つまり、バッテリーの12Vを100Vに変換する装置です。
シガーライターから
スマホに充電するためのコードは設置していますが、デジカメなどを充電出来たらいいですよね。
プリウスや
プリウスPHVなどの車にははじめから「アクセサリーソケット」という100Vのソケットがついています。(これがあるので本当は
プリウスが欲しかった・・・・)
最大で1500Wの器具が使えるようです。1500Wって大きいですよね。
でも、うちの車にはありません。
そこでネットで探して、「コレ」を取り付けました。
セルスター DC/ACインバーター HG-350/12V DC12V専用
セルスター製
HG-350という商品です。
最大350W(瞬間)ですから、たいした電気器具は使えません。
多くの電力を使う電熱器などは使えませんが、ノートパソコンやデジカメの充電位できそうです。
正面。
右側に電源スイッチ。コンセントが二つついています。
裏側。
DC12Vをつなげるジャックと中央にはファン。元々、ついていたファンは五月蠅いので、すぐに静音ファンに交換しました。
右の黒いのはフューズです。
付属品。
バッテリーにつなぐための赤黒のかなり太いケーブル。
付属品:・バッテリー接続コード ・シガープラグコード
定格出力:280W 最大出力:350W 瞬間最大出力:700W
使用電源:DC12V
というわけで、この機器を取り付けることにしました。
レビューより
この大きさで定格280W使えるので非常に便利です。
ただ、注意です。
シガレットからとる場合は、説明書にあるとおり 150Wを超える場合は使えず、
バッテリから直接取ることになります。その接続コード(2m)がついています。
シガレットコネクターには、15Aヒューズ(計算上は180W)がついているので、使うとこのヒューズが飛んでしまいます。
配線とか自分でできない場合は、ディーラーとかに頼むしかありません。
もし、シガレットから取るのが必須で、150W以下しか使わないのであれば、これのランク下の商品
セルスター(CELLSTAR) パワーインバーターミニ(DC12V専用) HG-150/12V
を購入することをお勧めします。
この製品で、シガレットから取る、ケーブルがついているのが不思議です。
150W以下しか使わないでこの製品を選ぶ必要がない気がします。
あと、レビューに既にありますが、ファンがうるさいです。
車内でシガレットから取るなら、上記の HG-150 を買ってください。絶対後悔しますよ!!。
こちらは、予備バッテリで直結で緊急用でしか使っていませんので、ファンは特に問題ありません。
バッテリ直結の場合は、ヒューズが40A(平型)があり、計算上480Wまでは、ヒューズは飛びません。
カーバッテリとこのインバータの組み合わせはいいです・・・外で100Vが必要なとき便利です。
100Vの電動ジグソー(220W)が使えました。延長コードで室内から以前は取っていましたが快適です。
容量が問題なければ、家庭用掃除機も外で使えます。起動時、一瞬赤の容量オーバーがつきますが使えます。
→追記 2014/3/23
バッテリー電圧が10.5Vでアラーム音がなり、9.0V以下で100Vの供給が遮断されます。今確かめました。
シガーライターは他の機器でも使っているし、
大電力を扱うのでシガーライターでは危険だと思い、直接バッテリーからつなげることにしました (バッ直)。
ただ、バッテリーから電源を直接とるといってもやったことがありません。
ネットで調べると大電流を扱うので、リレーを介した方が良いという記事を見つけました。
リレー? どのリレーが良い?
室内からエンジンルームに通すには?
いろんな課題山積です。
①リレーのしくみを調べ、つなぎ方も知りました。
フューズボックスから電源をとる方法も調べました。
車内に潜り込んで、フューズボックス内から電源をとり・・・さて、リレーはどこに取り付けたらいい?
これをやるために検電テスターまで買ってしまいました。
こんな仕組みです⇩
リレーを作動させるスイッチ
・青線・・・リレーを作動させるための電源にスイッチを組み込みます。ヒューズボックスから電源を引きます。
・赤線の電源には、バッテリーからヒューズを介して直接太いコードをつなげています。
・電装品は、セルスターHG-350の裏側のDC12V IN(赤)に接続。
エーモン リレー 4極 DC12V車専用 20A 1245
②あの太いバッテリーコードをどうする?
