「ガソリンストーブ、ホエーブス725に、遮熱板を取り付けた」「soto mukaストーブの遮熱板を作る」「
SOTO「ストームブレイカー」で使えるヒーターアタッチメントの遮熱板を作る。」などの記事は拝見しましたが、あまり、ガソリンストーブには遮熱板は必要とされていないのか、遮熱板を必要とする器具を使っていないのか、遮熱板に関するネットの記事をあまり見かけません。
前回、FUTURE FOXのヒーターアタッチメントを取り付けるために、コールマンの 508 のツマミ部分に遮熱板を取り付ける記事を書きましたが、あの時は試作品だったので、多少グラグラしていました。
「ヒーターアタッチメント FUTURE FOX④ コールマン 508に取り付けてみた」⇩
今回は、もう一度やり直し、遮熱板をぴったりと固定することが出来たので忘備録として記事にしておきます。
最初は厚紙を切り抜いてうまく取り付けられるかテストします。
それが終わったら、ステンレス板に写して切り抜きます。黄色の部分まで切らないと取り付けられませんでした。金切りバサミを使用。
使用したステンレス板は「久宝金属製作所 ステン(SUS430)板 スリム 厚み0.3X巾150X300mm」
厚過ぎず薄すぎず、ペンチなどで簡単に曲げることが出来る、扱いやすいステンレス板です。
あらかじめ、①の部分を「赤いフューエルレバー」の真鍮の径に合うよう、丸いボールペンなどを使って小さめに丸めておきます。②は固定用。
*②の部品は取り付けてあったのを外したので、少し歪んでいます。
こんな感じに丸めます。
真鍮の部分に挿入します。
はまりました。
次に、平らなベロのような形の部分を、左側の金属を広げて、その隙間に差し込んで・・・
このベロを折り返して固定します。
下に飛び出した板を上に折り曲げて固定しています。
折り曲げた部分が長すぎて少し見えていますが、もっと短くても良かったですね。
こんなに簡単な方法ですが、これでしっかりと固定することが出来ました。
最初に作った時は①の部品がユルユルで、遮熱板がカチャカチャと動いてしまいました⇩
①と②の関係、分かりますか?
ここで水平調整します。触っても動きません。
この遮熱板を取り付けたままでもプラケースに収納できます。
これでツマミが溶ける心配は少なくなりました。
ただし、タンク自体が高熱になった場合はストーブの使用を止めないといけませんね。
ジェネレーターやOリングなどの部品交換の記事はたくさんありますが、こんな遮熱板を製作する記事はネットで捜しても見つかりません。でも、心配な方は製作されてはいかがでしょう。自己責任で!
必要なければ外すことが出来るので、元の 「508」 に簡単に戻すこどか出来ます。
スキレットには有効かも?
今回のヒーターアタッチメントでは輻射熱はあまり感じられませんでした。
でも、バーナーボールからはみ出すような大きなフライパン、鉄板、または鉄製のスキレットなどでは、輻射熱の影響を受けそうです。
その際、このレバー用の遮熱板が活躍することでしょう。
バカバカしくて誰も遮熱板の製作などしないでしょうけれど、でも、誰もやらないからこそ価値?があると思い込んでいます。(笑)
*いつか、或いは何年後かに誰かの目に留まり、その参考になれば・・・それでいいと思います。
左のピーク1 400Aも赤いレバーが五徳近くにあるので、鉄鍋などを長時間熱すると輻射熱の影響を受けそうです。でも、このストーブにもつけてしまうとケースに収納出来なくなるので取り付けは不可ですね。
燃焼後のストーブ
真鍮 (銅と亜鉛の合金) 部分が薄いピンク色に変色しています。何度もガソリンストーブを使ってきましたが、これは初めてですね。
ここも? これは酸化作用?
タンクの内部もピンク色に。
ピンク色に水をかけてオレンジになり,
乾けばピンク色に戻るとすれば,前者が酸化銅の
干渉色。後者が酸化による発色《OKWAVEより》
しばらく外に放置していたのが原因かもしれません。でも、放置って普通の事ですよね。
身につける装飾用のアクセサリーでもないし、気にもならないので、気が向いた時に手入れをしてみようかと思います。
ガソリンストーブと言えば・・・
こちらはスベア123R⇩