ST-310のアシストレバーは快適ですからね。ST-330の点火スイッチも「気持ちよく押せる」ようにと、いろいろ試しているところです。
前回、ギボシの絶縁チューブやプラバンを使ってみたりしましたが、いずれもしっくりしませんでした。
「押す」ことに特化したもの・・・・どんなものがあるのでしょう? 探してみました。
指で押すものと言えば・・・・家にある身近なものの中にありました。
「ノック式のシャーペン、ボールペン」 これこそ指で押すために作られている形です。いけそうです。
指が当たる部分を見ると、平らではなく緩やかにカーブしているんですね。
押しやすい形になっているので、これなら指にフィットするし、痛くはなりません。
その中でも一番合いそうなシャープペンシルを加工してみることにしました。
品名「uni ECOWRITER 100」です。
消しゴムのついているシャープペンシルです。
取り付け可能かどうかは、目測で穴の大きさや長さをチェックしていますが、やってみないと分かりません。
プラスチック部分が割れないように気をつけながら、切っていきました。
切り終わった部品をヤスリで整えて・・・
実際にハメてから切ったわけではなく、あくまでも目測で始めてしまったので、取り付けられるか少し不安でした。
穴の形は丸いのですが、スイッチは四角。でも、なんとか取り付けることに成功しました。
しかも一度ハメてしまえば、新しく取り付けたボタンはクルクルと回転はしますが、外れたりはしません。うまく引っかかっているんですね。これには驚きました。
もともとのスイッチの幅は4mm。新しいボタンの径は8mm。少し大きくなり、指にひっかかることもなく、押しやすいです。ちなみにユニフレームのUS-700の点火スイッチは6mm×6mmです。
何度も押し続けていますが、指も痛くならないし、なかなかいい感じですよ。
(一発着火なら、そう何回も押す必要はない! という突っ込みは・・・いつもの“自己満足”です。)
根元の透明部分が気になったので、黒く塗装してみました。この方が自然かな?
アップにして初めて気がついたのがココ!
ホースの付け根が斜めの状態で固く固定されています。動きません。
いいのかなー? 心配ですが、購入した直後の写真もこうなっていたので元からこういう固定のされ方だったようです。ちょっと気になりますね。もっときちんと作ってほしいものです。
ST-310では必需品だった、火傷防止のためのアシストレバーを取り付けましたが、ST-330は分離式なので火傷の心配はありません。だから取り付ける必要がないんですね。
ただ、「押しやすく、指が痛くなりにくい・・」という理由だけでアシストスイッチを製作しただけ。
まさかST-330の点火スイッチまでカスタマイズされる方はいないでしょうね。
これで、自分だけのアシストスイッチができました。
※今回使った三菱シャープペンシル「uni ECOWRITER 100」ですが、ネットで調べても見つかりません。廃盤かなー。
スイッチ部分が4mm×4mmなので、そこに被せることが出来るものなら、なんとか流用できそうですが・・・
製作される方は同じようなサイズのシャープペンシルを探してみてください。