100均の型抜きが、そのまま装着することが出来ないST-330。径が合わないからです。
その型抜きの溶接部分を外して使ったら・・・と思ったのですが、重なっている部分が短いので、すぐに外れてしまいます。
これが型抜き。ほんの4mmしか重なってはいません。
そこで余っていた0.3mm厚のステンレス板を細く切って製作することにしました。
高さは10mm。もともとバーナーと五徳との間隔が狭いので、高くはできません。
ステンレス板をボンベに合わせて丸くして・・・・
重なる部分(ここが重要)は10mmよりも長くしています。
長くすることで、ステンレスが元に戻ろうとして、バーナー風防にぴったりと付くからなんですね。短いと、ポロッと外れやすくなってしまいます。
装着してみました。
バーナーから4mmほど顔を出しています。試作品なので高さが・・・・・・
うまく取り付けないと、バーナーの小さな穴にかぶってしまいます。
最後に保護用のビニールを外しヤスリがけをして完成。
もともと風に強く炎が消えない「すり鉢状のバーナー」です。何も乗せない状態でも上からの風に火が消えないということ。
でも、消えないのと、きちんとクッカーの底に炎が当たる・・というのとは違います。だから、クッカーを乗せれば上からの風を防ぐことができるので、炎が安定するわけです。こんな風防なんてなくても、十分に熱することができると思います。でも、風防を着けていると、なんかカッコいいですよね。
このように細いステンレス板を丸めて装着する方法は、ST-310にも応用できますね。
※早々とオークションにも似たようなモノが・・・こちらは輪にはなっていませんね。良く考えられています。値段はちょっと高いかなー? 出品者も工具と時間があれば、どなたでも作れる・・と記載しています。
工具があればね。金属ばさみか頑丈なハサミ、ヤスリさえあればね。
僕の場合は「ステンレス板 MS323 225×300mm/厚み:0.3mm ¥ 635」を切って製作しました。
一つの風防の大きさが210mm×10mmの細長い板ですから。この板なら30枚製作可能です。
そんなにいらないって! (一枚当たり20円ちょっと)
もっと安く作るなら、空のカセットボンベを金属ばさみで切って使う手もあります。塗装は焼けて黒くなってしまうのでボンベの模様は消えてしまいますよ。