先日、圧電着火の不良がありました。何度も何度もスイッチを押しましたが、スパークが飛ぶときと飛ばない時が・・・・
スイッチを押し続けたので、指が痛くなりました。
痛くなる原因は、スイッチのボタンが小さいからです。指に対してスイッチの頭が小さいんですね。
というか、スイッチなんて、そう何度も押すものではありませんけど。
ストーブをコンパクトにするために、あえて小さくしているのかもしれませんが、このスイッチを大きくすれば指への負担も少なくなり、痛くならないはず・・・ということで、やってみました。
試作品1
スイッチの頭に四角く切ったプラバンを両面テープで貼ってあるだけの簡単なものです。
透明なものは両面テープとギボシの絶縁チューブです。
もともと4mmほどの小さなスイッチ。
それが倍の8mmと指に当たる部分が大きくなったので、スイッチ押しが楽になりました。そのため指が痛くなりません。
作業の最中に圧電装置のSOTOのシールの一部が剥がれてしまいました。
(でも、両面テープが剥がれてしまった・・・失敗!)
そんなに何度も何度もスイッチなんて押さないよ。一発着火なんだから、一回押せばいい筈。
わざわざ、こんなスイッチのアシストのプラバンなんて要らないだろう?
でもね、ST-310のアシストレバーを取り付けると着火しやすくなりますよね。火傷しにくくなるだけではなくて、スイッチそのものが大きいからなんですね。一発で着火できるとは限らないし・・・
試作品2
両面テープではなく、ホットボンドで接着したバージョンを作ってみました。
材料は、車の配線に使うギボシを覆う絶縁チューブとプラバンです。
もともとのスイッチはこれ。頭が四角い。これにギボシの絶縁チューブをハメるだけ。
絶縁チューブの切り口は、スイッチよりも少し小さめの四角なんです。しかも、ぴったり。外れにくいです。
こんな感じに。赤いシールも貼ってみました。 でも、ホットボンドの跡が汚い!
(その後、ホットボンドが剥がれてしまいました。失敗!)
やっぱりダメかー。
試作品3
そこでプラバンは諦めて、ギボシの絶縁チューブだけを取り付けてみました。ぴったりなので外れません。ワンポイントで赤いシールも貼ってみました。(このシールが剥がれるかな?)
この方がシンプルだし、見た目も綺麗。
これだけでも8mm(シールの直径)はありますから押しやすいです。
ということで、ST-330のスイッチのアシストをしてみました。スイッチは大きい方が絶対に押しやすいです。
SOTOさん! はじめっから、スイッチを指にしっくりくるように大きめに作ってくれていたら、よかったのになー。
僕の場合、カスタマイズは「元に戻せる」が基本と考えています。
本体を加工するのではなく、本体に後から取り付ける。でも取り付ける際は、本体を削ったり曲げたり・・などの加工はしません。今まで行った100均の風防や足に取りつけた風防も、取り外せば元に戻ります。
このスイッチにしても簡単に外すことができるんですね。
どうやったら、取り付けられるかを考えること、これが楽しいんです。