コールマン ランタン CL1
「CL1」。かなり長く使用していますが、交換したのは消耗品ぐらいです。ほとんど壊れない丈夫なランタンです。
ただし、白いラインが入った貴重なガラスホヤを破損してしまい、メッシュホヤに変更してあります。
底には「12 85」という刻印。「85年 12月製」。
購入したのは、86年8月。
1985年12月製ということは、かなりのビンテージランタン。
「200A」というランタンの後継機種が、この「CL1」。
「200A」~「CL1」~「286A」。つまり「286A」の初期モデルのようです。
ただ製造期間は短く、その間に様々なタイプが作られたようです。例えば、取っ手のハンドルが外側の支柱についているもの、ベンチレーターについているもの。ベンチレーターの形も違っています。またデカールも違うようです。
メッシュホヤの裏側には風防も兼ねて、薄いアルミ板で作った反射板を取り付けました。大光量だと明るすぎて近所迷惑ですよね。
現在、販売されているのは、
コールマン ワンマントルランタン(ケース付) 286A740J
《Amazon》
デザインも昔のまま。「ゴォー」っという燃焼音はたまりません。
灯油のペトロマックス、そしてホワイトガソリンの286A。どちらも魅力たっぷりのランタンですね。
ただし、ホワイトガソリンを使用するので使い方を間違えると、火傷など危険なので、しっかりと説明書を読んでから使うことをお勧めします。
Amazonのレビューでは、
・LED以外は初めてのランタンです。
【使用1回目】みるみる光量が落ち、2時間ごとに追加ポンピングが必要でした。使用2回目で専用のリュブヒカントを使用したらこの症状は収まりました。エア漏れでしょう。最初から油くらい指して出荷して欲しいです。
虫が多い夜だったので、中に突撃したのか、途中からマントルの一部が黒く変色し、その部分は発光していない様でした。
予備のマントルは必携ですね。【使用2回目】風が強いなーぐらいの中の使用。ムードのために光量を絞って使用していたらいつの間にか火が吹き消えてしまい、再点火したらランタン全体が火だるまになりました。火が消えてもエア圧でガソリンは垂れ続ける仕様なのでしょう。垂れたガソリンに一気に着火です。火の着いたガソリンが地面に垂れる光景を目にしました。
タープなど他の物に燃え移らなくて良かったです。
テント内で使用などもっての他の危険物のつもりで扱って下さい。ムードは最高です。
*経験ですね。火が消えても、ガスストーブのように自動的にガソリンの供給は止まりません。ガスは出っぱなしなので、再着火なんてやってはいけません。
ガソリンの性質・その怖さを頭に入れながら使いましょう。 マントルが破れると、そこから強力な炎が出て、ホヤを溶かしてしまいますよ。
・ランタンと言えばコールマン。
これだけは、スノーピークやペトロマックス等、高価なブランドでも決して覆せないモノで、スノーピークのランタン使う人は笑えてくるレベルです。
しかしながら、コールマンにはシーズンズを始めセンテニアル等限定モノが溢れかえり尚且つバースデーランタンという男がイチコロな文化がある程で。
初心者でこのランタンを購入する方は、オススメなんですが、コレクター気質だと、必ず限定品が欲しくなるので注意です。
私はコレクター気質ですが、初めて出会ったこのワンマントルを、一生大切に、そして息子へと引き継いで行きたいと考えています。
キャンパーは皆ギア好きの男の集いです。
メンテナンスもすぐにマスターできます。
安心して購入されて下さい。☆メリット
1.光量が高く、ツーマントルは必要無いと思わせてくれます、実際必要有りません。
2.ガスに比べ使用する季節を選びません。
3.LEDとは比較にならない暖かな光(暖色LEDでも相手になりません)。
☆デメリット
1.ランニングコストご高め(他社製廉価ホワイトガソリンでも問題なく点灯しますから、そちらを使えば非常におトク)。
2.ポンピングが面倒(というは最初だけ。ポンピングという儀式がキャンプの夜の始まりで、可愛いモノです。)。
3.マントルの装着、空焼き、点灯にはコツが必要(最初の一回でマスターできます、男として見せ場です、点灯が爆発の様になっても焦らないで!)。*ツーマントルは、ただ面倒だからと、シングルマントルにしました。シングルでも明るい。
ランタンを買ってきて、すぐに着火?
着火のその前に、全ての部品を点検をしましょう。特にゆるみは危険です。そしてキャンプ前に必ず試しておきましょうね。キャンプでいきなりデビューして、失敗すると恥ずかしいですよ。
ソロキャンプでは、たぶん使われないだろう、ガソリンランタンですが、使ってみてください。
LEDランタンなんて・・・と感じます。
明るいランタンなので、お隣様に気を使って、リフレクター(反射板)を使うこともお勧めします。
ネットを見ると、ステンレス板で自作されている方もいますね。
ステンレスは反射率がアルミよりも高いのでよさそうです。