rmenx’s blog

自然が大好きで、生き物に関連する記事も載せています。製品レビューについては、ただ製品の画像や仕様などを載せるだけではなく、実際に使ってみたり、自分なりに詳しく調べてから載せるよう心がけています。また、過去記事に追加・変更もしています。こちらも御覧になってください★間違いなどありましたら、知らせていただけるとありがたいです★ アソシエイト・プログラムへ参加 ※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

アルミのフライパンは焦げ付かない

先日、スノーピーク

アルミパーソナルクッカーセット SCS-020

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Amazon

この製品のレビューを眺めていました。

 

すると、アルミは焦げ付きやすいと言われてきたはずなのに、焦げ付かないというコメントがありました。

・この厚めのアルミクッカーを6年ほど愛用しています。
レビューを見て、いてもたってもいられず初めて投稿します。

景色を眺めながら高温になるまでじっくりと加熱して、ゆっくりと粗熱を取れば、食材がくっつく事はありません。
そういった使い方をキチンと理解すれば、安価で錆びにも強い、最高のクッカーです。

このクッカーで酷評されている方はおそらくアルミを理解せず使っていると思われるので、家で使うテフロンのクッカーを買うべきだと思います。

6年たってもガタも出ず現役ですが、壊れたら同じものを買おうと思います。


・今まで1000円で買ったステンレスのクッカーセットを使ってましたが、炊飯がアルミの方が簡単なので購入。
今までのクッカーより一回りくらい大きく、一人ですこし多めに食べるにはちょうどいい大きさな気がします。

フライパンが使えないというレビューが多いので追記します。

フライパンは、しっかり加熱し、鍋自体の水分を飛ばして油をしけばこびりつきません。なぜ鉄鍋が焦げつきやすいのか調べてください。道具の問題ではなく、それをできない使う側の問題です。

そこで、アルミのフライパンについて調べてみました。

 

アルミ製フライパンというと、よくパスタ料理に使われていますよね。ペペロンチーノの動画を見てみました。

 シェフ 大西哲也さんが、「これが決定版! ペペロンチーノ」と、詳しい説明とともに手際よく調理している動画です。

 

アルミのフライパンは熱伝導がよく、火加減で温度を細かく調整できます。動画を見る限り、弱火~中火。この範囲で使っていることがわかります。

ペペロンチーノの調理では、オリーブオイルをたっぷり入れた後に、スライスしたニンニクを入れ、それから火にかけています。弱火くらいです。

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スクリーンショットを加工》

少したってから、刻みニンニクと鷹の爪を投入しています。この後も弱火。さらにはスパゲッティーのゆで汁(味噌汁よりもちょっとしょっぱいと表現、かなり濃い塩味)と混ぜてかき混ぜて乳化を促進させています。やっぱり弱火。

 

続いて、中尾アルミ打出フライパンのご意見

https://www.furaipan.com/kikaku/hyouban/hyoban44.shtml
の記事の中で、

・巷では「アルミパンは焦げ付く」というデマが広まっているようですが、アルミパンは火加減・油加減さえ間違えなければ 焦げ付くことはありません。試しに、油を敷いてから火にかけて、温まったら火を止めて、卵を割り入れてから弱火にして、 お好みの加減の目玉焼きを作ってみてください。・・・《後半略》

それに対して、スタッフのコメントがこれ⇓
・アルミのフライパンでは、変色予防の研ぎ汁処理は不要でしょう。 なお、茹でた時は、油の馴染みがその都度とれますので、次回は油返しをしっかりしていただいてから調理されるとより良いです。 とにかく、鉄に比べると格段に熱伝導性は良いので、弱めの火加減は鉄フライパン以上にポイントかもしれません。 打ち出しすことで、むらなく伝える、熱伝導性の良さを例証いただきました。 ただ、重量の方は、打ち出しのないものと大きな違いはございません。 もともと板が厚くなっていますので、しっかりとした作りで、側面も底面も同じ厚みとなっています。 こんにゃくや中華麺製造時に使われるアルカリ剤にアルミが反応するため黒くなることがございます。 今回は、メーカーのような詳しいご見解をいただき、ありがとうございます。 使い方をしっかりつかんでいただけば、末永く使用できて重宝なフライパンです。 改めて、フライパンの使い方、火加減・油加減の重要さを教えていただいたようです。

こうやってみていくと、ポイントは火加減と油の量ですね。

ペペロンチーノでは30ccとかなりの量のオリーブオイルを使っています。

 

同じオリーブオイルを使う料理として、「アヒージョ」がありますが、この料理もオイルたっぷり、しかも弱火で調理することが前提ですよね。

 

キャンプでアルミのフライパン(クッカーの蓋部分)を使っている方は多いです。

ただ、キャンプでは焚火では火力調整が難しいし、早く作ろうと強火にしてしまっているのかもしれませんね。

 

✤前回のトレック900のフタで調理した時も、伝導率が良すぎて火の回りが早かったです。目玉焼きなど焼き物を作る場合には、弱火ぐらいでちょうどいいぐらいでした。

しかも、オイルを少し多めに入れ、煙がたつぐらいに過熱しました。それでなんとか調理に成功。

ステンレスのフライパンもそうでしたが、いずれの場合もオイルと火加減が大事なんだと気づきました。 

 

スノーピークのトレック900に調理に必要なモノを収納してみました。そして、トレック900でどんな料理が出来るか挑戦中⇩