車を購入した時に、すぐに欲しかったのが車用インバーター。つまり、バッテリーの12Vを100Vに変換する装置です。シガーライターからスマホに充電するためのコードは設置していますが、デジカメなどを充電出来たらいいですよね。
(写真はトヨタのページより)
でも、うちのにはありません。そこでネットで探して、「コレ」を取り付けました。
多くの電力を使う電熱器などは使えません。
裏側。
DC12Vをつなげるジャックと中央にはファン。
右の黒いのはフューズです。
というわけで、この機器を取り付けることにしたのですが、シガーライターはいつも使っているので、直接バッテリーからつなげることにしました(バッ直)。
バッテリーから電源を直接とるといってもやったことがありません。
ネットで調べると大電流を扱うので、リレーを介した方が良いという記事を見つけました。リレー? どのリレーが良い?
室内からエンジンルームに通すには?
いろんな課題山積です。
①リレーのしくみを調べ、つなぎ方も知りました。フューズボックスから電源をとる方法も調べました。車内に潜り込んで、フューズボックス内から電源をとり・・・さて、リレーはどこに取り付けたらいい? これをやるために検電テスターまで買ってしまいました。
②あの太いバッテリーコードをどうする。予想を立てて、頑丈なバーベキュー用の串を使って、室内につながっているコード束のゴムブッシュの脇から通しました。その串にコードを付けて、ぐいとひっぱり、なんとか室内に取り組むことができました。これが一番しんどかったですね。もっと細いコードでもよかったのかなー・・・。そして配線。
③でも、これだけでは終わりません。
インバータを助手席に置いたら邪魔なので、助手席のシート下に置くことにしました。ということは、コンセントを延長するしかない。
そこで役立ったのが「モノタロウ」。コンセントを二つ注文しました。電源コードは家にあったものを切って流用。この2本の電源コードの先が前面パネルにつながっています。
④インバーターのスイッチ(リレーのスイッチ)を取り付けなくてはいけません。そこで前々から考えていたことを・・・。
スペアスイッチホルダー。スイッチを取り付けるためのホルダーです。ここにUSBポートや小銭入れをつけている方もいらっしゃいますよね。
うちの車には使われていないものが7つありました。
パネルに穴を開けて電源スイッチを差し込みました。
電源スイッチはONにすると青いライトが光ります。
同様にコンセントもつけました。インバータから延長した電源コードを繋いであります。
こんなプッシュスイッチもあったんですね。こっちにすればよかったな。
エーモン 純正風プッシュスイッチ トヨタ車用
パネルはカッターで何回か切ると、裏側まですぐに貫通するので加工しやすいです。
スイッチを取り付けた写真。
中央のドリンクホルダー部分のコンセント。
まだホルダーが空いているのでUSBも付けられそうです。
インバーターのファンはかなりの騒音だったので、音の静かなパソコン用の静音ファンに交換しました。ただ、冷却効果は元のに比べて劣るでしょう・・・・・でも、六つの安全装置があるので安心。
インバータの取り付けに自信をつけたので、さらにハンドル右下にある空ホルダーにもデイライト用LEDのスイッチを組み込みました。取り付けたLEDはエンジンがかかると点灯するタイプ。便利な装置ですが、夜間エンジンをかけている間、ずっと点灯していますから、室内でON,OFFできるようにスイッチを取り付けたのです。
スイッチは前回のインバータと同様にパネルに穴を開けて加工。問題はエンジンルームと室内を結ぶコード。でも、実は後付けでライトなどを取り付けられるようにカプラーがつけてあるんですよね。そのカプラーを購入して配線すれば、いとも簡単に取り付けられました。