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*IP66防水とは、雨などで多少の水がかかっても問題なく使用できるという、つまり防滴仕様です。
撃退機本体のUSBポートの蓋は外すことが出来ます。蓋は底に取り付けられていますが、そこから雨水が浸入しそうです。
水は低い場所に流れます。毛管現象によって、狭いすき間に入りこむでしょう。
底を伝ってきた雨水が、この隙間から浸入しそうです。
そこで、黄色のコの字部分に壁を作り、蓋に雨水が浸入しにくくなるよう製作してみました。
作業開始
いつもの「ボンド ウルトラ多用途S・U プレミアムソフト クリヤー」を塗布。
ベトベトするので苦手ですが、下のように塗りました。
ここに幅2㎝ほどのコの字型に曲げたプラ板を取り付けます。
*プラ板はいつもの廃品。お刺身のパックの透明な蓋を利用。
隙間がないように外側からもボンドを塗っています。
とにかく、水が入らないようにすることが重要なので、ボンドのはみ出しは気にはしていません。
真後ろは?
裏側まで四角く囲えば完璧でしょうが、USBポート用の蓋を外せるようにしたいので、仕方なくコの字型になってしまいました。
ただ、これでは正面・左右からの雨水の侵入は抑えられますが、裏側は全くの無防備です。
蓋を開けられるようにするには、雨除けを別に取り付けないといけません。
そして、考えたのが、こんな形 (試作品です。実際は形を変え、もう少し大きくしています)
こんな風に取り付けたら、流れて来る雨水を防げるかなー?
鍔 (つば)が下向きになるように取り付けます。
何度か形と大きさを替えて作り直し、蓋が開けられる位置に取り付けることにしました。
ボンドを塗って取り付けました。
ボンドは15分前後で動きづらくなり、実用強度は2~3時間。24時間で完全硬化するようです。
蓋も楽々と取り付け可能。
鍔 (つば) をもっと深くしたいのですが、蓋を抜き取るためには、せいぜいこれくらいが限度。
元通りにUSBコードを接続してスタンドに固定しました。
前方下からの画像。
簡単な雨避けですが、「何もしないよりマシ」でしょう。
★ところで、二か所あるツマミの防水は大丈夫でしょうか?
ここにも念のため、プラを取り付けた方がいいかな?
追記 : 2021.12.23
近所の撃退器です。よーく見ると、コードが出ています。二台設置してありましたが、どちらにもコードがつながっていました。
これなら電池切れの心配もなく、安定して使うことが出来ます。
この撃退器を設置したからか、庭の東側に入れないようにとバリケートを取り付けたためか、今のところ侵入者はありません。