バッテリーに繋がっている赤くて太いコード。
予想を立てて、頑丈なバーベキュー用の串を使って、室内につながっているコード束のゴムブッシュの脇から通しました。
その串にコードを付けて、ぐいとひっぱり、なんとか室内に取り組むことができました。これが一番しんどかったですね。
もっと細いコードでもよかったのかなー・・・。そして配線。水漏れ防止剤塗布。
③でも、これだけでは終わりません。
インバータを助手席に置いたら邪魔なので、助手席のシート下に置くことにしました。
でも、シートの下ではコンセントが使いにくいです。
そこで、コンセントを延長することにしました。
そこで役立ったのが「モノタロウ」。
コンセントを二つ注文しました。
電源コードは家にあったものを切って流用。この2本の電源コードの先が前面パネルにつながっています。
* セルスターHG-350の電源ファンはうるさかったので、静音ファンに交換してあります。
④
インバーターのスイッチ(リレー作動用のスイッチ)を取り付けなくてはいけません。そこで前々から考えていたことを・・・。
スペアスイッチホルダー。スイッチを取り付けるためのホルダーです。ここにUSBポートや小銭入れをつけている方もいらっしゃいますよね。
うちの車には使われていないものが7つもありました。
パネルに穴を開けて電源スイッチを差し込みました。
電源スイッチはONにすると青いライトが光ります。
同様にコンセントもつけました。インバータから延長した電源コードを繋いであります。
こんなプッシュスイッチもあったんですね。こっちにすればよかったな。
今は下のようなデザインのものしか見当たりません。
パネルはカッターで何回か切ると、裏側まで貫通するので加工しやすいです。
スイッチとコンセントを取り付けた写真。
中央のドリンクホルダー部分のコンセント。
まだホルダーが空いているのでUSBも付けられそうです。
インバーターのファンはかなりの騒音だったので、音の静かなパソコン用の静音ファンに交換しました。ただ、冷却効果は元のに比べて劣るでしょう・・・・・
でも、六つの安全装置があるので安心。
6つの保護機能
1出力オーバー保護:出力容量が最大出力容量を超えると強制的に電源を切る。
2出力ショート保護:出力(AC100V側)でショートすると出力を停止し、その原因が取り除かれると自動的に復帰する。
3異常温度検出保護:本製品内部の温度が75度以上になると強制的に電源を切る。
4入力逆接続保護:入力側の(+)端子と(−)端子を逆に接続した場合に、ヒューズが切れる。
5入力電圧低下保護:入力電圧が設定値以下に低下すると強制的に電源を切る。
6入力過電圧保護:入力電圧が設定値以上になった場合に強制的に電源を切る。
インバータの取り付けに自信をつけたので、さらにハンドル右下にある空ホルダーにもデイライト用LEDのスイッチを組み込みました。
取り付けたLEDはエンジンがかかると点灯するタイプ。
便利な装置ですが、夜間エンジンをかけている間、ずっと点灯していますから、室内でON,OFFできるようにスイッチを取り付けたのです。
スイッチは前回のインバータと同様にパネルに穴を開けて加工。
問題はエンジンルームと室内を結ぶコード。
でも、実は後付けでライトなどを取り付けられるようにカプラーがつけてあるんですよね。
そのカプラーを購入して配線すれば、いとも簡単に取り付けられました。
と書いてきましたが、車の電装関係の知識、そして、根気がないと、この作業は出来ません。
もう一度やってみるかと問われれば「NO!」です。
追記 : 2023.5.11
インバーターを導入するという記事⇩
シガーソケットの罠! 愛車の電源を充実させるなら ~Weeklyメンテナンス~
2023/5/11(木) 6:30配信 レスポンス
・・・・
ところで、100W程度以上の電力を車内で使いたいと思ったらどうすれば良いのだろう。その場合にはバッテリーから直の電源をインバーターに供給する必要がある。これはDIYではちょっとハードルが高いが気になる読者は自己責任でチャレンジしてみても良いだろう。
まずはエンジンルーム内にあるバッテリーに配線を接続。配線にはトラブルの場合を考えてヒューズを設置するのが必須(オーディオ用にバッテリー直電源用のキットなども売られているので利用すると良いだろう)。その配線を車内側に引き込むのが一苦労。純正配線を通しているバルクヘッドなどのグロメットに割り込ませて車内に導入するのだが、防水処理を傷めてしまうと最悪の場合には車内への漏水もあるので要注意。この作業は細心の注意を払って処理したいところ。
電源配線を車内に導入できれば、あとはバッテリーの電源を直接インバーターに接続できるのでより大電流の100V電源の利用が可能になる可能になる。ただしインバーターにも容量(○Wで表記される)があるので、使用する電気機器に合わせて余裕のある容量を選ぶ必要がある。キャンピングカーなどでは車内電源用にメインとは別にサブバッテリーを設置して、インバーターを介して電子レンジなどを駆動させているケースもあるので、工夫次第で自宅の電気環境を車内で再現することも可能だ。
・・・
《同記事より一部引用》
この記事では「リレー」について全く触れていませんが、大電流を流す場合に「リレー」を使わなくていいのかしら?