アルミクッカーで炊飯ができるのは当たり前なので、ここでは扱いませんが・・。
今回は、焼き物?をしてみたいと思います。
フタはフライパンになります。
厳密に言うと、「フライパンに似たような形に」なります。
レビューに「初心者はウインナー、中級者は目玉焼き、上級者への登竜門はこれで小魚や刺身の残りを焼けること」とありました。アルミのフライパンでは難しいんですね。
今まで焼き物と言えば、鉄製のフライパンかテフロン加工で済ませていました。
*フライパンで魚を焼く?・・あまり焼いたことはありませんが、クッキングシートを敷いて焼くと片付けが便利だとか。そのまま焼けないことはないですが、ネットを見ると、クッキングシートばかり。わざわざフライパンで焼かなくても・・・
キャンプの記事ではトレック900のようなクッカーの蓋について、「フライパンとしても使えます」とか「炒め物もできます」と書かれていることが一般的ですが・・・。
本当に家庭用のフライパンのように万能にいろいろな食材が焼けるのでしょうか?
やってみました
ガスコンロでは中央にあるバネ付きのセンサーがあるため、軽いトレック900のフタは浮いてしまいます。そこで、ST-310で調理することにしました。
火にかけ弱火で温めました。そして油を少し多めに投入。
「シャウエッセン」4つで一杯。
「ジュージュー」と音を立てて皮がむけてきます。時々ひっくり返すと、底には茶色い焦げが・・・。でも、ウィンナはフタの上をコロコロと転がるのでこびりついてはいませんでした。
でも、弱火でも火が強すぎたようです。
スポンジで軽くこすると、焦げが綺麗にとれました。これぐらいなら使えますね。
次は目玉焼き。
黄身が真ん中に来ませんね。嫌な予感。
弱火にしています。
水を加えて、自作の蓋をしました。
いつもは鉄のフライパンで中火で3分ほど焼いています。アルミなのでもう少し短い時間でと思っていましたが、熱伝導が良すぎたのか、あっという間に水が蒸発、少し焦げてしまいました。
やっぱりとろ火ですねー。火加減が大事なポイント。
焼きあがったので、取り出そうと思いましたが、ヘラが大きすぎて入りません。もっと小さなヘラじゃないとダメでした。結局、目玉焼きの端は崩れてしまいました。
こびりついていなければスルスルと動き、簡単に取り出せたかもしれません。
黄身が固まってしまっています。焼き過ぎです。
といっても、2分も焼いていません。これでは「炒め物が出来た!」とお世辞にも言えませんね。失敗!
フタの縁が焦げて剥がすのが大変でした。縁に油を塗っていなかったからでしょうか? それとも火が強すぎ?
でも、中央は全くこびりついてはいません。フタにこびりついていたので剥がしにくかったんですね。
目玉焼きと言っても、いろいろな焼き方があります。,ネットで見ると、アルミクッカーで作った目玉焼きの写真は黄身がオレンジ色のまま。これならすぐ作れるだろうなー。
鉄のフライパンで卵焼きを作るときも、黄身の周りにあるドロッとした透明な濃厚卵白が固まるまでに時間がかかりますね。
蓋なしで作ると・・・
蓋をしないで極弱火で焼き続けると、黄身がオレンジ色のまま、見た目のいい目玉焼きができます。これは、鉄のフライパンの極弱火の場合。アルミのフライパンだったら、熱量が違うから超弱火にしないとダメなんですね。
しかも卵一個分の小さなクッカー。熱がすぐに伝わってしまいます。
蓋ありで作ると・・・
さらに、黄身に薄い膜をつけるとなると、水を加えて蓋をして・・と、時間をかけないと出来ません。この時間がかかるというのがネックですね。熱し過ぎてしまうからです。
ふっくらとして、薄い膜が黄身を覆っている、下の写真のような目玉焼きを作ろうとしていたのに・・・
焦げ付いた原因は、火が強過ぎたのと焼き時間が長すぎた?のかもしれません。
ぐちゃぐちゃの目玉焼き。
「見た目は悪いけれど、美味しければいい!」じゃねー。
完全に失敗です!
もう一度挑戦しないといけません。悔しい!
これでは、アルミフライパンを使いこなせたとは言えません。初心者です。
再度挑戦した記事⇩
簡易蓋の文字を消してみました⇓
次は、0.5mm厚のアルミ板で蓋を再製作⇓