このところ、Gaobabuキャリボ風防⑨⑩と立て続けに書いてます。
スライド式の風防は熱が加わると、ステンレスが変形して、動きづらくなってしまいました。なかなか素晴らしいアイディアだったのですが、熱でステンレスが歪んでしまい、スムーズに開閉が出来なくなってしまいました。これでは使い物になりません。
(気に入っていたのですが、残念です)
軽やかに動かないと、力を入れすぎてしまい、その拍子に中のアルコールがこぼれて危険です。
特に昼間は炎が全く見えません。火がついていても気が付きません。
気が付いたときは「アチッ!」。
知らない間に燃えていて、熱くなったので気が付きました。軍手にアルコールがついていたんですね⇩
以前に作った風防をもとに、いくつか製作してみました。
下は一番最初に作ったアルミ製(2020.12.07製作)。
こうすれば穴を塞ぐことができると実験的に作ったモノ。ツマミがないので外すには?
その後に作ったのは、ツマミ付きの風防です。
①はアルミに代えて、ステンレスで作ったモノ。ステンレスにツマミを取り付けなければいけなかったので、穴を開けて、ステンレス線をツマミにしています。使わないときは引っ込んでしまうので、出すのが面倒でした。でも、単純でなかなかの出来。(2020.12.07製作)
②それでは困るので、ツマミを固定式にしました。ステンレス板の端をツマミに加工。ツマミ周辺の加工と、ツマミの辺りがぴったりといかず見た目が汚くなってしまいました。ツマミは引っ込んだりしないので扱いやすかったのですが、加工がうまくいかず満足できませんでした。
③アルミ製。ツマミの大きさや作り方を変更。アルミなので軽くて良さそうです。
④ステンレス製。アルミ製の風防を元に、同じように作ったモノ。
設計図。
これはアルミ板の場合⇩
尖った部分や切断面にはヤスリ掛けをしています。
こんな風になりました。嵌め込むだけの簡単構造。
取っ手を握りながら、この外付け風防を簡単に外したり、取り付けたりできます。
取っ手って、こういう時に役立ちます。
元々、火力調整・消火や薪を焼 (く) べるための穴。
ソロストーブのように中央に穴がない方が風には強い筈です。ただ、途中でアルコールストーブの火力調節をしたり、消火したいときには穴がないと困ります。ですから、燃焼の途中でも簡単に外せて消火が出来る構造が必要です。
詳しくは動画で⇩ 本体との間に少し隙間がありますが、調整すればぴったりになります。