前回、SOTOとプリムスのOD缶の形状が違っていて、うまく遮熱板が乗らなかった問題。せっかく苦労して作ったのに使えないのはショックでした。
その記事⇩
追記として書き加えたものは、遮熱用のアルミ板を乗せても、ボンベの黒いラインに引っかかってしまうこと。つまり、この黒いラインぐらいまでアルミ板の穴を大きく開けないといけないということでした。
もともとの穴の大きさ (7㎝)とほとんど変わらないので、遮熱板を作る意味がありません。
250gOD缶のために、わざわざアルミ板を加工するのも大変だし、ましてや意味がないとなれば製作する気力もなくなります。
OD缶なら遮熱板は必要ない?
下の画像のように、天板からボンベがかなり見えます (この部分に輻射熱が当たる) が、OD缶の場合はST-310やST-330に比べて、五徳とボンベ (ST-310などは五徳と天板) の間がかなり空いています。輻射熱対策として、これだけ距離を開けてある設計です。
よっぽど大きくて輻射熱を大量に出すクッカー以外、心配はいらないと考えられます。まさか、このバーナーの上に10インチ (25.4 ㎝) のダッジオーブを乗せて使う方はいないでしょう? (8インチ=20.32㎝)
下の遮熱テーブルよりもはみ出す大きさです。そんなもの不安定過ぎて乗せられません。⇩
FUTURE FOX製・・・長さ32cm×幅14cm×高さ8cm
KVASS二つ折り・・・長さ32㎝x幅21㎝x高さ7.8㎝
トレック900などの小さなクッカーなら問題ないでしょうね。そうやって使うのですから・・
*息子はプリムスのP153バーナーを250g缶に取り付けて、その上に100均の15㎝スキレットを置いて、コーンバターを調理していました。普通の使い方です。
ツマミもこれだけ余裕があります。回しやすいです。輻射熱でツマミが触れなくなるほど熱せられるって異常ですから、そんな使い方はしないでしょうし。
110g缶の場合
ふと、110g缶だったら、どう? と思い付きました。110g缶自体の高さは低いですが、高くするグッズがあるでしょう?
110gOD缶用のプリムスのスタビライザーです。
これを嵌めてあれば、OD缶も安定するし、高さもかせげます。
五徳や火力調整レバーをたたんだまま、テーブルを被せます。
被せ終わったら、五徳などを展開します。
ただ、難点はやっぱりツマミの天板からの距離です。250gOD缶の方が高いので、ツマミと天板との距離は短いです。
ツマミを縦にした時、数mmぐらい。回せないことはありません。回転式のフェムトストーブなら回しやすいでしょう。
五徳が高い位置にあるので、元々輻射熱の心配はいりません。
遮熱テーブルに乗せてしまうとクッカーの位置が高くなるので、こういった遮熱テーブルを被せるのも手だなーと思いました。
テーブルとして使うためなら必要?
テーブルとして使いたいなら、この遮熱板はあった方がいいです。ただ、遮熱効果を考えて使うなら、それほど意味はないかなーと思いました。
「FUTURE FOX OD缶 250 遮熱テーブル」や「KVASSの遮熱テーブル」でOD缶を使う場合は、遮熱効果と言うよりも、テーブルとして使うということが重要だったんですね。
このOD缶用の遮熱板に穴を開けなければ、普通のテーブルになりますね。これもアリかなー?
KVASSに収納できるし・・・
《KVASS 遮熱テーブル 天板折り畳み式 ステンレス製!⑨に続く⇩》
追記 : 2021.05.03
緊急事態宣言下でバーベキュー?
近所の家では、車を道路に出し、駐車場 (車二台分と狭い) にタープを設置してバーベキューをしています。おじさん?らしき年齢の方が 5,6人。もっと多い?
もちろん、全員ノーマスクで、キャンプチェアに腰かけて、くつろいでいます。
「黙食」ならまだしも、時に大声で笑って盛り上がっています。
キャンプ場や原っぱではありません。ここは住宅街です。周囲を建物と車で囲んだ準密閉空間。
でも、ほとんどの方は出掛けたくても我慢して、自宅で自粛しているというのに、この緊急事態下で、大勢でバーベキューをやるかなー? と不思議です。
しかも、トライポッドを使った炭火焼き、と本格的。
やる方も集まってくる方も、野外 (駐車場) だから、だいじょうぶと考えているのでしょうけど。
周囲からどんな目で見られていようが全く気にならない、「自分たちが楽しければいい」という感覚の持ち主 (集団) なのがよくわかりました。