rmenx’s blog

自然が大好きで、生き物に関連する記事も載せています。製品レビューについては、ただ製品の画像や仕様などを載せるだけではなく、実際に使ってみたり、自分なりに詳しく調べてから載せるよう心がけています。また、過去記事に追加・変更もしています。こちらも御覧になってください★間違いなどありましたら、知らせていただけるとありがたいです★ アソシエイト・プログラムへ参加 ※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

スノーピーク アルミパーソナルクッカーセット SCS-020③ S、Lポットのフタ用の蓋の製作 追記あり★★★

トレック900のフタはフライパン代わりに使えることは実証済みなので、あらためて書き留めておきます⇓

蓋があると便利なので、アルミ パーソナルクッカー用の蓋も自作してみました。

*ネットで調べても、あまり蓋の製作記事は少ないです。蓋は必要とされていないようですね。

 

Sポット用の蓋

大きい Lポット用に作ると、Sポットの中に収納出来ないので、小さな Sポットに合わせて作りました。

作り方は、前回のトレック900と同じです。0.5mm厚のアルミ板をポットの外周に合わせて丸くカット。中央に取っ手をつけて完成。

 

取っ手を固定するのにハンドリベッターを使いました。

ハンドリベッターは一度握ってもだめで、二回目でようやく切断できます。

下は、asz1さんのわかりやすい動画です⇓

ところが、どうしても裏側にはキノコみたいな出っ張りが残ってしまいます。

ネットの動画を見ても、このくらいは出っ張っていました。下はアルストの蓋の固定の際のリベット。f:id:rmenx13:20201229124212j:plain

これは邪魔ですね。ブラインドリベットよりも、普通のアルミの平リベットの方がいいかもしれませんね。

 

そこで、金属ばさみで、周囲を少し切断し、やすり掛けをして使っています。

今回の蓋も切断した後に養生テープを張ってやすり掛け。金属やすりで粗削りした後に、紙やすりで仕上げています。これでもしっかりと固定できています。f:id:rmenx13:20201229124335j:plain

蓋の裏側に出っ張りが少ないほうがいいです。f:id:rmenx13:20201229124443j:plain

とりあえず試作品の完成。相変わらず隙間が・・・。でも、蒸気穴と思えば・・・  f:id:rmenx13:20201229124526j:plain

トレック900の時と同様に、ポットの蓋として使えます。 f:id:rmenx13:20201229124558j:plain

フタの内側に収納しました。 f:id:rmenx13:20201229124633j:plain

蓋の取っ手は折り畳み式ではないので、少し出っ張っています。折り畳み式も考えましたが、部品が多くなるし、取っ手が直立しないと意味がありません。そこまでしてコンパクトにしなくてもいいか?

この取っ手はたためませんが、意外と便利なんです。  

試作品として、こんな取っ手用の部品も作ってみました。直立します。でも、リベットで止めると結局出っ張るし・・・しかも、形が歪 (いびつ)。

f:id:rmenx13:20210124082928j:plain

そこでやり直し。この形の方がいいかな?

f:id:rmenx13:20210124173136j:plain

*理想は下のようなプレスされた形。これなら、裏返したらフタに収納しやすそう。

f:id:rmenx13:20210206093108j:plain

 

Lポットのフタの蓋の候補

Sには専用の蓋を製作しましたが、Lにはありません。

「TOAKS (トークス) チタニウム リッド 145mm チタン 蓋 【日本正規品】」 

アルミパーソナルクッカーのLの蓋にかぶせてみました。クッカーの内側 (145mm) に入るので外れることはありません。写真ではぴったりに見えますが、ほんの、0.2mmぐらい TOAKSの方が大きいです。

f:id:rmenx13:20210114091921j:plain

他にもいくつか蓋は販売されていますが、サイズが合うものはありませんでした。チタンなので軽いですが、値段が¥1,000 以上するし・・・・使えないことはないですが、わざわざ買う製品でもなさそう。

Lポット用の簡易蓋

いっそのこと、中央に穴のあいた円盤状のフタでもいいかもしれません。穴に箸などをさして使います  (我が家の古い取っ手の取れたフライパン用のフタと同じようなつくり)。

 f:id:rmenx13:20210115053903j:plain

 

ということで、前回、N-Projectの移動テーブルに使ったアルミ板 (もう使わないので、再利用) を加工して、Lポット用の簡易蓋を作ってみました。

0.5mmのアルミなら、丈夫なハサミで切り取れます。中央に4mmほどの穴を開けたシンプルな蓋。これなら、だれにでも簡単に製作可能です。

f:id:rmenx13:20210117174844j:plain

アルミ板は軽くて柔らかいので自作向け。

アルミパーソナルクッカー自体¥4,000弱の商品ですから、「光 アルミ0.5×300×400mm HA0534」なら、¥500 以下なので手頃。

このアルミ板で、アルミパーソナルクッカーの大小二つの蓋が作れます。ハサミとキリなどがあれば、すぐに作ることができます。穴はハサミの先を差し仕込んで拡大し、バリをカッター或いはヤスリ掛けするだけ。

小さめの穴なので、細い箸なら差し込んで持ち上げることができます。わざわざツマミをつけなくても、これで十分ですね。

平らなので、クッカーの下に収納できます。

これで二つ揃いました。そんなの作って、使うのかい?

f:id:rmenx13:20210117193116j:plain

f:id:rmenx13:20210118070730j:plain

蓋があると、料理の幅も広がるし、埃なども入りにくくなるでしょう?

アルミパーソナルクッカーそのものは全く加工していないので、必要がなければ使わなきゃいいだけ。

 =追記=

やっぱりツマミをつけましょう

平らで収納が楽でも使いにくてはいけません。

欠点としてフタを外すときに、棒などを差しても滑ってうまく外せないこと。貧乏くさく、滑りにくい割りばしで外してみましたが・・・・、まだまだ改良の余地ありです。

f:id:rmenx13:20210118173159j:plain

対応策

穴を利用して、4mm幅のステンレス製の細い板を取り付けました。ツマミが大きいと邪魔だし、強度的にも弱くなります、そこで、ツマミの高さを抑え小さくしてみました。(長い針金は簡単に曲げられますが、1㎝ほどの針金が手で曲げられないのと同じ理屈。) 5mmほど飛び出しています。ドーム型なので、少しくらいの力では潰れません。

f:id:rmenx13:20210119072024j:plain

これで丈夫になりました。アルミでは柔らかすぎるので、アルミ製の取っ手にすると曲がってしまいます。どのクッカーでも取っ手がステンレス製なのはそのため。 

f:id:rmenx13:20210119100409j:plain

もちろん、指でもつまめるし、スクーでも、この通り、簡単に外すことができるようになりました。

f:id:rmenx13:20210119071918j:plain

収納ケースの底にスポンジを敷き、その上に逆さにして入れれば収納可能になりました。

下は取っ手のストッパー製作の記事⇩

トレック900の蓋を作り直した記事⇩

追記 : 2021.02.11_

サークルカッターで作り直し

0.5mmのアルミ板を切り抜きます。直径約14.7㎝。f:id:rmenx13:20210211093125j:plain

サークルカッターで何回か回せば、裏に傷が見えてきます。

ゆっくりと下に折り曲げて・・・四隅を切っておくと曲げやすいし歪が少なくなります。

f:id:rmenx13:20210217135918j:plain

1.5mm径のアルミ線のツマミと、0.5mm厚の台座金具をリベッターで固定。f:id:rmenx13:20210211093525j:plain

折り畳み式。どこでも固定できます。

アルミツマミは1.5mm径ですが、意外と丈夫。