以前、異動の時に有志から贈られた竹製の椅子。
室内ではなく、庭の土間に置いて、使っていました。
直接、雨は当たりませんが、長い間外に出しっぱなし。
でも、特にガタつくこともなく普通に座ることが出来ました。
釘などを一切使っていないので錆びは出ません。全て、竹を使って固定されています。
そして、シンプルなデザインの椅子です。風雨に晒されていたので、それなりの風合いが出ています。
竹製の釘。竹で編んであります。さすがに細い竹は、所々ほつれています。
風化しているものの、ガッチリしています。金属ではこうはいかないでしょうね。
1999 3.23 と書かれています。20年前のもの。丈夫です。
塗り直そうと思った理由がコレ。
息子が迷彩仕様にしようと購入した、たくさんのスプレー。不要なのですが、処分に困り保存しておいたもの。
その中から、この色を選びました。
塗装の前に紙ヤスリで汚れなどを除去。そして奇麗に拭き取り塗装開始です。
最初は、塗りにくい裏側から塗装開始。一番最後に座面を塗って乾燥させました。
この順番を間違えると、掴むところがなくなってしまい塗りにくくなってしまいます。
細い竹の紐は全て取らず、使えそうなものはそのままにしてあります。剥がれたら、下に元の色が模様となって現れるでしょうね。
これだけ見ると、まるで新品の 竹製品!!!
なかなかいい色でしょう?
ただ、乾燥すると、上のような竹の質感ではなく、少し白っぽくなってしまいました。(クリアー吹けばいいのかな?)
ちょっと残念ですが、でも、気に入っています。
これで、まだしばらく使うことが出来ます。
ちょっとお色直しするだけで、さらに愛着の湧く椅子に蘇りました。