いよいよ、シュウマイを蒸します
餃子の時にも、事前にネットで作り方やコツを調べてから始めました。今回も同様に下調べをしてから作ります。
何の知識もなく、見様見真似、記憶だけで調理すると、なかなかうまくいかないものです。キャンプ動画を見るとわかります。
キャンプ道具も調理も、すべて下準備、経験をしておいた方が賢明です。失敗動画ばかりアップされても困りますよね。
シュウマイは市販のモノ。
網などをポットの中にセットした後、水を入れて沸騰させます。沸騰したら網の上にキャベツを敷き詰めます。(キャベツでなくとも、白菜でもなんでもあり)
これは、シュウマイが蒸し器につかないためと、後でシュウマイを乗せるためでもあります。シュウマイの味も染み込んで・・・
そして、くっつかないように、シュウマイ同士も少し離して並べます。
あとは、そのシュウマイの調理時間に合わせて蒸すだけです。
キャベツの代わりにクッキングシートを敷く方法もありますね。ただ、クッキングシートとクッキングペーパーは別物なので注意が必要。キッチンペーパーも同様。
シュウマイが蒸し器にくっつかないようにするには、表面がツルツルのクッキングシートを使います。
それでは実践編へ。
シウマイ スーパーで売っていたシュウマイです⇩
12個入り。一つの径は3㎝ほどの小さなシュウマイです。
パッケージ裏の作り方。「シュウマイ」ではなく「シウマイ」と呼ぶのは崎陽軒と同じ。
前回紹介したトレック900のポット、網、アルミ板です。 それに蓋。
その時の記事です⇩
乗せられるシュウマイは 4個が限界。
①水は300ml 弱。蓋をして沸騰させました。
②沸騰したら、クッキングシートを敷き、その上にシュウマイを離して乗せます。
*形が凸凹のキャベツよりも、平らなクッキングシートの方がシュウマイが乗せやすく、お勧めです。
先日のサークルカッターで丸く切ってもいいです。でも、四角い方が端を掴みやすい?
③蓋をして、5分間蒸しました。
吹きこぼれることも、蓋がずれることもありませんでした。
説明には強火とありましたが、中火ぐらいです。
*焼付塗装をしているので、風よけはシルバーのまま⇩
④出来上がりです。
クッキングペーパーを掴んで持ち上げると、シュウマイが転がり落ちそうなので、シュウマイを箸で掴んで皿に移しました。
中はふっくら‥美味しかったですよ。
水はたっぷり残っています。 が・・・アルミ板の色が・・・
お湯につかっていた部分が茶色に変色してします。やっちゃった?
この原因は、
水を煮沸させていく事により中性であった水の成分がアルカリ性を帯びてアルミ地肌についていた酸化被膜がはがれ、新たに水酸化アルミニウムという皮膜を形成します。この皮膜が水分中のミネラルと複雑な化学反応を繰り返し黒く(濃茶)変色して見えるようになります。(水道水は主にカリウム ナトリウム カリウム マグネシウムというミネラルが含まれています。)
そして品質表示の最初のお手入れはこの水道水に野菜のクズを入れた状態で煮沸する事によりこの水酸化アルミニム被膜が無色(アルミ地色のまま)の状態で仕上げる事を明記しています。
黒ずんでいないキレイなアルミ地色の酸化被膜『ベーマイト』を推奨しお使い頂きたいという事です。野菜に含まれる成分が鍋肌に、水道水に含まれるミネラル分との複雑な化学反応を抑え無色の酸化被膜をつけると考えられます。
今まではこれと同様な効果を油を入れる事によっても得られると考えられていました。《仔犬印 太字はこちらが手を加えたもの》
仔犬印というと、ステンレスやアルミの厨房製品や鍋などを作っている、新潟県燕市ある、本間製作所です。
無垢のアルミ鍋 (トランギアのメスティンなども) を使う時、米のとぎ汁で煮ておくといいいという儀式をしていなかったからですね。
人体に害はないようなので、このまま使うことにします。
*気になる方はステンレス板で作れば問題ありません。
ということで、このセット、使えますね。
ポット自体が小さいので、シュウマイをたくさんは乗せられませんでしたが、簡単に作ることができるので、もう一品「おつまみ」をという時に役立つかもしれません。
あんまんも同じようにやってみました⇩
メスティン折
定番のメスティンで調理されている方も多いですが、メスティンの中に入れるクッキングシートを上手に折りたたんで「メスティン折」にして使っている方もいるようです。クッキングシートは便利ですからねー。
小さなメスティンで調理するから面白いんですね。レシピもいろいろあるようです。
下は、その方のHOME
参考になりますね。