何度か蓋製作のために、0.5mmのアルミ板を丸く切りましたが、どうしてもうまく切れず周囲が歪んでしまいました。
ハサミで正確に丸く切るって難しいですね。
もっと奇麗な円に仕上げたい
そう思って、以前使ったことのあるサークルカッターを買うことにしました。サークルカッターって簡単そうで、ちょっとコツがあるんですよね。何度か失敗したことがあります。
0.5mmアルミ板。カッターでも真っすぐなら切れるので、円も切れる可能性があります。やってみる価値ありです。
紙と違って、薄いと言ってもアルミ板。でも、何十回かグルグルと回せば切れると思うからです。
たぶん。
ただ、一般的なサークルカッターは、中心に穴を開けたり、針の小さな傷がつきます。
オルファ:OLFA ラチェットコンパスカッター
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穴や傷をつけずに穴を開けるには、このカッターしかありません⇩
価格も安いし、やってみる価値はあります。
エヌティー カッター 円切りカッター 替刃付き クリア iC-1500P
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穴を開ける代わりに、中心にある円盤状の部品を押し当て動かないようにし、その後にクルクルと刃を回転させるという仕組みです。中心がずれてしまうと円にはなりません。
綺麗に切れる
カッターナイフやハサミで円を綺麗に切ろうとしても難しく、下書きの線やテンプレートなどを使用して切らなければ綺麗に切ることができません。しかし、この円切りカッターならセンターを確認しやすい透明な本体の内側を、調節可能な刃でコンパスのように動かして、なぞっていくだけで綺麗な円を作ることができます。刃は切れ味が良いので、紙だけでなく革も切ることができます。コンパスのように中心を針で刺して固定するのではなく、センターヘッドを上から抑えて固定するので、切り抜いた円にピン穴が開くことなく綺麗に仕上がります。《Amazonの説明》
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レビューでは、長く押し続けていると指が痛くなる・・というコメントがありました。紙など薄いものは一回転で切れるからいいですが、何枚も切り抜くとなると、動かないように、ずれないようにと押し続けるのはたいへんです。
下の写真のように、指で押しながら切っていきます⇩
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アルミ板を切り抜くので、一回転では到底切り抜けません。動かないようにするんだったら、貼り付けてしまえばいい!
サークルカッターを両面テープでアルミ板に貼ってしまう。
そうすれば、大した力も必要とせずに楽に回転させられるのではないか?
そう考えました。
紙だと剥がすときに、紙にくっついてぼろぼろになってしまいますが、プラ板やアルミ板なら、そういう心配はいりません。
休憩したいとき、不用意にサークルカッターに触れて、中心がずれてしまったらおしまいです。それを防ぐためにも両面テープは役立ちそう。
*このサークルカッターは針も使えるので、針が当たる部分に金属の板を貼っておくという方法もアリ。ただ、何回も回していると、針によって穴がだんだん大きくなってしまい、ずれるんですよね。
レビューを読むと、うまく切れないというコメントも多いです。
薄い紙程度なら一度で切れるかもしれませんが、素材がビニールや皮だと、刃の出し方や力加減など、ちょっとしたコツが必要ですね。しかも、今回は金属。
道具はなんでもそうですが、使ってなんぼです。
残念ながら、金属板を切った・・というレビューはありませんでした。
これがサークルカッター
伸ばすと、これだけの直径の円が切れます。
小さな円も・・・
これが替え刃式カッター。銀色のツマミを回して緩めます。
刃先。使った後は刃を引っ込めておかないと、思わぬ怪我をしそうです。
ピンで固定する場合は、固定具①という丸い部品を外して、図のように②を回すとピンが出てきます。固定具は滑りにくい素材を使っていますよ。
右に見える透明なツマミを回します。
けっこう飛び出しています。
使い方
中央のシャフトは簡単に上下に動きます。
そのシャフトを素材に押し当てたまま、周囲の透明な輪を押しながら回してカットしていきます。
簡単な仕組みですが、やっぱり道具は使いこなせないと意味がありません。
多少のコツが必要だということがわかります。
《次回》このサークルカッターを使って、0.5mm厚のアルミ板を切り抜きます⇩
追記: 2021.05.07_
金属を切るのに使っているので刃こぼれがひどいです。
特に小さい円を切り抜くときは、すぐに刃が欠けます。
そこで、替刃だけ注文しました。値段は安いのですが・・・
ただし、23x28x10㎝の大きめの箱に入って届きました。
送ってもらえるのは有難いですが、なんかなー