キャンピングムーン ソロキッチン
シングルバーナー ST-310用 ソロテーブル ステンレス製 収納 サイクルプレート付き キャンピングキッチン SK-310CP
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材質:ステンレス
サイズ:使用時/約360×170×85(h)mm、収納時/約360×170×15mm
重量:約1100g(風防サイクルプレート込み)
分散耐荷重:約10kg
適用:TRANGIA トランギア アルコールバーナー TRB25、SOTO ソト レギュレーターストーブ ST-310、IWATANI イワタニ ジュニアバーナー CB-JCB(風防サイクルプレートと併用できません)。
1100gもあるので、ずっしりしています。ちなみに、「重い」と評判?の「FUTURE FOXのST-310用テーブル」の重量は約630g。それよりもかなり重い? 今まで販売されているテーブルの中で一番重いです。
でも、重量があるので強風にもびくともしないし、安心して使うことが出来ます。
折り畳み可能なステンレス製のソロキッチン
「ソロキッチン」という名称は、確か Space fire が最初だったような・・・検索すると、Space fireが出て来ます。
⇓天板の両端にキャンピングムーンの「山」のマークがさりげなく打ち抜かれています。全体的にバリは少なめですが、この模様の尖った部分は引っかかります。ヤスリがけをしておきました。(天板の裏側から抜いているので、表側にバリが発生しています。バーナーが入る部分や「コの字型」の部分も紙やすりをかけた方が安全です。すべてかけました。
天板は1mm厚、脚は1.5mm厚のステンレス製。頑丈です。
脚は少し緩いかなと感じられますが、支障はなさそうです。他のメーカーが丸棒を使っているのに対して、曲げ加工を施されたL字の板を採用しています。
このネジが緩むことってあるのでしょうか?
*追記:緩みが心配だったので「ネジ止め剤」として、とりあえず塗料を流し込みましたが、レビューに「緩み止めナット(Uナット)なので・・・」とあったので、不要みたいです。そういえばナットの形状が独特でした。カシメ加工でフリクションリングを固定しているので、こんな形状になっているんですね。
《富士精密株式会社》
詳しくはここ⇩
ステンレスの素晴らしい質感
そしてデザインとも言える、いくつものスリット(軽量化、デザインなどのための肉抜き)。なかなか洒落たテーブルです。まるで工芸品のように美しいです。その代わりに指紋がベタベタとたくさんつきました。
風防は脚と同じ1.5mm厚のため、がっちりと組み立てられ、ガタツキは全くありません。ジュニアバーナーには使えないので、ST-310専用として使えば問題ありません。
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天板や風防のスリットは燃焼確認ができるように開けられているようです。
側面は一般的な「L字型」ではなく、「コの字型」に曲げ加工されているので、より頑強です。
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*ステンレスに厚みがあるので、加熱されたシエラカップや、小型のコッフェル等を置いても大丈夫です。
脚部は1.5mm厚のステンレス材、天板は1.0mm厚のステンレス材(SUS304)を使用したタフなスペックです。小型のダッチオーブンも乗せられる強度を持っています。
使えるバーナーは、SOTO ST-310、イワタニ・ジュニアバーナー、そしてトランギアのアルコールストーブ (エスビット、ガオバブも使えます。それと五徳が必要です)。
*マルチタイプの遮熱テーブルにはアルストを使える仕様のものがいくつかあります。これは遮熱テーブル。ガスボンベを輻射熱から守るためのテーブルですから、ボンベを使わないアルストには本来必要ないと思います。しかも、小さくて軽いのがウリのアルストに、重くて大きいテーブルを別に持って行くというのは・・・・
「マルチ」という響きがいいのでしょうか。
下の写真はガオバブ。
*ちょっと気になったのが、ジュニアバーナー。火力調整つまみが、だいぶ奥まった場所に見えます。使いづらいです。ST-310の場合はテーブルの端に火力調整つまみがくるので、回しやすいです。
チタンテーブルが33㎝ × 16.5㎝ × 7.8㎝ですから、少し大きいサイズです。
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SUS304は、オーステナイト系と呼ばれ、クロム(Cr)やニッケル(Ni)が鉄に混ぜられています。耐熱性(熱伝導率が低く、保温効果がある)、耐食性がある金属。磁石につきません。
ケース
アーミーっぽくて、色といい、形といい、材質といい、キャンパス製でカッコいいです。本体が重いので、これぐらい頑丈でないと破けてしまうのでしょう。ポケットには風防がすっぽりと収納できます。
ただ、本体にはぴったりサイズなので、脚が引っかかりやすく入れにくいです。脚が引っかからないように、天板を上側に向けて入れた方が入れやすいです。
*別売り始めましたね。頑丈で、しかも大きいので、他社の遮熱テーブルも入りますよ。
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レビューに「ケースの蓋がマジックテープで止まらないほど小さい。」とありましたが、きっと、そのバッグが初期不良なんでしょう。
余裕で止めることが出来ますよ⇓ (下にあるポケットもばっちり閉められます)
新製品なのでレビュー少ないですが、あの「CAMPING MOON」です。
ミニ焚火台にしろ、CB缶変換アダプターにしろ、かなり精度がいいのは実証済み。
しかも、お値段がびっくり!
