rmenx’s blog

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ソロキャンプもキャンプのうち  失敗=笑いのネタ

数日前に見たテレビ。

ソロキャンプを話題にしていました。

 

芸能人が焚き火をして、火のついた薪の中に飯盒をくべる。

飯盒を薪の横にただ寝かせて置いただけでした。

自分が最初に飯盒で米を炊いたときは、ブロックや石でカマドを作ったり、棒を飯盒にかけてたりしていましたが、今時、飯盒とは懐かしいです。

 

たぶん、このメイプルリーフのロゴなのでロゴス製だと思いますが・・・

 

ロゴス 飯ごう ハンドル付

Amazon

 

これって4合炊き用。 ソロには大き過ぎないかい? 

ソロキャンプで飯盒を使わないのは容量が大き過ぎるから。

なんたって嵩張るし、あの形は収納に不便で大きい。

飯盒で1合を炊いてもいいですが、ソロならもっと小さなメスティン(1合)を使うでしょ。

 

でも、メスティンは一般の方は知らない。

高齢の方なら誰でも知っているだろう、兵式飯盒を使ったのかもしれませんね。

特に戦前・戦中の方は。

あの頃は飯盒一択でしたから。

 

飯盒を燃えた火の脇に置いたままなので、火力調整などもせず、飯盒全体が煤けていました。焼き芋じゃないんだから。

当然、中のご飯は真っ黒に焦げ付いています。

出来上がったご飯を無理してかじっていましたが、具材を美味しく作るのが料理。不味くして食べたんじゃーね・・・

あんなに焦げ付かしちゃったら洗うの大変でしょうね。(スタッフがやるのでしょうけど)

 

普通、ソロキャンプ、特に初めて行くなら事前調査・体験 (せめて実際に飯盒で炊いてみるとか) して当たり前なのにそれもせずに、いきなり。

失敗や苦難の連続は、お笑い番組としてはおもしろいネタですから、あえてそういう演出にしています。

わざわざ失敗させて笑いを誘うというのはお笑い番組の常套手段?

 *だから、テレビがますます面白くなくなる。

 

さらには、寒ブリを丸々一本を三枚にさばくシーンもありました。

「へえー、ブリ一本?」

これも、小さな魚じゃテレビ映えしないので、ソロキャンプではやらないような大げさな演出。

その後に櫛に挿して焼いて食べていました。

 ※刺身にしたら、さぞかし旨かろうに・・・

 寒ブリを手に入れやすい環境ならアリかもしれません。

 

そして、「ソーセージ用口金セット」を持ち込んで、自家製ソーセージ作りまで。

 

このセット。試したことはありませんが、かなり均等に力を入れるなど経験しないとうまく作れないようです。

何度かやってみないと力の入れ加減などわからないでしょう、それを初めてさせるのですから失敗するに決まっています。

キャンプの定番?のマシュマロを焼いたって、普通過ぎて面白くもなんともありません。

失敗するから大笑い出来るのです。

 

母も同じ番組を見ていてゲラゲラと笑っている声が聞こえてきました。

受ければいい笑いをとれればいい・・・という内容は、あの回転寿司での迷惑動画を思い浮かべます。

それと、さして変わりないようにも思えました。

でも、こんな番組でも見る人がいるから放送するのでしょうが、こんな程度の番組とは。

 

キャンプはブームかもしれませんが、ソロキャンプのイメージが・・・

 

さらに、達人と言う方も登場しました。

達人らしく、さっさと飯盒飯を炊き上げ、カレースープを作ると言って、バラ肉を炒めジャガイモを大胆に切り分け、キャベツなど野菜を入れて美味しそうなカレースープを作って食べていました。

「ジャガイモの芽は大丈夫かい?」という心配をよそに、ジャガイモは皮のまま、鍋に投入。以前、見た動画にもありましたね。そのまま切っただけというの。

 

ジャガイモの芽をとってあればいいですけど、テレビでは細かい説明はしないので、「男の料理だー」と、真似をして、大胆にジャガイモを皮のまま切って鍋にぶち込んでしまう人がいそうです。

それと心配だったのは、焚火の跡の燃えカス。

きちんと持って帰らないと土に戻らないんでしたよね。

 

おもしろおかしく放送するのもいいけれど、きちんと注意などを入れておかないと、ただただ真似するだけで、迷惑動画のように広がってしまうかもしれません。

スポンサーの意向もあるのでしょうが、見ていて気持ちの良いものではありませんでした。

 

でも、こんなことが気になるなんて、歳とったねー。