キャプテンスタッグのライスクッカー2Lについていたステンレスのフライパン。厚みが薄いせいか焦げてしまいました。ステンレスって使い方が難しいですね。
そこで、ステンレスのフライパンをもう少し調べてみました。
家庭用のステンレスのフライパン。かなりの種類と大きさの違いがありました。値段が高いものも・・・。
キャンプ用はないかなーと捜してみると、
キャプテンスタッグ フライパン 3層鋼 20cmM
「理想的に熱を伝える軟鉄を、耐食性に優れた18-10ステンレスではさんだ3層鋼(5層構造)。
抜群の熱効率と優れた耐久性を誇り、火力の強い焚火や、ますます強力化するガスバーナーにもしっかり対応します。
地面に落としたり、運搬時などにぶつけるといった少しくらいの衝撃にも耐えます。収納スタイルはもちろん、積み重ねてコンパクトに。」とあります。
《出典:上の画像は全てAmazonより》
キャプテンスタッグ フライパン 17㎝
17㎝、20㎝、23㎝と三種類発売されていますが、一番小さい17cmを選びました。
⇓下は使用済みなので、少し茶色になっていますが・・・
これって、焦げにくいんだろうなー。
ステンレス、とても綺麗です、というか、ステンレス好きなんですね。
丈夫だし、フッ素加工のように剥がれる心配もないし、しかも輝きが美しい。と思っていたら、一度使ったら茶色になってしまいました。使い方が悪かったのかなー?
三層構造といっても、ステンレスの間にアルミ・アルミ合金を挟んだもの(例:ビタクラフト オレゴン)と、このフライパンのようにステンレスに軟鉄・ニッケルを挟んだものと、鉄を挟んだものなど、いろいろあるようです。
いずれもステンレスに熱伝導のよい金属を挟むことによって調理をしやすくする工夫です。熱が伝わりやすいのは銅、その後にアルミ・鉄・と続きます。
熱伝導が良いので鉄よりもアルミを挟んだ方がより早く熱が伝わるということでしょう。値段もアルミの方が高いんでしょうね、きっと。
料理道具の世界でステンレスのフライパンと言えば、すべて三層のことを言うんだそうです。だから、料理のプロが使っているのは三層なのです。
このフライパンを使えば、気分はシェフ! 単層のフライパンはキャンプ用ぐらいかな。
ステンレスについて
ステンレスには、18-8、18-10などと種類がありますが、 18-8が一般的で汎用性が高く、SUS304と呼ばれています。 18-10は、深絞り性が高い(つまり、プレスして容器などを作る際に加工しやすい)、SUS304S。 値段は18-8より高いそうです。
キャプテンスタッグのフライパン(取り扱い上の注意より抜粋)
・3層構造のため本体フチ部にサビが発生することもありますので、ご使用後は洗浄の後、水切りを充分にし、乾燥させ、ふせないで下さい。もし、サビが出た場合は放置せず、堅めのタワシなどで洗い落として下さい。
・収納の際は、汚れ及び水分をよく取り除き、充分乾燥させてから湿気の少ない所に保管して下さい。
・こげつき等を落とす際は、ナイフ等を使用しないで下さい。
「充分に乾燥」させたり、「湿気の少ないところでの保管」したり、「ふせない」というのが大切のようです。
蓋はこれ?
このフライパンに蓋は付いていません。でも、これが使えるかも?
キャプテンスタッグのラーメンクッカー2Lの蓋 縁より1㎝ほど中に入ります。
山フライパン専用蓋。約5mほど中に入ります。こちらの方がいいです。
注意点
それはネジの部分。
堅く締めたつもりでも緩んできますので、使う際には再度確認した方がいいようです。いったん取り付けたら、取っ手を強めにグイグイと上下左右に動かしてみて、動かないようならOKです。
逆に緩め過ぎると、ネジから「Eリング」が抜け落ちてしまうことがあるので注意が必要です。小さいので紛失すると、探すのが大変ですよ。
Eリング(Amazon)
◇取っ手は上から差し込むタイプなので、ネジが緩むとフライパンが下に落ちてしまいます。その点、同じキャプテンスタッグのクッカーセット付属フライパンのように下から引っ掛けるタイプならよかったですね。
《Amazon》
最後にキャプテンスタッグのラーメンクッカー2Lと合体。
追記:2020.7.18
今はユニフレームの山フライパン深型とスタッキングしています
ご覧のようにまさにぴったりと山フライパンの底に収納できます。
★そのままでは、山フライパンの取っ手の部分が入らず、山フライパンが斜めになってしまいます。そこで、山フライパンの下に段ボールを敷けば、ほぼ平らになります。