¥3,480。
少し重いですが、それは丈夫な証。強風でもびくともしないでしょう。ステンレス好きにはたまりません。
重ささえ気にならなければ、ステンレスの質感とデザインを備えたこのテーブル。値段が手頃であるし、お勧めです。
★この記事を書いた12/06には、下の動画はありませんでしたが、1/27にアップされた、FUKUさんの動画。とても詳しいですよ。やっぱり動画かなー?
各種テーブルが発売されています。
今まで使い勝手はもちろんのこと、重量と価格が選択の基準と思っていました。
でも、このキャンピングムーンの製品を手にしてみると、よほどUL(ウルトラライト)を目指しているのでなければ、重さはあまり関係ないなと感じるようになりました。
むしろ、チタンテーブルは軽すぎて、安定感ではちょっと心配な部分もあります。逆にぶ厚いステンレスの、この製品は重いがゆえに安定感抜群。こんなテーブルがあってもいいんじゃない?と思っています。
FUTURE FOXのテーブルは重いですが、天板が広いため使い勝手が良く、愛好者が増えましたよね。車で運ぶのなら重さは全く関係ありません。だったら、重くても大きくても選択肢にあがります。
二つ折りが出来て大きさが半分になってしまうテーブルもありますが、中央で分かれているために強度が心配です。
このテーブル一つがあれば、Space fireの片脚テーブルは必要ないです。
⇓値段が安い方は風防なしです。安いからと手を出すと風防がないので、注意を!
★このブログの 12月6日から、かなり時間が経過していますが、別売りの風防は販売される気配がありません。もしかしたら、販売はないかもしれません。ご注意を!
★現在、品薄なのか風防付きは見当たりませんが、そのうち再販されると期待しています。
追記:2021.02.22_ようやくサイクルプレートが発売されました。
《Amazon》
これは、型番 : SK(solo kitchen) 310 CP(cycle plate)が風防付き。
これは型番 : SK 310 風防なしです。このテーブルを買った方には朗報です。
これは、バーナー用の穴もスリットもない、ただのテーブル仕様。
型番 : SK-8S。別売りのケース。
追記 : 2021.02.26_しかし・・・よく物真似品が出ますね。
F&C 遮熱テーブル 板厚1mm
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よく、コピー品を製造するなーと感心しています。Amazonはコピー品天国です。
これは、ST-330、アルスト専用のようですね。
専用なので、テーブルの高さが7.6㎝とかなり低く設定されています。この高さでST-310を使うとなると、ST-310の脚(五徳の内側)が接触してしまうからですね。それにしても、ほぼ垂直の脚、倒れそうです。もっと広げればいいのに・・・
風防よりも、五徳の方が低いので、大きな鍋を乗せると、風防が五徳の代わりになってしまいます。
追記 : 2020.12.09_
ステンレス製。落ち着いた色合いが高級感を醸し出しています。
火力調整ツマミも回転しやすい位置に。
脚にひっかかることもなく、ST-310をセッティングできます。
風防の高さはかなりギリギリ。ST-310の方が五徳の径くらい高いだけ。
クッカーとの距離はギリギリ。風が侵入しにくいです。
テーブル上にはクッカー一つ置けるスペース。
比べてみると・・・
テーブルの高さはキャンピングムーンが一番高いですが、どれも個性派で好みに左右されるでしょうね。