アウトドアをされている方、応急 (救急) セットはお持ちですか?
てっきり記事にしていたと思って、自分のブログを検索してみましたが、ありませんでした。
2017年に揃えたファーストエイドキットです。
あらためて紹介します。
アウトドア・キャンプや登山、釣り、旅行、外出?などに行く時、現地で不意なトラブルになっても対応できるようにと、ネットの記事などを参考にセットしたものです。
まずはケース。
ファーストエイドバッグ (バッグだけです)
サイズ:17 x 6 x 12cm
「黒い地に白い十字で、一際目立つ、見つけやすいし、緊急時に役立ちます」ということで、白十字のついたデザイン。
購入した製品は「現在在庫切れです。」状態ですが、同じ「fly leaf」というロゴがある製品がありました。
見開きで、ゴムバンドがついているので、挟んでおくことができます。
この製品はショルダー付きです。 遠足の時に引率で行く、擁護の先生みたいです。
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自分が使っているのは、こちら⇩ ショルダーのない古いタイプです。
赤十字マークは禁止?
赤い十字のマークは「戦地や紛争地で活動する救護員やその施設を攻撃から守るためのマーク」であり、赤十字マークを掲げている人や施設を攻撃してはいけないとジュネーブ条約で定められているのです。そして日本でも、赤十字社など定められた組織以外がこのマークを使うことを、「赤十字の標章及び名称等の使用の制限に関する法律」で禁止しているのです。
ただ、赤十字については、こんな記事が・・・・(教えて!gooより引用)
『デザインに赤十字を使用すると法律違反になる』というのは必ずしも正しくはありません。
まず、赤十字のマーク(標章、ビジネスで使う場合は商標とも言う)ですが、昭和22年制定の法律で「赤十字の標章及び名称等の使用の制限に関する法律」があり、その第1条で「白地に赤十字、赤新月若しくは赤のライオン及び太陽の標章若しくは赤十字、ジュネーブ十字、赤新月若しくは赤のライオン及び太陽の名称又はこれらに類似する記章若しくは名称は、みだりにこれを用いてはならない。」とあって、違反すると「六月以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。」となっています。
ここでの注意点は、「赤十字」は白地を伴っていることです。つまり、単独の十字ではありません。
また、白地(または白地に近いものを含む)でない場合は該当しません。
ということで、「黒地に赤十字」で検索してみると「サバゲー」の時に使うためのワッペンがひっかかりました。
サバゲーの衛生兵用?
用語解説
ファーストエイド・・・応急措置
エマージェンシー・・・非常時・緊急事態
この製品はすでに廃盤ですが、同じような機能を持ったバッグがたくさん見つかります。背面はベルトを通せるようになっています。
バッグの色は赤い方が目立っていいかもしれません。
最近では、EVA樹脂製のハードケースもありますが、どちらがいいのでしょう?
ソフトの方はバッグの形は崩れますが、無理やり詰め込むことが出来ます。でも、ハードだと・・・・・
AOYATIME救急セットメディカルポーチ
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バッグの大きさですが、自分が揃えたいモノが入る大きさにしました。
ボックス型の薬入れタイプ (富山の薬箱?) だと大き過ぎて持ち運びに不便。
あれもこれもと欲張って入れたら、嵩張ってしまい、かえって邪魔になってしまいます。
★ハチに刺されたときの吸引機である「ポイズンリムーバー」は入りません。別に用意ですね。
何が入っているの?
見開き型のケース。 ★コロナの影響で「マスク」も収納。
中央と右側は・・・
中身は⇩ *薬は使用期限で入れ替えています。
●エマージェンシーシート ブランド :防災研究プロジェクト
●刺抜きは 貝印製。
●ハサミは SONIC 日本製。切れないハサミは✖
●ガーゼ 30㎝X10mは、白十字製。
マーカーは、いざの時に文字で他の人へ知らせるためです。綿ガーゼはカットして、ビニール袋に入れて収納しています。
●常備薬 風邪薬・胃腸薬・鼻炎カプセル。これらは欠かせません。
●ピンセット・・・今。使用中なので取り出しています。
使っていないビクトリノックス クラッシック SDのナイフがあったので、入れておきました。
十徳ナイフ(ミニナイフ、ヤスリ、ハサミ、ピンセット、楊枝)は小さくてポロッと落としそうなので、紐付きクリップを付けました。
左側は・・・
詳しく解説すると⇩ ★抗菌眼薬も入れておくと役に立ちます。
防水フィルムの内側は空間なので
●ビニール手袋 ファミリー®
●爪切りは、貝印製
●テープ包帯も、ニチバン 粘着包帯 メッシュポアテープ 38mm幅 5m巻き 1巻
●防水フィルムは、ニチバン 防水フルムロールタイプ 10cm幅 1m巻き
*ロールフィルの中は空間なので、安全ピンが入っています。
●安全ピンは クローバー製 (編み物・手芸・ソーイング用品の製造 、本社: 大阪)
●抗菌目薬 ロート製薬
●裁縫道具は一般的な、いざ時用です。○○製?
