それにしても、FUTURE FOXからはいろいろ発売されてますね。
よくアイディアがでます。感心します。
小さなクッカーが乗せにくいからと、ジュニアバーナーやスノピのH&Cバーナー用の円盤型の五徳まで発売されました。
FUTURE FOX スノーピーク HOME &CAMP バーナー 専用 五徳
FUTURE FOX ジュニアバーナー専用五徳
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最初、自転車のチェーンホイールかと思いました。(失礼しました)
使ったことはありませんが、面白そうです。ただ、このステンレスの五徳。熱せられたら五徳が真っ赤に過熱されて、輻射熱がたくさん発生しそうです。大丈夫なのかなー。ちょっと怖いですね。
バーナースタンドを使った時の記憶が蘇って来ました。スタンドの周囲のステンレス板からかなりの輻射熱が出ていましたからね。
ミニ五徳といえば家庭用として、何種類か発売されています。キャンプ用ではありませんが、使えそうですよ。
パール金属 ミニ五徳 鉄製 HB-5001 ブラック(鉄) 安くて使いやすい
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特に、スノピのHome&Campバーナーは五徳がテーブルから近いので、必ず遮熱シートを使うようにと思っていましたが、大丈夫なんですね。収納性とデザインは優秀ですが、カセットコンロのように気軽に使えないのが残念。
確かダッチオーブンやスキレットなどの鋳物(鋳鉄製品)は使用不可だったような・・・
気になって調べていたら・・・
ある記事では、テーブルが輻射熱で熱くならないか、鋳鉄製の鍋に水を入れて、時間を計りながら温度を調べていました。30分でもテーブルの上は50度以内という結果。これなら安心です。テーブルに焦げなどつかないということです。
なのに、なぜダッチオーブンを使ってはいけないのでしょう?
【建材(木材)の燃焼性】
木材を徐々に加熱していくと次第に水分が蒸発し乾燥状態に至ります。
その後、約180℃を超えると木材成分の熱分解が始まり、可燃性ガスを放出し始めます。
さらに温度が上昇し約250℃程度に達した状態で、火源を近づけると、引火します《引用:法科学研究所》
別の記事によると、150℃~200℃で焦げるらしいです。(参考:木心庵)
ちょっと待って、水が沸騰するのは100℃。何分やっても鍋の温度もそれほど変わらない筈じゃー・・
紙の鍋に水を入れて火にかけても、紙は燃えない。
紙が燃える温度はおよそ300℃ですが、水は温め続けても100℃以上にはならないので、うつわは燃えないのです。 《NHK for Schoolより》
沸騰しているので、水は100℃を保ち、ダッジオーブンも100℃。しかし、長く沸騰させていたので、水の量が減ってしまい、温度を保てなくなった・・・これが温度が少し高くなった原因?
つまり、水を沸騰させて輻射熱を調べるという実験はそもそも意味がなかった、ということで理解していいのでしょうか? 水でやらず、焼き肉とかそういう調理で実験した方が良かったということですね。
「知らない」というのは恐ろしい。
また、あるページでは鉄板を熱して、何分で焼き頃になるかを調べていました。
250℃くらいまで鉄板を熱し、水滴を落とすと、ころころと玉になって弾ける。ステンレスのフライパンで調理した時に、水滴を落とすのって、どのくらい熱したらよいのかの目安でした。
表を見たら6mm厚の鉄板を10分空焚きしたら、340℃くらいになっていました。焼き肉屋の鉄板も一番熱い部分が220℃だとか(NHK)。
これじゃあ、輻射熱が相当発生しています。
それと、熱い板の鋳物製スキレットでは、蓄熱性が高いので、いつまでも高い温度を保ちます。
下は「株式会社昭和屋工業」さんの★鉄板プレス料理実験室 ★から⇓
3分間なんて、普通熱しませんが・・・これだとかなり鉄板が熱せられていますよ。
やっぱりダッチオーブンなど輻射熱が大量に発生するモノは使わない方がいいということです。
追記 : 出たー! N-project アルミ縞板 フルカバー遮熱板のコピー
Rmete SOTO ST310 専用遮熱板 シングルバーナー テーブル
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縞板の模様は少し違うし、長さも違います。
長さ 340mm X 幅 145mm 重量:約335g 材質:アルミ板厚2mm
N-Projectは 32.5㎝ × 14㎝ × 2~8㎝ 重量:350g材質:アルミ縞板【板厚3㎜ 凸部含む】
変な書体と、「おそらくサンダーで手作業で面取りされています」という説明。
「おそらく」って何ですか?
コピー品ばかり作っている某国製? 価格は2000円以下と、N-Project製よりも約4000円も安いのですが・・・真似するしかできないなんて恥ずかしい。 3g;jr。というか、3g;wejr。