「レッド」があったので、即ポチッです。
前回の記事⇩
この記事では、SOTOのST-310用の専用アシストレバー (外れやすい純正のアシストレバーの固定方法も) と専用の火力調整つまみを紹介しました。
その記事の中で、「*Amazonには「レッド」はないようですが、「レッド」だったら買いです。」と書いていました。
記事で紹介したのは、「RAYKING」。
購入したのは「Mogoti」です。
キャンプ道具は、中〇系が似たような製品を販売するので、いつもながら分かりにくいです。
《Amazon》
色は「ブラック」「シルバー」「レッド」の三色。
ブラックでもよかったかなーと思いますが、目立つ方が火力調整ノブ (ツマミ) の位置が分かりやすいだろうと思って「レッド」にしました。
ツマミが長いタイプもあるようですが、これは通常の1.6㎝のモノ。
火力調整ノブを全開 (真鍮の棒が短くなる) にした後に、純正のツマミを外します。
後は新しいノブを六角レンチで取り付けるだけです。
*詳しくは下を参照⇩
今までのツマミが長かったので、ノブと比べると、かなり短く感じます。
仮止めしてみました。こんな感じにノブが取り付けられます。
実際のノブの取り付け
火力調整ツマミが全開になっている状態です。真鍮の棒が中に収納されるので、先端が少ししか見えません。この部分、かなり短くなっています。
ノブはこれ以上は差し込めません。
この状態でイモネジを締めます。ほんの少し出っ張り (1mm以下) ますが、問題ない範囲です。
イモネジで固定
図のように「全開時」は真鍮棒が少ししか飛び出さないので、真鍮棒の先端で固定することになります。抜けやすい? 大丈夫でしょうか?
*逆に、全閉(消火時)まで回転させてから、ノブを取り付けると、ノブの奥まで真鍮棒が入ってしまい、イモネジの固定する場所が違ってきます。
まとめると、こんな感じです⇩
【正しい方法]
【間違った方法】
イモネジの取り付け位置が悪いと、ノブを回しても、図にあるように、ノブの内側の出っ張り(水色の矢印)までしか回せません。
つまり、真鍮棒が中に入りきらないので、「全開」に出来ません。
レビューにあるコメントはこの事です。
ノブを取り付ける方への注意
イモネジで固く固定すると、真鍮は柔らかいので、下の画像のように凹み、跡が残ります。固定位置によっては穴もつぶれるので、純正のツマミを入れにくくなります。
色々試したので凹みが二か所見えますが、下側の凹みで取り付けています。
つまり真鍮の棒の先端でノブを固定していることになります。
きつく締めすぎない
また、イモネジを固く締めすぎると、ノブが少しずれるようです。
これは、真鍮棒の径とノブの内径が微妙に違うのと、イモネジが真鍮棒を押してしまうので、本体のステンレスとノブの中心がずれてしまい、引っかかってしまいます。
下は極端に描いてみた想像図。
ノブを回転させると、途中で本体のステンレス (真鍮棒の外側にある部品) に引っかかるようになります。
通常の取り付け方では、下の画像のようにイモネジが真鍮棒の窪みに食い込むので外れにくいですが、さらに強く締めすぎると、上と同じような状態になり引っかかってしまうので注意が必要です。
ネジが緩まないようにする
きつく締め付けられないのなら、ネジが緩んでくる可能性があります。
ネジが緩んでこないようにしないといけませんね。接着剤で固定してしまえば強力ですが、外したい時に外せないのでは困ります。
そこで、自分は車のタッチアップペンをネジ周辺に塗って対処しています。「ネジロック」という製品も販売されていますが、わざわざ買うのも・・・
身近にある、乾くと透明になる木工用ボンドや女性が使うマニュキアが使えそうです。
これなら外したい時に力を入れれば外すことが出来ます。
下は全閉 (消火) 状態。
全閉 (消火) の時に、ノブの「+ -」がこの位置に来ているとカッコいいですね。
*ノブをうまく回転させてから固定すれば、この位置になります。
操作性は・・・・ノブが途中で引っかかることもなく、普通に回すことが出来ました。無事に点火することも出来ました。
下は強火です。
脚をたたんでも、ノブはほとんど邪魔にならなず、普通に収納することができます。
あえて、このノブの難を言えば、ノブと点火スイッチの隙間が狭いことですが、着火できなくはありません。このノブの便利さを考えたら、問題にすることでもないかなぁーと感じます。
レッドのワンポイントが目立ち、また火力調整ノブの位置が分かりやすく、なかなかカッコいいです。
ただ、先ほども書きましたが、真鍮に凹み傷が出来ます。
また、純正のツマミに戻す時、真鍮の穴がつぶれていることもあるので、適宜、穴を広げてから取り付けてください。
前述したように、強く締めすぎると、ノブを回したときに途中で引っかかってしまうのであまり強く締めすぎないことが大切です。でも、逆にそれは外れやすいという事。
イモネジが緩まないように塗料など流し込んでおけば防ぐことはできますが、緩んでもいいように、六角レンチや元のツマミを常に持ち歩くことをお勧めします。
イモネジが緩くなってしまったら火力調整が全く効かなくなり、使い物にならなくなってしまいます。
*そう考えると、純正のステンレス棒のツマミの方が安全・安心かな?