紹介していませんが、●傷用のバンドエイドのような絆創膏も入っています。
当然、これだけでは不十分な場面もあるでしょうが、とりあえず揃えてあると安心です。
一番使っているのは「薬関係」ですね。
★バッグ以外に、中身 (包帯や薬、裁縫セットなど) を揃えると、¥5,000以上はかかるので、付け加えておきます。
ファーストエイドキットのレビューを見ると、製品が届いたけれど中身が入っていないというコメントもありましたが、バッグだけです。
手っ取り早く揃えたいなら、中身が全て入ったセットがいいと思います。
OHKEY 救急セット ポイズンリムーバー附属
中身はこれだけ入っています
①キズテープ ②ポイズンリムーバー ③使い捨て手袋
④消毒ワイプx10 ⑤安全ピンx5 ⑥消毒ワイプx4
⑦ホイッスル ⑧カット綿x2 ⑨取扱説明書
⑩綿棒 ⑪多機能カード ⑫テープ ⑬止血帯
⑭ピンセット ⑮はさみ ⑯包帯 ⑰アルミブランケット
⑱三角巾 ⑲LEDライト※多機能カードとは、レビューにあったカード型の万能工具です
こういう風にセットになっている救急セットは、いちいち買い揃えなくてもいいので、ついつい手が出そうでしたが、自分は別々に購入することにしました。
*バッグは、EVA樹脂製なので使えそうです。
その理由は、最初にも書きましたが、自分にとって不要なものまで入っているからです。
LEDランプはいらないでしょ! おまけ的なライトって、果たして使えるのでしょうか?
もっと丈夫で明るいライトを持っているので不要です。
さらに、この値段で全部が揃うので、一つ一つの製品のクオリティーはどうなのかなー?と考えたからです。たぶん品質は低いでしょうね。
いざの時に使えないのでは、ファーストエイドキットになりません。
レビューにも、
・・・・中身は使用者の状況でカスタムする必要があるでしょうし、消耗品は使用期限があるため常に更新する必要があります。質を求めるのであれば「餅は餅屋」とも言いますし、医療メーカーから販売されているものに置き換えればいいと思いますし自然とそうなると思います。(しっかりと危機管理・品質管理ができていれば。買って寝かせるものではないですからね。)
私自身、いわゆる”スターターキット”のような感覚で購入したのと値段を考慮すると「まあこんなもんだね」と思ってます。
何度も言いますが、緊急時に備えるからこそ「これがあるから安心」と手放しで考えるのは危険。
不足があれば補う。駄文で長々と失礼しました。以下、私のカスタム内容(あくまでも一例と思ってください)
付属ハサミ→ナース用ハサミ、付属ガーゼ→個包装ガーゼ、付属消毒類・綿棒→マキ〇ン(直掛けでいい。応急処置なんだし)
まさに、この通りです。
買ったから安心ではなく、いざの時に確実に使えるキットが欲しいので、自分なりに製品を選んで収納したので、割高になってしまっています。
*特に、ポイズンリムーバーは使えないと危険です。
こちらも参考に⇩
こちらの記事では、熱さまし用のシート、ウェットティッシュ、ラップも入っています。
これらも入れたいですね。
ラップはぐるぐる巻きにすれば、蒸れてしまいますが、何かを固定する時や包帯代わりにも使えそうです。 *一番小さなラップ。これでも大きい!
でも、こんな風にあれもこれもといろいろ揃えたいですが、そんなに入らないし・・・
どんな状況を想定しているかによって中身は違ってきますね。