先日、久しぶりにイナバのカレー缶を買ってきました。
「チキンとインドカレー」
いろいろな種類はあるし、100円とお手頃。この値段なら何種類か買い置きしておいても役に立ちそうです。
缶を開けて、そのまま食べてもよし、もちろん暖めても美味しくいただけます。
今回は暖めて食べることに・・・別の容器に移すなんて面倒だし、キャンプだったら、このまま缶を暖めた方が早いです。(キャンプではありませんけど)
でも、家庭用の五徳だと五徳間が広すぎて乗せられないので、いつものUS-700の出番です。カレー缶など缶詰を暖めるのにちょうど良いサイズです。
缶の底は平ではありませんが、なんとか乗せることはできます。
蓋を全部切らずに乗せました。缶を下ろすときに、蓋をつかめば火傷せずに降ろすことができるからです。
火は弱火。ツマミを回してとろ火にしようとしますが、弱くすると消えてしまうので、これぐらいが限界でしょうか?
それでも炎の当たる面積が広いので、すぐに温まりました。
肉とタマネギ・・・。肉の塊は4,5個入っていました。
一人分のカレーにはぴったりなサイズでした。美味しくいただきましたよ。
レトルトの方が軽くて収納しやすいし、持ち運びや処理は便利ですが、レトルトは湯煎しないといけないのが難点。その点、缶は直接直火で暖められる利点があります。(空き缶が出るのは仕方ありませんね)
これは、イナバの「サバカレー」と「バターチキンカレー」
これも近々いただきましょう。
さて、US-700 の火力ですが、ツマミをかなり回してようやく強火になります。この写真が強火。強火だと五徳の先が赤熱します。
これが弱火。微調整が難しくて、ツマミを絞りすぎると消えてしまいます。
US-700は弱火が苦手なようです。ST-310はツマミを何回か回さないと着火できませんが、このUS-700は回すとすぐに着火。これが弱火が苦手な理由なんでしょう。
ボッボッと音をたてながらも、このくらいの炎で安定しています。
ST-330のようなとろ火は出来ません。とろ火が出来ると応用範囲が広がるんですけど・・と、文句を言ってはいけませんね。
ただ、US-700の良いところは燃焼させてもバーナーが変色しないこと(上部は少し色づきます)。いつまでも綺麗なシルバー色を保っています。
これがイワタニのマーベラス、SOTOのSTシリーズ、コベアキューブとちがうところ。キューブやSOTOは燃焼させると、すぐにバーナー部分が黒っぽく変色してしまいますから・・・・。
とにかく堅牢なボディー。これ以上小さくはなりませんが、がっちりしていて安定感があります。特にボンベを装着すると安定感が増します。
でも、五徳自体が小さいので大きなクッカーは苦手(仕様ですから・・・)。
だからと言ってバーナーパッドを使うと輻射熱で脚の下部まで熱くなってしまいます。
また便利だからとバーナースタンドは絶対に使ってはいけません。バーナースタンドの周囲のステンレスの枠からの輻射熱でボンベがかなり熱くなってしまいます。
もともとバーナーパッドを使わなければ燃焼中も脚の下は熱くはなりません。このUS-700は小さいクッカー専用なのです。