Gaobabuキャリボ風防の取っ手がカチッととまるのに驚いて、いろいろ調べてみました。
12月2日に載せた動画。気持ちいいぐらい本体に「カチャっ」と止まります。
カチャカチャをなくす方法
ネットで探してみると、取っ手が入るクッカー本体の穴の周囲をプライヤーで潰して、取っ手をきつくしている動画がありました。プライヤーで挟んで潰したので、そこにはギザギサの跡。本体を傷つけてまで、ブラブラを解消するというのは忍びないです。
また、取っ手の端の向きを少し変えて、スノーピークのクッカーのカチャカチャをなくした動画がありました。
その動画では、取っ手を指でグイっとずらし(②-A)、さらに端を交差させただけ (②-B)。でも、その場合、すぐに元に戻ってしまうと言われてました。そうなんです。以前、取っ手を狭 (せば) めたことがあります。でも、取っ手を縮めても、嵌 (は) める時には広げないと入らないので、この方法は意味がありません。
ところが、Gaobabuの場合は取っ手の向きを変えているところ(③)が違っています。
向かって右側の取っ手を外した写真。向きに注目。
末端が少しずれています。これが、その「秘密」
もう少し詳しく調べていくと・・・
上から見ると、上が内側、下が外側に向けられています。
こんな感じ。
本体に上側だけを嵌めた画像。
これなら先ほどのようにギザギサの傷跡はつかないし、きちんと固定されます。まさに、一石二鳥でです。
図で表すと、こんな感じでしょうか?
また、取っ手が入る「受け」の部分は、端が下がっていて、ここに嵌るような仕組みです。当て板を使って、他の部分が傷つかないようにし、この端の部分を削ってたら、同じ効果が出るかもしれません。
実験してみました。
ラーメンクッカーの取っ手はブラブラ。その取っ手をただ広げるだけではなく、図のように端をペンチで曲げてみました。下側の端が外側に向くように。ペンチで曲げたので、これなら簡単に元には戻りません。
うまくいかなかったので、曲げる向きなどいくつか試してみて、一番スムーズに動くように調整しました。
これだと、クッカーを持ち上げても取っ手は垂れ下がっては来ません。Gaobabuほど本体に近づいたら、磁石のように「カチッ」とくっつく感は弱いですが、便利になりました。これはいいです。
注 : ステンレス製の場合は、この方法でブラブラが改善されます。
スノピのトレック900は取っ手がステンレスなので可能です。
こんな風に途中でもとまってくれます。(しかし、焦げてるなー・・・)
蓋のカチャカチャのため、ここに凹み傷が・・・
ということで、取っ手が蓋に当たってカチャカチャと音が出る問題は、取っ手のU字型になっているところだけにシリコンチューブをつければ少し解消します。それより矢印の部分からカチャカチャが・・・
チタン製の取っ手だと、チタンは固く、径が大きいとなかなか曲げることはできませんでした。チタンは意外と脆いので、力づくで曲げるとポキッと折れるかもしれません。でも、EPIのチタンマグ330mlの蓋は簡単に曲げることが出来、どこでも止まるようになりました。
逆に、アルミは柔らかいので、元に戻ってしまうことが考えられますが、やってみる価値あり。
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