この件についてはニュースでもやっていたので知っていました。
山梨県警大月署などによると、小倉さんは母親と姉、友人の家族ら約30人と21日から2泊3日でキャンプに来ていた。同日午後3時40分ごろ、自分たちのテントのそばでおやつを食べた後、先に沢沿いの遊び場に向かったほかの子どもたちを約10分遅れて1人で追いかけた。
母親が遊び場の方向へ歩いている姿を見た後の目撃情報はないという。ほかの子どもは午後4時ごろ、テントに戻った。小倉さんとは合流しなかったといい、家族が同5時過ぎ、署に通報した。小倉さんは身長約125センチ、黒色の長袖Tシャツにジーンズ姿だった。
(朝日新聞 DIGITAL)
それにしても美咲ちゃん(7)は見つかりませんね。
昨日25日からは自衛隊まで加わり (自衛隊の参加については災害ではないのに・・・などと賛否両論あります) 290人態勢で探しているのに見つからないということは、その地域にいないことも考えられますね。考えたくはないですが、どこか他の場所に連れていかれたとか・・・
家族は「キャンプにはよく行くので、キャンプ慣れはしています。わたしたちはまだ、あきらめていません。可能性があるかぎり、報道してください」とコメントしています。
でも、「キャンプ慣れ」って、どなたかもコメントしているように、ただ親と一緒にキャンプに来て、一緒に川遊びをしたり、食事したり、焚火のそばで過ごしたり、寝袋で寝たり・・と、「そういう経験をしたことがある」という意味でしょう。
小学生1年の子どもに対してキャンプ慣れている発言は違和感です。《コメントより》
実際に、自分でテントを張って、食事や焚火の用意をしたということではないので、ちょっと「感覚が違う」かなと思いました。大人とは違うんだから・・・。
こういうのを「楽観バイアス」と呼びます。
七家族でキャンプに来ていた、いわゆるグルキャン(30人)ですかー。
親は自分たちが楽しむため (酒盛り?) の準備などに追われ、その間子供達だけで遊ぼうとして・・・ということなんでしょう。キャンプ場では子供そっちのけで楽しんでいる光景を見ますから・・・
大人も子供もたくさんいるので、「誰かが見てる」と人任せ、子供のことなんか気にも留めていなかったのでしょう。一家族だけだったら、決してそんなことはしないだろうに。
(キャンプ人口は年々増えているので、これからキャンプに行く方も気をつけてください。)
山梨・道志村の青根キャンプ場 (この事件は椿荘オートキャンプ場) には毎年のように行っていましたが、道志村にはキャンプ場は多くあります。しかも、キャンプ場の周囲は山ばかり。いくら「キャンプ慣れしている」からとはいえ、山道に入り込んでしまったら、抜け出せないでしょう。
山歩きの知識がないと・・・、いや、一般の人だって山道に迷い込んだら、たいへんです。
この記事を書き始めてからも、新しいニュースが流れ・・・
ある方のコメントでは、
母親の神経が理解できない…ほんとに反省とか心配してるのかな?
もう消したみたいだけどインスタで自分のサロンのハッシュタグつけて、私の心配はしないでって…放置した反省とか捜索してくれてる方たちへのお礼もなく違和感しかない…
あなたの心配は誰もしてませんよ。
こんなときに子どものこと第一に考えて他は何も考えられないのが普通じゃないのかな?
こういう自分中心にしか考えられない親だから、自分が楽しむためだけにキャンプという名の野外飲み会で子どもを放置…お手軽キャンプブームで勘違いしてる人たちが増えて残念です。キャンプってそういうものじゃないですよね。
こんな時にインスタ・・・などと手厳しいですが、こういう見方もあるんですね。
後半のコメントについては自分も感じる部分があります。
「今日が勝負です」という言葉にも少し違和感がありましたが、親自身かなり混乱しているのでしょう。日を追うごとに誰もが焦燥感を感じ始めていることでしょう。
捜索してくださっている警察、消防、自衛隊、ボランティアの方々、本当にお疲れ様です。
たいへんでしょうが、頑張っていただきたいです。
《26日のJNNニュースより》
このところ日が沈むのも早くなり、気温もぐーんと冷え込むようになりました。道志は寒いです。
とにかく一刻も早く見つかることを願っています。