最近、道路の浮き上がっている場所や坂道を走ると「ズズーッ」という音が聞こえ始めました。
先日は、蒲鉾状の踏切手前 (上り) を走行中、周囲に響き渡るような音を立てました。その音に驚いた人たちは、何事かと思って、この車を注視。
調べてみると、エンジン下のアンダーカバーが外れていたのでした。
アンダーカバーの重要性について
公開日: 2016/05/06 : 最終更新日:2017/01/31
豆知識
みなさん、こんにちは!
今回は自動車のアンダーカバーについて少ぉーしお話しさせて頂きます。 (>∀<)b
先日お客様から、「タイヤの輪止めにアンダーカバーが引っかかって外れてしまった」とお問合せがありました ( T-T) さっそく見させていただくと・・・ 付いていない Σ( ̄ロ ̄lll)
外れてしまったアンダーカバーは裂けてしまっていたとのことで処分されたのこと ガ━━(´・д・`|||●)━━ン
さっそく見積もり (。`・д・)=b クリップ等もろもろ含めまして16,000円程 けっこう高額 (_ _|||)
お客様に相談してみると、走るのにそんなに支障ないよね・・・。 無のままにしよっかなぁ・・・ ε=ε=ε=(艸゚Д゚*)
アンダーカバーは確かに運転していても目に付くものでも無いですし、無くても問題なさそうに見えてしまいがちですが、大きなトラブルになることがあるんですよぉ Σ( ̄ロ ̄lll)
ブログ⑯ アンダーカバー
アンダーカバーの役割
1. エンジンルーム内の熱を効率的に逃がす(エンジンルーム内の冷却風を効率よく流してます)
2. 車体の下の風を整流して空気抵抗を減らし燃費向上に繋げています。
3. 走行中に異物を巻き上げエンジンルーム内の損傷を防ぎます。等があげられます(>Д<)ゝ”
僕の整備経験の中でも、走行中に木の枝でベルトが外れてレッカーで入庫されたお客様も見えますし、何かしらベルトに巻き込んでトラブルになった方いらっしゃるんですよぉ (゚Д゚|||)
メーカーさんも燃費の事を考えて車の重さを減らしてるんですけど、それでもちゃーんと付けているって事はそれだけ重要な部品なんだって事を理解して頂けるといいですね ヽ(*´∇`)ノ
大きなトラブルになることを事前に防ぐ為にも、ちゃんと取付されることをお勧めします(v^ー°)The following two tabs change content below.
《豊明店車検のコバックより》
車の下を覗いてみると・・・この部品が道路と擦れているのでした。
この部品が下に垂れ下がり、地面との距離が短くなったために、ちょっとした段差で擦れて大きな音を立てていたわけです。
《みんからより》
さっそく、ディーラーに行って調べてもらいました。
下はディーラーで撮影された写真。
下側が車の前部。
これは、「ZR FOR SERVICE」オイル交換用のカバーです。ピンが外れて垂れ下がっていたようです。
調べたところ・・・こんな風に蓋を開けてオイル交換をします。
オイルパンが見えました。
《Motorz モーターズ オイル交換》
分かりづらい写真ですが・・・
ディーラーの作業内容・使用部品の欄には、
*アンダーカバーが外れてしまった
下回りチェック アンダーカバークリップが外れていたため取り付け直し直りました
とありました。 もちろん、請求金額は ¥0でした。
これで快適に運転することが出来ます。
調べていくと、プリウスZVW30のエンジンアンダーカバーは何度か開閉を繰り返していると樹脂の部分が引きちぎれてしまうらしいです。醤油などのペットボトルのキャップと同じように樹脂だけでつながっていたんですね。
そのプリウスのアンダーカバーと比べてみると⇓
《左の写真は、みんから ちびだぬきの愛車 [トヨタ プリウス]さんより引用・加工》
プリウスとほぼ同じなんですね。同じトヨタの1800ccです。左は新型のカバーなので穴がありません。
くれぐれもアンダーカバーには、お気を付けください。