長らくしまってあった、「コールマンのピーク1」
久しぶりにメンテナンスも兼ねて点火してみました。
中に入っているホワイトガソリンも古くなっているので、心配です。この缶も古いもの。
まずは裏の足を広げて・・
下に敷いてある黒い布はカーボーンフェルトです。(これ以上足を傷つけないため。)
まずガソリンを入れて・・・と言っても満杯に入れるとダメです。7分目ぐらいかな? タンク内の空気を圧縮するので、空気がないと圧縮できません。
このストーブを最初に点火した時は、満タンにしてしまって…失敗しました。今回もちょっと多かったなー
火力調整レバー(これ、2レバータイプです)
左側が「弱」、右側が「強」です。
(このレバーはクリーニングニードルを兼ねています。)
これはフューエルレバー。ガソリンの供給をON,OFFにするレバー。
ポンピングします。ペトロマックスの灯油ランタンのようにツマミを緩めてからポンピングします。
ツマミを反時計回りに回して緩め、ツマミの穴を親指で塞いでポンピングを始めます。何回?
50回以上はポンピングしましたね。まだ足りないかも?
ポンピングが終わったら、時計回りに回わしてツマミを固定します。
余熱の必要がないのは楽ですが、点火時に生ガスが燃えるので、かなり緊張します。
さて、いよいよ点火。
フューエルレバーをONにすると、シュルシュルという音とともにガソリンが出てきます。そして点火。
炎が立ち上がりました。かなり高く炎が上がります。
初めての方は、ビビると思いますよ。
まだ生ガスが燃えている状態なので、炎はオレンジ色です。
バーナーからは青白い炎が出ていません。
青白い炎が見え始めました。音も「シュッシュッ」と聞こえます。
でも、まだ炎はオレンジが多いです。
さらにポンピングしながら、火力調整レバーを左右に動かしてクリーニング。
火が大きくなったり、消えたり・・・でも「強」にすると点きます。
しばらくポンピングしたり、火力調整レバーを動かしたりと繰り返しました。このレバー、少し緩いよ!
すると、オレンジの炎がだんだん消えて、青白い炎だけになってきます。これが最大時。この時の音をおぼえておくといいです。
弱火だと、こんな感じ。
気が付いたこと。
火力調整レバーが緩んでいるようで、左右に動かしていると「シュッ」とガソリンが漏れているような音が聞こえます。先ほども書きましたが。少し緩いようです。
あとはガソリンが多すぎてポンピングがしにくかったこと。それ以外は問題なし。
何年振りかの点火でしたが、無事点火できました。
今流行りのカセットボンベと違って敷居は高いですが、ハマるとやめられなくなりますよ。
「3 88」なので、1988年3月製造でしょうか?
このストーブは30年以上前のものですが、さすが、コールマンのガソリンストーブは凄い!
いまだ現役です!
現在、オークションで手に入れることしかできませんが、いかがでしょう?
追記:2019年12月30日
ピーク 1 400A の収納ケース、見つけました。