キャンプを始めた頃に買ったエバーニューだったかのクッカーセット。初心者って、セット物が便利なんですよね。今もAmazonにはクッカーセットという製品が何種類も出品されています。
大小の鍋と蓋、それにヤカンがついたセットでした。でも、ステンレスが薄かったため、火にかけたらクッカーの底がぺコンペコンに歪んでしまいました。付属のヤカンは液だれし、うまく注げなかったし・・・
でも、ステンレスの美しさに惹かれ、その後もいくつかステンレスの製品を買い揃えました。
キャンプに何度もいくうちに、だんだんと道具も変化し、最近ではステンレスは重いという印象が拭えず、アルミかチタンに移行しつつあります。
下のスノピのパーソナルクッカー№3は、まだ自分の中でステンレス神話に酔っていた頃に購入したものです。
同じようにキャプテンスタッグのラーメンクッカーも。
今は完全にお蔵入りしていますけどね。
スノーピーク パーソナルクッカーNo3 CS-073
サイズ:
137ビリーポット/Φ137×75mm
150プレート/Φ150×18mm150
フライパン/Φ150×32mm132
プレート/Φ132×18mm122
ビリーポット/Φ122×70mm120
ディッシュ/Φ120×30mm
収納サイズ/Φ150×80mm重量:700g
《Amazon》
これだけのクッカーがセットになったお得な商品でしたが、残念ながら廃盤。プレミアモノです。
折り畳み式のおたまやターナー(フライ返し)もついています。
こういう「ツーリングクッカー」と呼ばれるセット物は、他のメーカーからもいくつか出ています。
よこやま Made in TSUBAME ツーリングクッカーセット 8P TC-801
サイズ(約):
ソースパンカバー/直径14.5×1.6cm、
ソースパン/直径14×7cm、
ミルクパン/直径12×6.5cm、
ミルクパンカバー/直径12.7×1.5cm、
ミルクパントレー/直径11.8×2.6cm、
フライパン/直径14.5×3cm、
お玉/全長16.7cm、ターナー/全長16.8cm
約570g
《Amazon》
スノピの№3同様に8点(おたま、ターナー含めて)セットです。
サイズは少し違っていますが、構成は全く同じ。スノピの再来?
ステンレスは丈夫で、ガシガシ使えますが、ただ、今どきステンレスだと重いでしょ!
ということで、こちらはチタン。
Soomloomチタン7点クッカーセット
《Amazon》
収納サイズが11cmx直径14cmなので、ほぼ同じ。ソロでも多い?
《Amazon》
蓋がフライパン兼用となっています。ターナーなどの代わりに、折り畳み式のカトラリーがついています。マグカップがついているのも好印象です。
後発の製品は、既製のクッカーの欠点をカバーして作られるものです。ホント、感心します。
自分的にも、見た目も内容もなかなか良さそうなセットだと思います。
比べてみました⇓ それぞれ呼び名が違いますが・・・。
軽さが一番と考えている方は、迷わずチタン製がいいでしょう。
でも、他にもアルミ製のセット物が数多く販売されていますから、迷う迷う・・・
価格で選ぶならアルミかステンレスの二択。でも、軽いチタンも魅力的です。ただ、熱伝導の悪いチタンなので、フライパンがまともに使えるかはわかりません。炊飯も・・・
ここで考えてほしいのが、自分の求めるキャンプスタイル。
クッカーでチェックしたいのが、
〇大きさ・容量・・・ソロかファミリーか。
〇材質・重さ(チタン>アルミ>ステンレス)・・
〇コーティングありなし
〇取っ手の使い勝手
等々
チタンは軽いので、一度手にしてしまうと手放せなくなります。
逆にステンレスが重たく感じられますね。
軽いからといって便利かというと、チタンは熱伝導率が悪いので、炊飯は苦手だし、こびりつきやすいのが欠点。
そう考えるとやっぱり適材適所でしょうね。
炊飯などには熱が均一になるアルミがいいでしょうし、炒め物にはコーティングがある製品、或いは鉄板。お湯を沸かすのならアルミ、チタン。ヤカン単体という選択も。
ただ、ソロということで、UL(ウルトラライト・・・装備品を厳選し少なく軽いもので揃える)を考えている方には、こんなにたくさんのクッカーは必要ないですね。
このセットが便利と思えるのは、車やバイクでのソロキャンでしょう。