以前、トランギアを収納するためのEVAケースを紹介しました。
今回は、その逆でメスティンの中に入れて使う製品の紹介です。
トランギア メスティン インナーケース
ロゴがいいですね。
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中にはファスナーもあって、小物ならいろいろ入りそうです。
ただ、今まではメスティンの中には下のようなモノを入れていました。
メスティンって、中にいろいろなモノを詰められて便利なんですよね。こういうインナーケースがあればバラバラにならずにすみます。
これらの小物をインナーケースに入れても、メスティン内に入れば使えますが。
それとも、インナーをメスティンに収納せずに、ケースとして使うこともありかなー。
もう一つ、メスティンにすっぽりと収納できる小さなケトル
BUNDOK アルミ ケトル BD-906 ソロ 軽量 350ml
メスティンの中に入れるためのデザインと大きさ。
御覧の通り、すっぽりと収納できます。
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メスティンの中に入るというので飛びついた方も多そうです。レビュー数は多いですが、水漏れや作りが悪いというコメントもあります。
が、ニッチな製品であるものの興味はあります。
そこで自分なりに調べてみました。
ケトルの役目はカップラーメンやコーヒーを飲むためのお湯を沸かすこと。容量の他、水漏れがあるかないかが重要なポイントです。
どのくらいの容量が必要?
あのカップヌードルの湯量は300ml以上~400mlですが、350mlがちょうど良さそう。
メスティンで炊飯する時は1合が普通。水は200mlです。それでも吹きこぼれます。
このケトルは350mlとありますが、メスティン内に入る大きさなので、さらに少ない、せいぜい250mlぐらいで使うのが限界でしょう。
参考 :
インスタントメーンが約500ml、
お椀型のカップ麺が約400ml、
カップヌードルが約300ml。
ドリップバッグのコーヒーが約150ml
ペーパードリップも1,2杯で約120 ml~240 ml
カップヌードルには足りない、コーヒー用のお湯を沸かす程度・・・これでは使い道がほとんどないのと同じです。利点はメスティンに収納可能ということ。
どうやら、このケトルはコーヒー専用のようです。
結局、キャンプ道具はいくつか必要
ソロといえど、カップラーメンだけでいい方もいるでしょうが、カップ麺も食べたい、レトルトも温めたい、コーヒーも飲みたい、炊飯もしたい、鉄板で肉が焼きたい・・・と調理の幅が広がると、どうしても必要なのがいくつかのクッカーやマグです。
結局、道具をいくつか揃えないと、これらをこなすのは無理という事です。
「ケトルして使えるか」がカギ!
であれば、スタッキングを考えて、わざわざメスティン内に収納出来るようにした小さなケトルの意味があるのか、もっと容量のあるケトルの方が何かと便利ではないか・・と思うわけです。
それに、メスティンに入るから便利というよりも、自分の場合、メスティン内に収納していたモノをわざわざ取り出してまで入れるのはどうかなぁーと思います。
それとも、メスティンから取り出したものをインナーケースに入れておくということかな?
どうせ荷物が増えるなら
ケトルに特化したトランギアの0.6L の方が何かと便利だと思います。
これならカップ麺 (400ml) に対応できます。
さすがに長年にわたって作り続けてこられたベストセラーの製品です。
ドリップだって、こんな風に注ぐことが出来るんですよ。完璧!!
トランギア ケトルの水の容量⇩
0.6L という表示は満水時。
0.6L 入れたら注ぎ口までいっぱいです。これでは沸騰させるのは無理です。
0.5Lでもギリギリ。ガンガン沸騰させたら、熱湯が飛び出してきます。
0.4L ぐらいなら大丈夫です。意外と入れられる水の量は少ないです。
0.5L 注ぎ口の穴の下まで水が来ています。
0.6L もう溢れんばかり。
400mlぐらい入れば、カップ麺ぐらいは対応できるのでいいのかな?
おまけ : このトランギアの0.6Lのケトル。スノーピークのアルミパーソナルクッカー(大)にすっぽりと収納できます。
ただ、このケトルを入れてしまうと、アルミパーソナルクッカー(小)は・・・・
ということで、このケトルとアルミパーソナルクッカー(大)だけを使う場合はいいですが、アルミパーソナルクッカー(小)も使うとなると、こんな収納方法は考えられませんね。
自分が 「BUNDOK アルミ ケトル」を使うとしたら、コーヒー専門のケトルとして使います。
そして、メスティンは収納ケース&予備のクッカー。
ただし、値段が安いこと、水漏れしないことが絶対の条件です。
メスティン TR-210の容量 図の一番上の縁までで750mlです。
水を入れるだけなら、なんとか入りますが、沸騰させるとなると、多すぎます。せいぜい400mlぐらいがちょうど良さそうです。
ですから、その中に収納できるケトルの容量はおのずと決まってしまいます。
形状を工夫して、300mlぐらいまで使えるケトルだったらなぁー