rmenx’s blog

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Fields Equipment ステンレス製ガス缶スタンド スタビライザーの紹介 & ガオバブ☆キャリボ風防を取り付けてみた

安定の悪いOD缶に取り付けるためのスタビライザーです。

特に小さな110G缶にはスタビライザーが取り付けてあった方が安心です。

 

上はいずれもプラ製品。

「輻射熱で・・・」という心配はありますが、そもそも、スタビライザーが溶ける前に、OD缶が爆発するでしょう。つまり、それほど心配しなくていいということです。

プラなので、本体は軽くて折りたためるのでコンパクトになります。また価格が安いです。ただ、その分、長持ちしないのが欠点です。

 

そこで、金属製のスタビライザーの出番です。

金属製は少し重くはなりますが、丈夫さという点ではプラ製の数倍上をいきます。「作り」さえよければ、まず壊れる心配はありません。

 

Fields Equipment ステンレス製ガス缶スタンド スタビライザー

畳んである脚などを広げてセット。

普通に組み立てると、中央がやや下がっています。

溝がいくつかあるので、いろいろなガス缶に対応しています。

畳めばコンパクトになります。

不安定になりがちなガス缶を安定して置くことのできるスタンド(スタビライザー)
OD缶(アウトドア用品ガス缶)、CB缶(カセットガス)どちらにも対応。OD缶450g大サイズも安定して自立します
折りたためば小さく収納、手のひらに収まるサイズに。 折り畳み時サイズ:約7*3cm 重量:55g
材質:SUS304ステンレス鋼

 

 

スタビライザーの開封 & 紹介

 

後の説明がしやすいように、内側から①、②、③と溝に番号をつけてみました。

 

CB缶 は三脚とも一番内側のの溝に入れています。

うまく嵌めないとCB缶が少し斜めになるし、また、CB缶自体の背が高いので、この上にさらに何かを取り付けるとなると非常に不安定になります。

CB缶を使うことはお勧めできません。

 

110G缶 は三脚とも の溝に入れています。

床からのOD缶の底までの高さは約4.5㎝ほど

ガッチリ嵌っているので、簡単には外れません。

ただ、2つの足が緩いので、力を加えると曲がってしまいました。

通常の置き方では問題はありません。

OD缶がスタビライザーから外れないのは、スタビライザーのかぎ爪とOD缶の縁の出っ張りのおかげです。

これに引っかかって外れにくくなっています。

 *110G缶ならお勧めです。

 

250G缶 は三脚とも で固定しています。

この場合、スタビライザーが内側に少し縮まるので、110G缶よりも高くなります。

床からOD缶の底まで約5㎝ほどです。

ということで、CB缶は安定性が悪いので除くとして、他のOD缶はまあまあ使えそうです。

ただ、ツメにはまっているだけなのでOD缶を観ち上げると、足が緩んでOD缶が外れてしまうことがあります。

 

安定性とOD缶がしっかりと固定できるのは、プラ製

プラ製の方が軽いし、OD缶が「カチッ」とはまり、しっかりと固定することが出来ます。OD缶を持ち上げても外れません。

そういう意味では下のような樹脂製のスタビライザーの方が優れているといえます。

 

 

それと、下の画像のように、平たいプラ製のスタビライザーに比べて、OD缶が約2㎝ほど高くなってしまいます。

OD缶の上にさらにバーナーを取り付けるので、床からさらに高くなってしまうので安定が悪くなります。ご使用時はお気を付けください。

 


ガオバブのキャリボ風防には?

ある動画にあった、ガオバブのキャリボ風防を乗せてみました。

三脚とも②の溝に入れています。

ガッチリと固定されました。いい感じです。

と思いきや、取っ手に力を加え観ち上げようとしたら、簡単に一か所が浮き上がり、足が外れてしまいました。

ダメだー、危ない!

OD缶の底と違って、キャリボ風防の底には外側に出っ張りがないので、スタビライザーが引っかからずに簡単に外れてしまうのです。

もし、燃焼中、上にクッカーが乗っていたらと思うと、ぞーっとします。

 

クッカーが乗っていれば、それが重しになって少しは安定するかもしれませんが、スライドシャッターを使うなど、キャリボ風防に触れる機会があると、間違って外れてしまう事が考えられます。それは危険です。

結局、OD缶のようにガッチリと安定しておくことは出来ませんでした。

 

次に、動画同様に、②②③の溝に入れてみました。

これだと、③の溝の方が高い位置にあるので、キャリボ風防は ②の足の方に少しだけ傾きました。つまり、キャリボ風防が斜めになってしまうという事です。

これもさきほどと同様に、ただ乗っているだけでガッチリと固定はされないので、取っ手に力を入れると、キャリボ風防が外れて浮き上がってしまいます。

 

動画を見てガオバブのキャリボ風防にスタビライザーが使えると思い込んでいたのが大きな間違いでした。

キャリボ風防に、このスタビライザーは使えません危険です

 

おまけ: 123Rで試してみました。

画像のように②②③で乗せることは可能です。でもお勧めはしません。

ただ乗っているだけなので、何かの拍子にガソリンストーブが外れる可能性があるからです。

 

乗せられる ≠ 使える でした。

上の場合では、元々、OD缶のスタビライザーなので使用目的が違いました。目的外の使い方なので、こう結果になるのは当たり前。

それぞれの道具には使い方があるので、使えそうだからと結論を出すのは危険です。

 

今回のように、実際に使ってみて初めてわかることも多いです。

やっぱり、道具は使ってみなきゃ分からない!

特に安全面は譲れません。