使っていなかったリュックから出てきました。
G・I 水筒
いつ頃買ったのでしょう?
中学か高校生ぐらいだと記憶しています。
この水筒を肩からかけて遠足に行っていたんですねー。
年代物です。
ネットで調べてみると、オークションやメルカリにも出品されていました。
ただ、カバーのデザインが違っていたり、容量が1.2L のものもあるようです。
平たい「キャンパー」というモノもあります。
今風だと「キャンティーン カバー付き」ですね。
カバーには、
GI / CANTEEN
ARMY 9
YOUNG GENERATION FOR YOU
NIPPON SUITO
とありますから、この頃からキャンティーンという言葉が存在していたようです。
(買った当初は、キャンティーンなんぞ知る由もありません。)
水筒といえば、今は中に氷を入れて保冷できるスリムタイプの水筒が多いです。
こういう水筒の欠点は何か?
空になっても捨てることが出来ず、持ち帰って来なければいけないこと。
そして、重くてかさばること。
しかも、飲み口の部分は分解して丁寧に清掃しないといけません。
ぶつけると、すぐに凹む(笑)
キャンプに、こんな水筒なんて持って行かないでしょ?
今はカップなどがついたキャンティーンがソロキャンプでは主流です。
でも、これは昔ながらの水筒。水筒だけです。
G・I (アメリカ陸軍の兵士)ということで、米軍の水筒を真似て作られたものです。
元々、キャップには鎖がついていましたが、紛失してしまいました。
ただ、やかんとして使うにはキャップを外さないとキャップが溶けてしまうので、キャップを取り外せる方が便利です。
多少の小さな凹みはありますが、まだまだ使えます。
キャップを外して、やかん代わりにお湯を沸かした跡が残っています。
アルミ製なので熱伝導率も良いし、直火にかけられます。
汚れてはいるものの、布地に破れはないし、ホックや金属類も錆びてはいるものの使えます。
保管の仕方が良かったこともありますが、こういう道具って、しっかりと作られているためか壊れませんね。
一生ものと言っていいでしょう。
今売られているキャンプ道具も、その場限りではなく、こんな風にタフであってほしいものです。