この時期、温かい飲み物が欲しいものです。温かいというと、保温性のあるカップが気になります。
スノーピークにはチタン製のダブルマグ、そして真空のダブルマグがあります。いずれも直火にはかけられませんが、保温が出来るという のはありがたいです。
スノーピークのマグというと、チタンの方が軽くて使われている方が多いのでしょうが、チタンのあの色と質感、そして、指で触った跡がついて汚れのようなシミのような跡が残るので馴染めません。
その点、ステンレスはご存じの通り、ピッカピカに光っています。
チタンの方が人気らしいのですが、軽い点を除けば、あの表面の質感は苦手です。
ステンレス 110g チタン 106g
それほど重さは変わりません。4gの差が重いと感じられる方は、よほどのヤワ(失礼)なのでしょう。
保冷力の差は歴然(下記参照)、絶対にステンレスです!!!
そこで、ステンレス製の真空マグを選びました。
ステンレスマグというと、サーモスなどが有名ですが、ある記事ではアスベル 真空断熱マグカップ 330mLを推奨していました。
でも、キャンプをやっている方はスノピでしょうね。
容量は300ml。
カップオンタイプ (カップに載せてコーヒーを抽出するタイプ) のドリップバッグにはちょうど良いサイズです。
でも、主にビールなどを飲む方は一回り大きい450mlの方がグイグイと飲めていいかもしれません。
ステンレス真空マグ 300 (300ml)
《Amazon》
¥3,430税別 (3,773税込み)
¥4,000以上で売っている製品はやめた方がいいです。廃盤でもないし・・・。
少し細長いマグ300mlマグはスタイリッシュ。小さくて可愛いです。
取っ手もつかみやすい形状です。スノピのブランドとデザインに惹かれて購入される方が多いことでしょう。
ドトールのコーヒーカップと比べて、少し大きめです。コーヒーを飲むなら、ちょうど良いサイズ。
さっそく試してみました
熱々の熱湯を注いでみました。
マグを握っても熱は伝わってきません。これはいいです。取っ手も普通に掴めます。
*ただ、「寒いーーー!」と言って、缶コーヒーを握って温まるということはできませんね。(笑)
マグに口をつけても熱くはありませんが、火傷しそうな熱いお湯が・・・・そう、中の飲み物が熱いので、すぐには飲めません。
「フーフー」と冷まさないと飲めないですね。
蓋をしていましたが、15分後くらいに、ようやく飲めるようになりました。でも、まだ熱いですよ。約1時間くらいは熱々を飲むことことができます。
コーヒーの温度は68~70℃ぐらいなので、すぐに飲めるでしょうけど。
陶器製のカップだと、数分でぬるくなるのに、専用蓋を被せていることもあってか全く冷めませんでした。蓋の威力って、もの凄い!
これは優秀です。噂通りです。
蓋はコーヒーの保温と香りを保ちやすくします。
専用の蓋をしておくと、かなり長い時間、熱々を保温することができます。
蓋の裏は水滴だらけ。ポタポタと垂れてきます。
熱湯を入れてから、1時間くらいは熱いまま飲むことができるので、このくらいの時間なら、全く問題はないでしょう。3時間後、まだ暖かいですよ・・・
ただ、淹れたコーヒーは早いうちに飲む方が美味しいですよね。長く保温できればいいってものではなさそうです。
保温力が長い ≠ 美味しいコーヒー。
追記 : 2021.06.11_
専用のシリコン蓋でなくとも、アルミ板を乗せただけでも2時間ぐらいは緩いですが、飲むことは十分できます。つまり、フタの有る無しです。
淹れたコーヒーは長時間保温したら、味や風味が落ちるだけ⇓
コーヒーではなく、ただのお湯なら長い方がいいですけど・・・。でも、白湯だけ飲む方って少ないでしょ?
日本茶でも、冷めずに熱いまま飲めますよ。
容量は小さいですが、冷たいビールも冷たいまま保冷ができます。もちろん、蓋をしておけば完璧。結露しないので助かります。
「スノピのマグで飲む」ことが大事なんでしょう?
これは、本当に優れたマグカップです。
スノーピーク ダブルマグ300用シリコーンリッド MGC-054
レビューに「20分程度で冷めてしまいました。保温性は低いです」とありました。マグカップの開口部からどんどん冷めていくので、蓋をしていないとどんどん冷めていくのでしょう。
クーラーボックスだって、冷蔵庫だって、蓋や扉を開けっぱなしにしておいたら、温まっていくのと同じ。
保温するなら蓋は必須です。
これは、トラベラー・リッドというのですね。こぼしにくく、しかも保温ができる。
*レビューを読むと、「漏れる」とありますが、蓋を被せたままズルズルと啜 (すす) るからでしょう。
蓋を被せたまま・・・コーヒースタンド気分で飲んだからです。しかし、シリコンに口をつけては飲みたくはないなー。ビールなら絶対、そんな飲み方しないだろうし。
やっぱり、コーヒーは蓋を取って普通に飲みましょうよ。
マグで日本茶を飲むには・・・⇩
手持ちのマグにぴったりサイズの「茶こし」を使えば、日本茶を飲むことができます。