駐車場から出ようと、少し走らせたら・・
タイヤの辺りから聞き覚えのある、パンクっぽい鈍い音が聞こえました。
車から降りて確認すると、やっぱり、右のタイヤがペチャンコでした。
元の場所に戻そうとゆっくりとバック。
今は、スマホでこちらの位置情報を送ることができるんですね。
地図上で駐車場の位置を確認し、ボタンを押しました。
この情報がJAFに届くので、係の方が地図を確認することが出来るみたいです。
便利になりましたね。
渋滞があったとかで、JAFが来るまでに50分ほどかかりました。
「〇〇しますねー」と言いながら、ジャッキで車を持ち上げ、タイヤを外しました。
手際がいいです。
作業されている方は、11年のベテランです。
下にかましている木片は、ジャッキが外れた時の安全策です。下がコンクリートなら滑りにくいのですが、ここは砂利敷なので念のためだそうです。
もちろん反対側には車止めをしてあります。
エアーを入れてタイヤを膨らませ、石鹸水でパンクしている個所を探しました。
犯人は小さな1㎝ほどネジでした。
頭の部分が折れていてネジだけ突き刺さっていました。
そのため、空気が少しずつ抜けていたんです。
ドリルのような道具 (スクリューリーマ) をクルクルと回転させながら、穴を6mm?に広げています。そこにオイルのような粘着剤を押し入れています。この粘着剤が、タイヤや後から差し込む修理用のゴムを溶かして接着するのだそうです。
その後、ゴム紐通しのようなインサートニードルでゴムを差し込み、末端を切ってパンク修理は終わりました。
「3分で硬化するので、作業が終わる頃には走れますよ」と。
次に後輪を同じようにジャッキで持ち上げて外しました。
タイヤの表面をチェックした後に、前後のタイヤを入れ替えました。
パンクしたタイヤをそのまま前輪として取り付けると、ハンドルを切った時にタイヤが捻じれるからだそうです。安全策です。後輪に取り付ければ真っすぐ走るだけなので、タイヤへの負担が少ないからだそうです。
最後にタイヤのホイールナットをトルクレンチで規定トルクに締め、タイヤの空気圧を確認して終了しました。
約30分くらいの作業でした。
作業してくれた方は、とても気さくでユーモアもあり、作業手順も素早く安心して見ていられました。
前回、バッテリー上がりでお世話になった方も、とても丁寧な対応でした。
JAFって、みなさん感じの良い方ばかりです。
年会費は高いものの、こういういざの時に役立つので助かります。入っていてよかった。
その日、JAFからスマホにアンケートが続きました。もちろん「とても良い」にチェックを入れました。
さて、そろそろタイヤ交換の時期。
「12月の車検まで持たないかもしれません。早めに交換してください」と言われました。 タイヤ、だいぶ擦り減って来ています。
今度、タイヤ交換しに行かないと!!
《次は、新しいボックスを使ったエアーポンプケースの製作を連載します。》