以前(1月)、コールマンデカールについて書きましたが、今回張り直しをした時の様子を記録のために記しておきます。
今回貼りなおしたデカール。
デカールには何種類かあるのですが、同じようなものがあったので張り直しをしました。四隅の丸みがちょっと違うかな?
もし、なければ張り直しはせずにこのままの状態で保管するつもりでした。
さっそく張替えです。その前に古いボロボロのデカール剥がしをしないといけません。
ストーブの塗装が剥がれないように、傷をつけないようにと、爪で端から剥がそうと考えます。しかし、「ウッ?」剥がれない。カチンカチンです。なかなか手ごわいです。
経年変化の結果、カチカチになっていたのです。
今までのカセットコンロに貼ってあったシールとは違い、すーっといっぺんに剥がれてはくれません。
パーツクリーナーは手元になかったので、万能クリーナーを吹きかけて、爪でシコシコとやりました。でも・・・剥がれるというよりも、細かく砕けていくという感じです。
劣化して固くなったデカールが、こんな風に少しずつ割れて剥がれていく・・・
ここまでにかなり時間がかかっています。
爪が痛いです。
もうダメかー・・と思いましたが、ここであきらめるわけにもいかず・・・
あともう少し。
さすがに爪が痛くてたまらないので、爪に替わるものはないかと・・・・「そうだ、定規でやってみよう!」定規ならプラスチックだし、傷をつけないかもしれません。
最初に古いクレジットカードを使って剥がそうとしましたが、カードはペラペラなので全く効果なく、そのため爪でやっていたのです。
ところが、さすが定規! 凄い!
いっぺんにバリバリッと剥がれてくれました。(最初から、これでやればよかった)
残った糊を、いつもの「ディープクレンジングオイル」で処理。
(ホント、役立つなー、このオイル!)
塗った後に指で糊を溶かすようにグリグリと動かして・・・
傷をつけずに無事にデカールを剥がす事に成功しました。さすがオイル!
ここまでに30分以上かかってしまいましたが、最初から定規を使っていたら、もっと短い時間で剥がせたでしょう。
この後にシリコンオフで脂分を除去。
そして、ようやく貼りなおすことができました。
デカールが新しいと、新品と見違いますよ。
デカールは、ここで購入しました
年式が古いのに、やたらとデカールだけピカピカというのは張り替えた可能性がありますね。でも、同じなら問題はないと考えます。
※自己満足のために新しいデカールを貼り直しましたが、オリジナル優先という方は、張り替えない方がいいかもしれません。ぜひ経年変化のひび割れを味わってください。
ただ、ジェネレーターなど燃焼に関わる部品は新品に交換しますよね。
そう考えると、これもアリかな?