540mlの保温バッグにぴったり入るくらいですから、普通のサイズでしょうか? 女性用なら500~600mlとか。f:id:rmenx13:20200723134902j:plain

重さは約485g 「重い」というレビューもありますが・・・

スノピのチタンクッカーが330gですから、少し重いです。でも、鍋だけだと330gほどなので全く同じ。マグとカトラリーがついているので重くなっています。スノピはマグなしだから・・・マグの重量を考えていないコメントでしょうか?

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クッカーの表面は、サンドブラスト処理がされているので、ざらざらです。

レビューには「ただ到着時点で内側に塗装の剥がれが多く傷も目立つ・シャンパンゴールドのような塗装がしてあるもののすぐ剥がれ落ちそう・・・」とあったので、調べてみました。汚れはあったものの、傷はありません。一安心。

また、塗装がしてあるというのですが、どう見ても塗装には見えません。塗装ですか、これ? どう見ても無垢のチタンにしか見えません。

まさか、キャプテンスタッグのように表面がシリコン樹脂塗装(耐熱塗装) されているわけでもないし。

この製品の説明には、純チタン製・サンドブラスト処理としか載っていません。

その影響でチタンの擦れあう音が発生。(レビューにある、「金属同士の摩擦音がもーーーーダメ」というのは、この事でしょうか?

この金属音が苦手な方は、傷防止もかねて、面倒でもビニール袋に包むことをお勧めします。

これだけクッカー間に隙間が空いています⇓ これではカシャカシャと音を立てるでしょう。f:id:rmenx13:20200723142032j:plain

クッカーの縁は全て綺麗にカール加工?されているので、バリはありません。

あるとすれば取っ手を取り付けている板状の部品ですが、バリなど全くないですね。

カール加工⇓

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《参照:日東金属 https://www.nitto-kinzoku.jp/archives/glossary/halfcurl/


クッカーの蓋はきっちり被せられます。ただ、蓋は5mmほどしか被さっていないので、外れやすいです。蓋を被せた時に左右に少し動きますが、許せる範囲内でしょう。マグカップの蓋も同様です。 取っ手もしっかりクロスできるし、カチャカチャするほど緩くはありません。

蓋の容量は、蓋に500ml、300mlと直接印刷されています。f:id:rmenx13:20200723134932j:plain 

容量

このクッカーの容量は、いずれも満水時の容量です。大鍋・小鍋には目盛りがついています。厳密には計っていませんが、目盛りはだいたい合っています。f:id:rmenx13:20200723144009j:plain

大鍋に500mlの水を入れると、この位置まで来ます。f:id:rmenx13:20200723163027j:plain
こちらはマグカップ。満水で600mlです。f:id:rmenx13:20200723162024j:plain

 

その他 溶接個所の様子。

⇓上の大きい蓋の取っ手だけ、少し下がっていて上下に少し動きます。ここだけ緩いです。取っ手をとめている、板状の部品に尖っていないバリがあったのでしょうか? 奇麗に仕上げられていますよ。

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これはスポーク(先割れスプーン)とナイフ。思ったよりもガッチリと固定できます。

「ナイフよりフォークがいい」というレビューもありますが、スポーク(先割れスプーン)にフォーク?がついているから、ナイフなんですね。

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総合的にみて、しっかりと作られている製品です。チタン製なので値段が高いのは仕方ありませんが、これだけ揃っているので良しとしましょう。重いのはマグカップが付属しているからです。

ただチタン製クッカーは万能ではありません。

紹介画像では、炒め物の写真がありますが、本当に炒めたのでしょうか?

 

チタンはお湯を沸かすのは全く問題はありませんが、炊飯や炒め物 (目玉焼き) などには全く適さないので、ただ、「チタン製は軽い」というだけで選ぶのは考えものです。しっかりと下調べしてから購入しましょう。

チタンの熱伝導率が悪く焦げ付きやすい (すぐに焦げ付く) という性質を知らないで、テフロンなどと同様に扱って、焦げ付くと苦情を言うのはどうなのでしょう・・・

つまり、購入し使ってみて、「焦げ付く、焦げ付く」と騒いでも、後の祭りなんです。

なんでも下調べが大事です。

チタンは「軽い」というのがウリですから、それ以上は期待しない方がいいかもしれません。

似たようなチタンクッカー

スノーピーク チタントレック900の収納サイズが  φ130×140mm

スノーピーク チタン パーソナルクッカーセットの収納サイズが φ155×100mm L(1000ml)とS(780ml)

Soomloomチタン7点クッカーセットの収納サイズが φ110x140mm L(1000ml)とS(500ml)

他にも、ベルモント(Belmont) BM-037 チタンクッカー4点セットM L(1100ml)とS(780ml)というのもあります。