「配送状況を確認」で届いたことが分かりましたが、郵便受けの中にはありませんでした。
「待てよ!」
郵便受けの上側を見ると・・・「やっぱり!」
郵便受けの下に落ちずに、途中で止まっていたのでした。
実は以前にもあったんです。
「おかしいなー、届いている筈なのになー」と、その時は郵便受けの外側まで確認してしまいました。
これで二回目です。こういうことをあるんですね。というか、郵便受けの構造上の問題です(笑)
さて、届いた部品。Amazonの箱にこんな状態で箱に入っていました。梱包なし?
ヨコヅナ 鉄枠LP戸車プラス 30 平 LPM-0302
*逆目 (さかめ) 釘とは、ギザギザがあり抜けにくくしている釘。
毎日、戸を開閉するので、簡単に緩んでは困りますから。
平らな普通のローラーです⇩。
いよいよ、修理開始!
戸を外して、壊れた戸車ジュラコン車を外します。
脇からマイナスドライバーを入れて浮かせようと試みました。
しころが、全くダメでした。固くて動きません。
てこの原理で浮かせられるかなー?と思いましたが、上の図の「✖」にかけると、薄いベニヤが凹んでしまうので、「⇨ ⇦」の方向からやってみました。
ところが、バールはないし、そう簡単にはいきませんでした。
*こういう時、バールだったら、簡単に外れたかも。
釘が完全に錆びついていて抜けません。とりあえず釘の下にドライバーを挿し込んでみました。
何度かやった後に、釘が少し浮いたので、大きめのペンチで引っ張ってみました。
すると・・・
「あらあら」
釘の頭が潰れてしまいました。これでは釘を外せません。
その後、釘の頭を無理やりペンチでつかみ、グイグイと引っ張ると、見事に釘が折れてしまいました。
でも、釘が折れたおかげで、戸車ジュラコン車を外すことは出来ました。
残った釘はどうしようも出来ません。
このまま作業を続けるしかありませんでした。
下の新しい部品と交換します。
ところが、
部品を収める場所の木が朽ちていて、こんな状態でした。ボロボロです。
釘を打つ土台がこんな状態じゃ、戸車ジュラコン車が傾いてしまって正常に取り付けられません。
とりあえず、何か板状のものを挟まないと・・・・
木工の工房だったら、木の板をはじめ、いろいろな素材がたくさん転がっているでしょうが、我が家にはありません。
ようやく見つけた木片(10 x 8㎝)。
これを薄く切ってボンドで張り付けることにしました。
オルファの「フィールドノコギリ」です。
枝を切ったり、こんな風に板を切ったりできる優れもの。
息子は良いものを誕生日プレゼントにくれました⇩
だいたいの寸法を測り、この板を二枚作りました。
業者の修理なら、朽ちた部分を大きめに削って寸法を割り出し、丈夫な木片を入れるのでしょうが、そんなことは出来ません。
現物合わせで、ボンドを塗った後に木片を戸車の間に挿し込んでみました。
そして釘を打ちました。
左側の木片はキリで穴を開けましたが、穴が小さすぎて割れてしまったので、割れた木片を合わせてボンドで張り付けました。右側の釘が少し曲がってしまいましたが、この後に修正しました。
ちょっと頼りない修理でしたが、回転しなかった戸車ジュラコン車の修理は完了です。
ついでに、もう一つの戸車ジュラコン車も交換しました。
こちらは先ほどと違い、あっけなく外れました。
普通は、こんな感じに簡単に外れるのでしょうね。
こちらも木の腐りがありましたが、面倒なのでこのまま交換しました。
釘を打つだけなので、短時間で交換出来ました。
戸をはめて開け閉めしてテスト。
すーっと気持ちよく動きました。いや、動き過ぎです。
今後、再び戸車が動かなくなった時は・・・・
もう、その時は家のリフォームでしょうね。(笑)
使った道具類は、マイナスドライバー・大型ペンチ、金槌・ノコギリ・ボンドです。
戸車ジュラコン車の釘が錆びついて抜けない場合、今回のように、ちょっと手間がかかってしまうでしょう。
ご参考に!