rmenx’s blog

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ユニフレームのUS-700専用の遮熱板の改良版が発売されていた②

前回、遮熱板を下からではなく、上から取り付けた記事を書きました。

 

普通に考えてみると、下から取り付けた場合、上から押したら簡単に下に落ちてしまいますよね。

はじめから上から乗せるような形にできなかったのでしょうか?

中央のツメも図のように引っかけられるようにはできなかったのか?

 

構造上のことは難しいので、別の視点で考えてみました。

遮熱板が下にあるよりも、上にある方がクッカー (鉄板)からの熱を受けやすくなります。

元々、US-700は火をつけてクッカーを温めていても、本体下部が熱くなることはないので触ることが出来ます。うまく冷却される構造になっているんですね。

 

でも、試しに遮熱板を下に取り付けた場合と上に取り付けた場合で、どのくらい距離に違いがあるのか調べてみました。

鉄板はこれと同じサイズだと思います。

 

下の図から分かるように、鉄板の底からの距離は3㎝、2㎝です。鉄板に近いほど、多くの熱を受けます。

ですから、上に取り付けた方が遮熱板が熱くなるということです。

*改良版の説明では、本体のネジとネジの中間に遮熱板が来るようなので、中間ぐらいの高さぐらいですね。

 

これが本体にどのように伝わるのか、或いはCB缶にどのような影響を及ぼすのかについては調べていないので分かりません。

でも、遮熱板自体が熱を受ければ熱くなるのは事実で、本体がうまく冷却してくれれば、CB缶への影響も少ないと思われます。

 

 

せっかくなので、お庭で食事をしました。

US-700にCB缶を取り付けるにはちょっとしたコツがあります。自分は下手なので、必ず「シュッ」とガスが漏れてしまいます。

 

今回は収納ケースとして使っているプリムスのイージークック・ソロセットSを使ってお湯を沸かします。収納ケースとしてはぴったりで、その収納のために買ったようなクッカーです。

小さすぎるので作れる料理は限られますが、プリムスのイージークック・ソロセットSは下のようにコンパクトに収納できます。

 

Amazon

目盛りは400mlまで表示されています。

今回はカップヌードル (300ml) なので、楽勝です。

 

ガス調整レバーを反時計回りに回すと「シュー――」とガスの音が聞こえてくるので、ツマミの左下にある赤い点火ボタンを押します。

一発で着火します。

火力調整ツマミは、イワタニなどのカセットコンロに慣れている方には不思議に思います。何回も回さないと強火にならないからです。

火が強いと五徳が赤くなってきます。

すぐに沸騰しました。

今回はカレーでした。

 

小さなクッカーを使ったため、遮熱板は必要ありませんでした。

元々、プリムスのイージークック Sぐらいの大きさのクッカーを使って調理するためのバーナーです。

流行の鉄板を使うとすると、どうしても遮熱板が必要になります。

 

でも、元々、このバーナーは鉄板などで調理するためではありません。

小さなクッカーで調理することを考えて作られたバーナー。遮熱板は必要ありません。

ただ、どうしても厚手の鉄板を使いたい方は、イワタニのタフまるなど違う火器を用意した方が無難です。