rmenx’s blog

自然が大好きで、生き物に関連する記事も載せています。製品レビューについては、ただ製品の画像や仕様などを載せるだけではなく、実際に使ってみたり、自分なりに詳しく調べてから載せるよう心がけています。また、過去記事に追加・変更もしています。こちらも御覧になってください★間違いなどありましたら、知らせていただけるとありがたいです★ アソシエイト・プログラムへ参加 ※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

GENIOL(ゲニオール) ランタン 150CP⑤ 洗浄&点検

クリーニングニードルやジェネレーターバルブガスケットの交換といった分解作業をして、部品を新品に交換しました。

HK150用 クリーニングニードル 2166

HK150用 クリーニングニードル 2166

  • ペトロマックス(PETROMAX)
Amazon
HK150用 ジェネレーターバルブ 2203

HK150用 ジェネレーターバルブ 2203

  • ペトロマックス(PETROMAX)
Amazon

 

次はネットで調べたサンポール漬けに挑戦しました。

 

前回、圧力計やジェネレーターなどをサンポールに漬けたことがありましたが、その時は「中和作業」をしていません。水で流せばいいやー・・なんて軽い気持ちでいたのです。


ところが、トップリフレクターをサンポール漬けにしたところ、乾いたリフレクターを見ると所々に赤い模様が発生してしまいました。「なんじゃ、これ?」


さっそくネットで検索。
サンポールの酸によって表面がきれいになったのはいいのですが、空気に触れると酸化し赤くなることもあると・・・。「これかー」


ピカールで拭けば消えてしまうのですが、酸、恐ろしや! やっぱり、きちんと中和作業を施した方がよさそうです。


そこで、大きな洗面器にサンポールを入れ水で薄めました。何倍だろ・・ここはいい加減です。そして、割りばしでつかんで揺らしたり、裏返したり・・・ものの15分程度。次は中和作業です。空気に触れる前に中和する必要があるみたいなので、用意しておいた重曹をパラパラと上から振りかけました。(本当は水に溶かしてから入れるべきなのでしょうが)  


すると、すぐさまシュワーと泡が立ちました。この泡の正体は二酸化炭素らしいです。割りばしで部品を動かしなじませました。そして・・・・


今度は赤い斑点は見当たりません。大成功! 


続いて気になっていた圧力計も同様にサンポール重曹に。こちらは・・・穴がはっきりと見えました。前回は白いものが詰まったような感じでしたが、ちゃんと穴の奥まで確認できます。タンクに取り付け加圧。タイムラグもなく、すーっと圧力例の針が上がっていきました。やったー!

いやー、サンポール、よく働いてくれました。


ランタンが綺麗になったところで再点火。しかし、またまた予熱バーナーが暴走。トップフード上まで火だるまになってしまいました。圧が高すぎたのか、それともバーナーの吹き出す穴が大きいのか・・・わかりません。

f:id:rmenx13:20210130110203j:plain

せっかく綺麗になったトップフードがこんな状態に。
くすんだだけではなく、下の部分はなんと綺麗な青色に輝いています。
真鍮が熱で青色に変色?


上の部分はビカールで磨いて、青い部分はあまりにも綺麗だったのでそのままにしておきました。

 

予熱バーナーを外しました。でも、ニップルの辺りは外れなかったので、このままの状態でサンポール漬けに。これでも改善されなければ新品に交換かな。また出費!

f:id:rmenx13:20210130110220j:plain

 

予熱バーナーをクリーニングしたランタンの点火を試みました。 

f:id:rmenx13:20210130110255j:plain

こんなに炎が上がればトップフードは丸焼き状態なのは当たり前です。
勢いがよ過ぎます。これじゃ、マントル一撃。
おかげで、せっかく磨いた予熱バーナーも熱で色づいてしまいました。


ニップルからの灯油漏れが気になっていたので、再びジェネレーターを外して、ジェネレーターバルブジャケットを点検。


ジェネレーターをタンクに取り付けると・・位置がずれてしまいました。何度も外したりしているせいかゆるくなり、きつく締めようとすると 中央から少しずれてしまいました。


鉛のパッキンの交換作業が必要になりそうです。
 おかげで灯油漏れはなくなりました。
日によってコンディションが違う。
それがペトロ系のランタンの特徴のようです。