スポークというと、自転車の車輪についた、あの棒状の鋼材のことを思い浮かべますが、ここでいうスポークとは・・・
スポークとは、「フォークとスプーンが一体化している」カトラリー(刃物 食卓用のナイフ、フォーク、スプーンなどの総称)です。
よく知られているのが、片方がスプーンで反対側がフォークになっているもの、一般的な先割れスプーンなどがあります。キャンプで万能なんだそうです。万能?
装備を極力減らし、軽くするためのミニマムなサイズ。
《Amazon》
小型化するために、こんな風に折りたためるタイプが主流です。ステンレス製もありますが、最近ではチタン製も増えて来ました。ただし、取っ手はステンレス製。
Boundless Voyage 超軽量チタン製 カトラリー
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これもチタン製で、スプーンとフォークの一体型。このタイプには樹脂製、木製のモノもあります。木製だと、手入れをしっかりしないと、いつの間にかカビが・・・
僕が所有しているのは「スクー」
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Amazonでは、スプーン・フォーク・先割れスプーン・一体型スポークと分類して表示しています。
使い勝手はどうでしょう?
折り畳み式・・小さくたためるのでコンパクトです。ただ、きちんとストッパーをかけても力をかけすぎると外れることがあり、その点は不安です。以前、ナイフで切ろうとして力を入れたらストッパーが外れてしまいました。ストッパーの辺りをしっかりと握りながら肉を切った記憶があります。
《Amazom キャプテンスタッグ》
一体型スポーク・・・曲線を多用したスリムなデザインのモノが多いです。
ただ、使う時には、いちいち、ひっくり返さないと使えません。それと、具や汁がついた場合、皿に立てかけておこうとすると、片方が必ずテーブルに触れてしまいます。立てかけないように工夫しないといけません。
《Amazon Boundless Voyage》
先割れタイプ・・コンパクトとはいえませんが・・・、
ヌードルもライスも、一本でこなせる山岳向けカトラリー
通常のスポークよりもフォーク部分を長くすることで、パスタやラーメン等のヌードル類が無理なくすくえるようになった。もちろんライス類もいままでのスポーク同様にすくえるので、この一本さえあれば、世界のどこに行っても快適に食事をすることができる。《Amazomの説明より》
⇓下は先割れとの違い。
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スプーン、フォーク単体に比べると、使い勝手は劣っています。使えないことはないですが・・・
どれも 一長一短
一体型になっているタイプより、スプーン、フォークと別々になっているものの方が基本的に使い勝手はいいのはわかりきったことです。
家庭で一体型や折り畳み式のカトラリーを使われている方はいないでしょう?
そのカトラリーでカレーを食べたり、ご飯をすくったり、麺を絡ませたり、スープを飲んだりしませんよね。
これって、非日常的なんです。(非日常を味わうのがキャンプだと突っ込まれても・・・)
そう考えていくと、結論がでてきそうですね。
食べやすいカトラリーがストレスなく使うことができるんですね。
だから、逆に考えて、あえて使いにくいカトラリーを持っていく理由とは?
今はチタン製のカトラリーも増えてきました。
ステンレス製とは比べ物にならないほど軽いです。重さの点ではクリアです。
ただ、軽いのは金属を薄くしているから。そのため、ステンレスのような丈夫さがない製品もあります。例えば使っていたらフォークが曲がったとか。
折り畳み式や一体型スポークにしなくてはいけないほど、装備を軽量コンパクトにしなくてはいけない、ギリギリの荷物にしないといけない場合だけ。
それよりもチタン製のカトラリーセット(箸付き)の方が便利かも?
※先日購入したSoomloomチタン7点クッカーセットについていたスポーク(先割れスプーン)とナイフ。
カチッと固定できますね。品質もよくなってきたってことかな?
キャプテンスタッグやスノピよりもフォーク部分が尖っているように感じます。
コンパクトなので便利そうです。
カトラリーについて、いろいろ調べてみるのも面白いかもしれません。
そして自分のお気に入りを見つけられたら嬉しいですね。