我が家のベランダの片隅に勝手に生えて来たノキシノブ。シダ植物です。
ネットでも販売されていて、小さいので¥500~¥1,000もするんですね。
よっぽど、この環境にあっているのでしょう。特に水やりするわけでもありませんが、夏の暑さにも冬の寒さにも耐えて、何年も育ち続けています。下には大量の苔。
特徴的な葉のポツポツ模様。ソーラスというのだそうです。胞子で増える?
直射日光は当たらず、風通しがいいのか、悪いのか、いつもジメジメしているので、新しい芽が続々と出てきています。
苔の保水効果のせいかもしれません。
苔類は、ベランダの床材にとっては良くないのですが、あまりに素敵なのでそのままにしてあります。
でも、今にベランダが朽ちてしまうかも。
「ロボット兵の思い」に植え替え
前々から何か植えようと思い、未だに手付かずだった「ロボット兵の思い」。この苔たちを植え替えてみることにしました。(いよいよ苔に手を出し始めたか?)
「ロボット兵の思い」を水槽内に沈めたり、テラリウム、鉢として使っている画像は見たことがあります。
アルミ製のトレイの上に「ロボット兵の思い」を乗せ、鉢植え状態だったノキシノブをいったん抜き、「ロボット兵の思い」に土を入れて高さを調整後、植え替えました。
苔はマット状になっていたものをメリメリと剥がし、上から被せたり巻き付けたりしてみました。貼り苔というんですね。
しかし、不気味な顔になってしまいました。
緑の髪の毛? ちょっとゴチャゴチャし過ぎていて、ロボット兵に見えませんね。目だけ「ギラリ」と目立っています。
まるで大きな「苔玉」のようです。ある程度定着したら、トリミングをしないといけませんね。
こんなところにもノキシノブを配置。小さいから可愛いですが、大きくなったら・・・
土が乾いてしまうと、剥がれてしまうかもしれません。ボンドで固定してしまおうか?
苔と苔の隙間には、土(粘土?)を入れて隙間をなくしてみました。
苔は、ただ被せてあるだけなので、苔が定着するかは微妙です。
テグスなどを使う固定方法もあるようですが、今回は剥がれそうな部分、浮いている部分があったので、洗濯ばさみで押さえてみました。こんなのアリかな?
さらに、一部、黒糸で縛っています。
特に、こちら側の小さな目の部分は曲線が多く、うまく貼り付けられません。所々、鉢から浮いています。そこで、苔の内側に土を埋め込んで強く押さえておきました。
後ろは見えないので貼っていません。
目の部分は金属っぽい元の鉢が露出しています。ここも苔で覆ってしまうと、ロボット兵かどうかもわからなくなりそうです。
この場所は、元々苔類が繁殖していたところなので、なんとかなりそうな気はするんです。
うまく苔が定着してくれるといいなあー。
洗濯ばさみを取り去ると、ポッカリと穴が開いていたので、庭の苔を付け足しました。
頭の上にも苔を配置。これで見た目もよくなりました。
種類の違う苔が貼り付けられています。
こういう植栽って、最初はパッとしなくても、やがて、それぞれの植物が伸び始めて落ち着き、時間をかけて完成していくんですよね。
*問題はザアザア降りの雨。土が剥き出しの部分が剥がれてしまう恐れがあります。
植木鉢で、こんな素敵な世界が作れるんですね。これはいい!!