翌日、約24時間後、クーラーバッグの中の氷は周囲が溶け、少し小さくなりました。でも、まだ氷は残っています。厚さは約3㎝ほど。
前回はこの時点で氷がゼロになっていましたから、かなり持ちがよくなりました。
さて、みなさんは空気中よりも水中の方が氷が早く溶けることをご存知ですか?
空気中では、熱を伝えにくいため氷が水になるための熱エネルギーを得にくいのに対して、水中では周りの水が氷に熱を伝えやすいのです。つまり、熱の伝えやすさ 水>空気 ということになります。
だから、水中の方が大気中より早く溶けます。〘YAHOOjapan知恵袋より〙
ということは、氷を長持ちさせるには、ビニール袋の中の水を捨ててしまえばいいということですね。
そこで水を出してしまうことにしました。
使っているうちに、氷が溶けてクーラーボックスの底に水が溜まってくる。この水をすぐに捨ててしまう人もいるが、ちょっと待った。水は捨てずにキープするのが正解。
氷が残っているうちは、底にある水の温度は限りなく0℃に近く、保冷を助けてくれる。中に氷が残っているか、なくなったかを、水を抜く判断の目安にしよう。
《間違いだらけかも。クーラーボックスの性能を100%使い切る11の工夫》
という記事を見かけましたが、これは間違いかな? というか、水が氷に触れていなければ正解。
空気は熱を通しにくい性質があるので、水の中に入れたままでは早く氷が溶けてしまいます。
写真ではわかりにくいですが、約24時間後の氷です。
それを密閉袋に入れ直しました。さて、この後、どのくらい保持できるでしょう?
※ということは、氷を一番溶けにくい空気中に置けばいいということになります。溶けた水が下にたまるように氷をザルに入れておいて・・・
その方法は? 研究の余地ありです。
上に氷を置いて溶けた水が下にたまるような、そんなモノを誰か開発してくれませんかね。
※約30時間後、氷はさらに1/3ほどになりました。でも、まだ残ってますね、すごいです。
※約35時間後の氷。とうとうこんなに小さくなってしまいました。氷は溶けても庫内はしばらくは冷蔵状態は続くでしょう。よくがんばってくれました。(途中で氷の入っていた袋の水を取り除いたのがよかったのかな?)
35時間。
一日目・・・午前7時に氷を入れて、
二日目・・・午前7時で24時間。そこから9時間で午後6時ぐらいまで持ったということになります。
氷が二つなら、さらに長時間保冷を保てますね。
★普段から車に積んでおき、スーパーなどで冷凍品・冷蔵品を購入した時に、このクーラーボックスに入れて持ち帰ります。
とても便利ですよ。