rmenx’s blog

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ユニフレーム キャンプケトル VS コールマン(スノピ)  追記あり 2021.08.03

我が家にある「コールマン ファイアープレイスケトル」と比べてみました。

左がユニフレーム、右がコールマンです

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※コールマンは使いこんでいるので、少し薄汚れています。

スペックは・・・

ユニフレーム キャンプケトル

【サイズ】φ130×220mm
【重量】600g
【容量】約1.6リットル (適正容量ユニフレームのページを参考)

コールマン ファイヤープレイスケトル

【サイズ】φ130×230cm

【重量】約570g

【容量】1.6リットル (満水容量)・・1.6L入れると注ぎ口の上まで水がきます

⇒ 実際に水を入れた実験

どこかの記事で「1.6Lも入るから」とありましたが、実際には満水にしてお湯を沸かすことはできません。満水とは、注ぎ口まで入れられる容量の事です。

 

スノーピーク クラッシックケトル

【サイズ】φ115×247mm
【重量】690g

【容量】1.8リットル(満水容量)

 紛らわしいです。1.6L、1.8Lと表示されていますが、実際に水を入れて使える容量は違うんですね。

全て実質容量にして表示くれればいいのに。

 

大きな違い、コールマンは蓋が外れないこと。蓋は指で押せば開けることができます。

持ち手の形も違います。細かく言えば、蓋の穴の位置も・・・

左がユニフレーム、右がコールマン。

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横から見ると、注ぎ口の角度が違うことがわかります。スノーピークはなだらかな曲線を描いています。また持ち手の握る部分の形状も違います。

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ユニフレームは平らな板? コールマンは上から埃などが入りにくい構造。スノーピークも同じ構造です。水圧で蓋が開く仕組み。

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この穴のあけ方が注ぐお湯の出方に関係あるのでしょうね。ユニフレームでは水は一番上の穴まで入れないようにと注意書きがあります。特に焚火のように火力調整が難しい場合はなおさら満水にしてはいけません。

 ★スノーピークでは、この穴の上に更に板がついていて、お湯が一度に出ない工夫がされています。

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ユニフレームは沸騰しても吹きこぼれない量は約1.5Lと言われています。(満水時2L)

それに対して、コールマンは約1.2L(満水時1.6L)。(満水=注ぎ口まで) 

ちなみにスノーピークは約1.26L(満水時1.8L) ⇐これっ、勘違いして、1.8Lまで入ると思っている方がほとんど。容量:1.8Lという数値をそのまま載せていますからね。「ステンレス製で1.8リットルと十分な容量」ではないんです。満水ではお湯を沸かせないでしょ! 吹きこぼれてきます。間違った記事はダメ! よく調べてから載せないと・・・。

実質、この3つのケトルの中で一番多く水を入れられるのはユニフレームだということがわかります。

参考になったブログ

 

蓋の裏側。

右のコールマンはネジ止めされています。ツマミは外すことはないのに・・・

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溶接の数・・ユニフレーム3つずつ、コールマン2つずつ。

それにしても大きいユニフレームの溶接跡。

スポット溶接の「〇」の大きさは直径4mmもあります。これなら外れることもないでしょう。コールマンは約2mmの楕円形。

左がユニフレーム、右がコールマン

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持ち手の幅は、ユニフレームは2㎝、コールマンは1.5㎝。

ユニフレームの方が幅が広いです。

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3つずつガッチリ溶接されているので安心感があります。

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 *スノーピークも3か所。

 

ということで、ユニフレームとコールマンのケトルを比べてみました。

どちらもトライポッド(三脚)に吊るせるし、焚火でガンガン使えます。つまり、それほどの違いはないと思います。

大事なのは耐久性。

こればっかりは使用頻度と使われ方、いろいろな条件下で使ってみないとわかりませんね。

 

 

追記 : 2021.08.03

ユニフレームのキャンプケトルは廃盤ですか?

中古のケトルがいくつもヤフオクに出品されています。¥7,500~9,000? 

中には中古品なのに¥15,000近くの値がついているものも。

新品では、さらに上?

ジャンボの中古も ¥50,000以上って異常!

悲しい・・・そして残念