ひょうたん池にアブが浮いていました。
最初に見た時は、小さな蟻がたくさん群がっていました。
しばらくして見ると、蟻の姿はどこにもありませんでした。どうしたことでしょう。諦めたのでしょうか?
ところが、死んでいる筈のアブがぴょこぴょこと動いているのです。
何かが下から突っついているように見えました。
そこで、網でそーっと掬 (すく) ってみると・・・
網の中にはエビが二匹。
エビがアブを食べようとしていたんですね。
ミナミヌマエビがアブを食べる
ミナミヌマエビはてっきり苔だけ食べるものと思っていました。
ネットで調べてみると、「雑食性」とありました。「雑食性」なら、昆虫の死骸なども食べるんですね。
さらに調べると、弱ったメダカや死んだメダカも食べるようです。
メダカが急にいなくなってしまったのは、そして死骸もなかったという事は、弱って動けなくなってしまったメダカをエビが食べていたという事でしょうか。
試しに、アブを池に戻して観察してみると、やはりエビが寄ってきました。
盛んに突っついています。
4匹に増えました。
水面下からツンツンと突き上げた振動を感じた蟻が、「こりゃ、たまらん」と逃げ出したんですね。
ということで、エビは池の掃除屋。池の浄化に役立っています。
追記 :謎の解明⇩
「ハリガネムシは寄生したカマキリを操作し水平偏光に引き寄せて水に飛び込ませる」